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森のようちえんの日々

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東京都内の森のようちえんへ通う長女との日々。夫婦フリーランスでの子育て話など。
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#幼児教育

森のようちえん卒園式、娘を4年間通わせてみて

森のようちえん卒園式、娘を4年間通わせてみて

森のようちえん、という活動を知っていますか?

もともとは北欧発祥の、園舎がなく森で過ごす保育をする活動です。

人工的な遊具をあまり使わずに自然の中のもので工夫して遊んだり、雨の日も雪の日も屋外ですごしたり、基本になる思想はあるものの他の幼児教育よりもゆるいのが特徴です。

幼児教育というと、世界三大幼児教育が有名です。モンテッソーリ、シュタイナー、レッジョ・エミリア。都内なら「まちの保育園」さ

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森のようちえんと娘たち

森のようちえんと娘たち

うちにはもうすぐ5歳の長女と、2歳になる次女がいる。長女は森のようちえんというちょっと変わった幼稚園に通っていて、園舎がなく1日を森の中で遊んで過ごしている。

元々は北欧発の幼児教育である森のようちえんは、NPO法人森のようちえんネットワークというゆるい団体はあるものの、牧歌的で文字通りの自然派のようちえん 。

園舎がないから毎日のお昼ご飯はお弁当で外で食べる。つまり毎日が遠足で、毎日がピクニ

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収穫でまなぶ原体験のグラデーション

収穫でまなぶ原体験のグラデーション

昨日、仕事先の成田の農園さんのNOLANDへ幼稚園の友人や仕事仲間の白石夫妻とブルーベリー狩りへ行ってきました。

炎天下の猛暑日で、しかも昼間の日中だったので大人も子供も汗だくでしたが、無農薬で育てられたブルーベリーを摘みながらの収穫体験。サービスで畑になっているピーマンやナスやカボチャも収穫させてもらいました。

実際に食べ物ができているところを見て、とって、食べる。

当たり前に思える行為な

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コドモ受けとオトナ受け、アンパンマンこそ最強のキャラデザなのかもしれない

コドモ受けとオトナ受け、アンパンマンこそ最強のキャラデザなのかもしれない

くやしい。。。父親になる前から、僕はデザイナーだった。

学生時代にはNeafの積木の美しさにおどろき、サブダの仕掛け絵本に一喜一憂し、オモチャやボードゲームを作る課題にハマって徹夜で作り込んだりしていた。

僕が教わっていた桑沢デザイン研究所は、バウハウスのモダンデザイン教育を下敷きにしていて、必然的に美しさの基準がミニマル寄りの教育が多かった。

だから、いつか自分が親になったら、こどもに買い

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noteで森のようちえんを語る人&記事

noteで森のようちえんを語る人&記事

僕の大好きな森のようちえんを語る人は僕だけではありません◎
せっかくなので、皆さんにも紹介したいなと思いますー^^

森のようちえんを語る人
・ヤマシタサトシ(OFFRECO/インテリアデザイナー)さん
・加藤 雄也 /ノヤマカンパニーさん
・かとうちはる/ノヤマカンパニーさん
・野村直子/new education LittleTreeさん
森のようちえんの記事
・【北欧視察】森の園児から学んだ

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東京都内で娘を森のようちえんに2年間通わせてみて

東京都内で娘を森のようちえんに2年間通わせてみて

早いもので2018年も3月になり、卒業・卒園シーズン真っ只中。うちの娘の通っている森のようちえんも先日お楽しみ会的な終業式があって、この土日から一ヶ月の春休みに入りました。

そう、本当に早いもので1歳半で体験入園に行き、2歳から通わせ始めた娘も4歳になりました。森のようちえんにも丸っと2年通わせた事になります。(1年前の記事はこっち)

いやぁ〜・・・大変だったわ。マジで。

雨でも雪でも森への

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2歳の娘を森のようちえんへ通わせてみて

2歳の娘を森のようちえんへ通わせてみて

現在、ヤマシタ家は夫婦+こども2人。こどもは3歳の娘と0歳の娘の姉妹です。

そして、夫婦ともにフリーランスで仕事をしています。待機児童問題の例に漏れず、夫婦共働きであろうとフリーランス=自宅勤務=緊急度低いので公立の保育園は入れません。

色々と悩んで検討した結果、2歳から保育をしてくれる森のようちえんへ通わせる事にしたのが2016年のこと。

森のようちえんというのは園舎がなく毎日お弁当持参、

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