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○○年前の自分へのアドバイス

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店舗設計を仕事にして10年超え。就職、独立、結婚、育児。人生中盤スタート地点、キャリアも中堅を迎えた今だからこそ伝えたい、昔の自分へのアドバイス。
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2018年10月の記事一覧

はじめての売り込み

はじめての売り込み

僕が2006年に初めて売り込みに行った時の話をします。

2005年に大阪の専門学校を卒業して
そのまま大阪で展覧会をしたり、コンペに出したり、アートイベントに出展したり、思いつく限りの事を片っ端からやっていたんですが
ほとんどイラストの仕事に繋がらなかったので
このままでは絵で生活するのは難しいなと思い。東京の出版社に売り込みに行ってみようと思いました。

ですが、売り込みといってもどこにどうや

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死からいちばん遠いわたしは、今日も無敵

死からいちばん遠いわたしは、今日も無敵

仕事で関わったPRムービーの完パケが送られてきた。

基本的に画面には映らないインタビュアーの仕事だったけど、じつは端役で一瞬だけ出演している。恥ずかしさもあって、ドキドキしながらそのシーンを迎えると……。

ドキドキが吹っ飛んだ。思わずパソコンの画面にかぶりついた。

「老 い て る!!!」

え、これ、わたしなんだ……? 頭の中で思い描いていた自分、普段鏡で見ている自分より、明らかに年齢を重

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これからのブルーオーシャンと未踏のオーシャンについて

僕は経験していませんが、日本には高度経済成長期という時期がありました。そしてバブル景気と呼ばれる時代がありました。

僕は今35歳で、そのバブル景気が終わったのが僕が8歳の時。今では失われた20年と言われる(もう27年ですが)時代を生きてきました。

色々な意見や見解はあると思いますが、経済成長を支えた1つの要因に「借金と物の消費」という構造がありました。

車や家、家電製品やブランド物など、戦後

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時間のカツアゲにあわない為に

時間のカツアゲにあわない為に

仕事をしていて思うのだけれど、誰がやってもいい作業的な内容というものは暗黙の押し付けあいになりがち。

これが組織だと明確な序列があって、経験の浅い新人が誰でもできて実利も少ない作業的なことを担当したりするのだけれど、1人会社であるフリーランスになるとこれが結構ボトルネックになってくるんです。

ちょっと言い方は悪いのだけれど、それこそ椅子取りゲームとか、トランプのババ抜きみたいに作業的なハズレカ

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料理とラグビーと高速道路。

料理とラグビーと高速道路。

「狭き門より入れ」という言葉がありますけど、これはやはり真実を突いているなあと感じます。

「昔の人はいいことを言う」っていうんじゃなくて、膨大な言葉の中で時間というふるいにかけられて残るのが真理なのでしょう。

真理は真理ですが、それに目をつぶって気づかないふりをする方法もあります。それが現在の「広き門でも大丈夫」という考え方で、これは単純に言ってしまうと心が弱い人を相手にしたビジネスです。「勉

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みんなもっとSNSで人に頼っても良いんじゃないか説

みんなもっとSNSで人に頼っても良いんじゃないか説

近年、「やりたいことがある」とか「やるべきことがある」と思った時、すぐに実現しやすい時代になりました。

例えば「こんな仕事したいなぁ」とツイッターで呟いたら実際に実現したとか「これ欲しいなぁ」と呟けば「あげる」と連絡が来て数日後には自分の手元にあったり...。

でも正直、そんな夢のようなことを叶えられるのは、ある程度影響力を持った人だけではないかと思う人も多いと思います。

堀江貴文さんがよく

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クリエイターなら読んでおきたいオススメの本

クリエイターなら読んでおきたいオススメの本

以前もらった質問で、デザイナーとしてどのnoteを読めばいいか?と聞かれました。

その時の質問は僕のnoteの中でのデザイン関連のオススメを教えて欲しいという事だったのですが、正直いうと僕のnoteよりも遥かに有益かつ普遍的な名著がこの世の中にはたくさんあります。

今日はデザイナー歴12年、高校時代からデザイン系の学科で学び続けてきた僕が、長い目で見て役立っている本をオススメしておきます。

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