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森のようちえんの日々

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東京都内の森のようちえんへ通う長女との日々。夫婦フリーランスでの子育て話など。
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#日記

好きだけど邪魔なんだ

好きだけど邪魔なんだ

ひどい親だと思う。リモートワークに休校と外出自粛が重なった結果、家族が常に一緒にいる。そうなると、どうしても我が子のことでも「邪魔だなぁ...」と思ってしまう時がある。

文字通りの四六時中、ずっと一緒。

病めるときも健やかなるときもステイホーム、ただし仕事もしながら子供の面倒も見つつ、買出しは一人で1度に3日分を買ってこい、という生活。

これ、本当にみんな3日分を1回で買えてるの?

車ナシ

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続・ブラトップの干し方がわからない

続・ブラトップの干し方がわからない

まず最初に断っておくが、この干し方のわからないブラトップは僕のじゃない。妻のだ。

そんな書き出しで綴った洗濯モノ干し方問題への提言も早1年前になりつつある。あれから1年、残念ながら僕はちっとも進歩できていないらしい。

当初は干し方がわからなかった新生児用の服たちは、結局干し方がわからないまま娘たちが大きくなって、タンスの奥へと吸い込まれるように消えていった。

よだれやら何やらで謎のシミが残っ

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2歳の次女の入園日

2歳の次女の入園日

親の僕が弱って立ち止まっている間にも、幼い娘たちはどんどん成長していく。

気づけば次女も2月で2歳になり、桜の咲く時期を迎えて、ついに保育デビューの日がやってきた。

長女が2歳で通いはじめて今年で4年目、ついに最終学年の年長さんになった森のようちえん。同じ園に次女も4月から通い始めることになった。

そして月曜日。今日は記念すべきデビュー戦とも言える日だ。

すでに姉の送り迎えに付き合わされて

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育児新兵諸君への家庭内パンデミック防衛論

育児新兵諸君への家庭内パンデミック防衛論

育児期の家庭にとって、年末年始は戦争だ。

すでに季節は12月。年末年始は育児世帯にとってはイベント盛りだくさんの大繁忙期だ。実家への帰省がある家では民族大移動もあるだろう。

なんで好きこのんで激混みの新幹線自由席で暴れる子供たちを世話しつつ移動しなければいけないのか?かと思って車を使えば今度は渋滞にハマり、渋滞の中で腹が減っただトイレ行きたいだ大合唱が始まりかねない。。。

それなら家で過ごそ

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お父さんはキュアメタボ

お父さんはキュアメタボ

本日は日曜日。もう12月が始まっているらしいのだけれど、師走で走り始める前にドクターストップで一家全滅の危機を迎えておりました。。。

義母が虫垂炎(盲腸)で緊急入院したり、その直後に妻がなんか胃の調子が悪いと言っていたら登園直後に長女がマーライオンになって感染性胃腸炎が判明したり・・・(もちろん直帰。仕事は全てキャンセルして延期。)

次女も咳がずっと止まらないから一緒に通院したら、どうも喘息の

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森のようちえんと娘たち

森のようちえんと娘たち

うちにはもうすぐ5歳の長女と、2歳になる次女がいる。長女は森のようちえんというちょっと変わった幼稚園に通っていて、園舎がなく1日を森の中で遊んで過ごしている。

元々は北欧発の幼児教育である森のようちえんは、NPO法人森のようちえんネットワークというゆるい団体はあるものの、牧歌的で文字通りの自然派のようちえん 。

園舎がないから毎日のお昼ご飯はお弁当で外で食べる。つまり毎日が遠足で、毎日がピクニ

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人生でこれほど誰かの尻を拭くとは思っていなかった

人生でこれほど誰かの尻を拭くとは思っていなかった

子供が産まれて父親もガッツリ育児参加するとぶつかると言われている壁の1つ。それがオムツ交換。

人によっては小は大丈夫でも大は交換を妻に頼むとか聞くのですが、マジですか?そんなにキツイか?

確かに初期の頃こそヨーグルト状で匂いも大した事ない色付きオシッコちょいドロドロくらいな感じなのだけれど、離乳食が始まると途端に臭くなり始めて、2歳前後ではもはや立派な大人顔負けのクサさ。

それでも2匹の、い

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こどものイヤイヤ期と、親のイライラ期

こどものイヤイヤ期と、親のイライラ期

子育てをしていると痛感するんですけど、よく言われる魔の2歳児&イヤイヤ期、この時期のしんどさ。。。

1人目の育児の時は噂に聞いていたやつはコレか!と、ちょっとした感動すら覚えました。見守り、楽しむ余裕もあった。

が、4歳でまだワガママ盛りの1人目を育てつつ、1歳半の2人目がイヤイヤ期に突入して板挟みの状態に・・・。

この2対1で数的不利な状況で、さらにダブルでイヤイヤに突入すると、もうヤバい

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男親だからって娘を溺愛しているわけじゃない

男親だからって娘を溺愛しているわけじゃない

うちには娘が2人いる。12月末で5歳の長女と、来年2月で2歳の次女。

メンクイの自分がほぼ一目惚れに近い形で一緒になった妻との子供なので、当然ながらかわいい・・・はずなんだが、母親ではなく僕の方に似ているので、将来きっとお母さんに似たかったと責められる気がしている。

そんな幼くもかわいい娘が2人いる父親というポジションだと、目に入れても痛くないでしょ〜?とか、お父さん溺愛しちゃってるんじゃない

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なぜうちの娘は野菜を食べてくれないのか?

なぜうちの娘は野菜を食べてくれないのか?

子育ては毎日が悩みとのぶつかり稽古である。

そして、2人目はともかく1人目の子育ては日々全てが初見殺しの難問ばかりなので、かなり苦戦する。

子育て系の雑誌に載っているいわゆる通説は外れるし、うちはこれでうまくいったよ!は自分の子供にはハマらないパターンも多々ある。

そんな中で、うちの現在の悩みは・・・

・片付けしない
・野菜食べてくれない(特に葉物)

この二つが非常に大きい。

そして、

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パパの感じるヒロイズム

パパの感じるヒロイズム

父親になって、自分が父親だという自覚を持つまでにはタイムラグがあるという。

胎内でこどもを育てて出産する女性に対して、妊娠出産授乳を伴わない男性側には父性芽生えポイントがほぼない。

10ヶ月の妊娠期間中の検診への付き添いやエコー確認、名前を考えたりベビー用品を揃えても頭はどこか上の空。

実際に産まれて抱き上げても、これぞ我が子!と喜びが吹き出す訳ではなかった。

軽くて小さくて暖かい命そのも

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4年目の子育てでわからないこと

4年目の子育てでわからないこと

今、うちには4歳と1歳の娘がいます。子供のいる暮らしにもだいぶ慣れてきたとはいえ、夫婦フリーランス+子供2人という構成での生き方はそれなりに思う通りに進まないエキサイティングな日々です。

特に保育園とかへ預けてのフルタイム労働ではなく、長女のみ9:00-13:30の短時間の森のようちえんというちょっと変わった屋外保育の園へ通わせています。

当然ですがそんな保育時間なので、いつも夫婦のどちらか(

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収穫でまなぶ原体験のグラデーション

収穫でまなぶ原体験のグラデーション

昨日、仕事先の成田の農園さんのNOLANDへ幼稚園の友人や仕事仲間の白石夫妻とブルーベリー狩りへ行ってきました。

炎天下の猛暑日で、しかも昼間の日中だったので大人も子供も汗だくでしたが、無農薬で育てられたブルーベリーを摘みながらの収穫体験。サービスで畑になっているピーマンやナスやカボチャも収穫させてもらいました。

実際に食べ物ができているところを見て、とって、食べる。

当たり前に思える行為な

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子育ては補助輪みたいなものなのかもしれない

子育ては補助輪みたいなものなのかもしれない

子育てがはじまって、気がついたらあっという間に長女も4歳。次女はさらに時間が早く感じて、気づけば1歳半で歩きまわっている。

一度経験したことは、体感時間が短く感じる。子育ても同じで、はじめて戸惑いながら育てていた長女の時の0歳〜1歳の1年間と、次女の0歳〜1歳の1年間ではなんだか時間の流れ方が違う気がする。

先日、ついに長女の自転車の補助輪が外れた。

もともと室内用のチビ三輪車に始まり、スト

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