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森のようちえんの日々

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東京都内の森のようちえんへ通う長女との日々。夫婦フリーランスでの子育て話など。
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#子育て

育児新兵に贈る、洗濯戦線を乗り越える道具たち

育児新兵に贈る、洗濯戦線を乗り越える道具たち

ついにというか、長女が4年間の森のようちえんが終わり卒園しました。

長かったような...短かったような...

そんな紆余曲折のアレコレは先日noteで書きました。

で、この中で何度も「洗濯が地獄」と書いていたのですが、マジでいわゆる洗濯じゃないんですよ。相手は泥、枝、葉っぱ、ナゾノクサです。

当然ですけど、そのまんま洗濯機へGo!なんてできるわけもなく...

こういうのですからね。一緒に

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娘に好かれたいなら大事にするべきは妻

娘に好かれたいなら大事にするべきは妻

娘がいます。いやいや、別にワケありの子供ではなくて、婚姻関係のある妻との間の娘です。ポケットの中のビスケットよろしく、気づいたら2人に増えてました。

でね、そりゃ惚れた妻の遺伝子が入っている娘だからね、かわいいんですよ。イヤイヤ期こそあれど、腹立つことも邪魔だと思うこともあれど、まぁかわいい。寝顔を見れば大体許せる。

そして気づけばどんどん成長していて、今時の子供らしく手足も長くなってきて、来

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育児中についしてしまう理不尽な叱り方

育児中についしてしまう理不尽な叱り方

森のようちえんの親子キャンプという、親子で参加する1泊2日コテージ泊の軽井沢旅行。

その夜、こどもたちが寝静まった後に大人だけでお酒を入れつつの歓談タイムで、やはり話題は家庭と育児の話へ。

キャンプへ向かう当日、わがやは台風並みの大荒れだった。いや、正確には前夜から大荒れ。

僕は打合せがあり外に出ていて、妻が娘2人を見ながら準備。

こども2人に邪魔されて準備がろくに進まない中で、ちょうど生

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11kgと20kg

11kgと20kg

人生でこれほど誰かを抱くことになるとは思っていなかった。娘の話だ。うちにはもうすぐ3歳と6歳になる2人の娘がいる。

ちなみに上は20kg、下は11kgの重量がある。

一般的な物の重さに換算すると、2L入りペットボトルの6本入りダンボールが約12kgだ。缶ビール24缶入りのダンボールがだいたい9kgくらいなので、上の娘はあの24缶入りダンボールが2つ分+αの重さだ。

だいたいの重量は想像しても

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カブトムシに泣いた話

カブトムシに泣いた話

カブトムシをご存知だろうか?aikoの歌うアレじゃない、マジモンの甲虫のムシキングの方だ。

知っていても、本物を見かける事は東京ではそうそうない。セミやトンボと違ってレア度は高めで、東京でも西寄りの山側へ行けばいたりするが、コンクリートジャングルで見かける事はあまりない。

そんなレア昆虫カブトムシ、どうも今年の夏はうちの娘の幼稚園ではカブトムシブームがきていたようで、みんながこぞってカブトムシ

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子供を望んでもなかなか授からない問題

子供を望んでもなかなか授からない問題

少子化が問題だと叫ばれている中で、うちには2匹の...じゃなくて2人の娘がいる。そりゃあもうかわいい。かわいさ余って憎さや怒りが沸き上がってくるレベルで自由奔放で天真爛漫で傍若無人で跳梁跋扈。部屋はいつでも空き巣に入られたようになっている。

で、うちはたまたま結婚出産育児がAmazonPrime便のごとく数回クリックでスムーズに決まってしまったのだけれど、聞くところによれば僕の両親は最初はなかな

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自分で決めさせる育児について

自分で決めさせる育児について

育児って、自分が受けてきたことを自分のこどもにも受けさせがちらしいんですよね。例えば、お母さんが大卒の場合、そのこどもにも大学卒業レベルまでは教育をしたくなるみたいです。

エビデンスなしで語るとあれなんで、ちょっと根拠おいておきますね。国立教育政策研究所の、国のお金を投じて行った調査研究の結果レポートです。

こういうの見るの苦手な人の為にザックリ要約すると、こどもの学歴に対して父親の学歴は影響

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「なつやすみ」という地獄について

「なつやすみ」という地獄について

暑い。東京はなかなか空けない梅雨が終わった途端に一点猛暑、7月なのに涼しくて心配...とか思っていた僕の不安を返して欲しい。なんだよこれ、暑すぎるだろ。

僕はワケあって日本よりもっと南の赤道直下の常夏の国で生まれた。

幼少期、ギリギリ記憶のない2歳ちょっとまでフィリピン共和国という国にいたので、暑さにはそこそこ強い。

なんでも、幼少期に過ごした地域によって使われる毛穴の数が大体決まるらしい。

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こどもは夫妻の負債なのか?

こどもは夫妻の負債なのか?

僕らの住んでいる日本という国が少子高齢化でヤバいというのは、それこそもう20年前くらいから耳にしてきた気がする。

どれくらいヤバイかは総務省あたりの資料を見てもらった方がいいから、知らない人はこちらをどうぞ。

まぁ、要するに人口減&高齢化で国の全産業が沈んでいって、社会保障は吹き飛び、インフラ整備はお金も人手も追いつかず、荒廃した北斗の拳の世紀末ヒャッハー!な未来になる確率が高いらしい。

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批評家ではなく実務家でありたい

批評家ではなく実務家でありたい

常々、ずっと思っていることがある。世の中ではなぜこうも自分では作ってもいない、作れもしないものに対してアレコレ言いたがるのだろうか?

自分にできないのに他人に期待して、それを丸投げしたあげくに期待はずれの判を押す。その傲慢さに客観的に気づいた時、なんという身勝手な振る舞いだろうと恥ずかしくなる。

・・・そう、僕だよ。これは自分自身の話だ。

育児をしていて、まだこの世に生まれて数年という娘たち

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育児新兵諸君への家庭内パンデミック防衛論

育児新兵諸君への家庭内パンデミック防衛論

育児期の家庭にとって、年末年始は戦争だ。

すでに季節は12月。年末年始は育児世帯にとってはイベント盛りだくさんの大繁忙期だ。実家への帰省がある家では民族大移動もあるだろう。

なんで好きこのんで激混みの新幹線自由席で暴れる子供たちを世話しつつ移動しなければいけないのか?かと思って車を使えば今度は渋滞にハマり、渋滞の中で腹が減っただトイレ行きたいだ大合唱が始まりかねない。。。

それなら家で過ごそ

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人生でこれほど誰かの尻を拭くとは思っていなかった

人生でこれほど誰かの尻を拭くとは思っていなかった

子供が産まれて父親もガッツリ育児参加するとぶつかると言われている壁の1つ。それがオムツ交換。

人によっては小は大丈夫でも大は交換を妻に頼むとか聞くのですが、マジですか?そんなにキツイか?

確かに初期の頃こそヨーグルト状で匂いも大した事ない色付きオシッコちょいドロドロくらいな感じなのだけれど、離乳食が始まると途端に臭くなり始めて、2歳前後ではもはや立派な大人顔負けのクサさ。

それでも2匹の、い

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こどものイヤイヤ期と、親のイライラ期

こどものイヤイヤ期と、親のイライラ期

子育てをしていると痛感するんですけど、よく言われる魔の2歳児&イヤイヤ期、この時期のしんどさ。。。

1人目の育児の時は噂に聞いていたやつはコレか!と、ちょっとした感動すら覚えました。見守り、楽しむ余裕もあった。

が、4歳でまだワガママ盛りの1人目を育てつつ、1歳半の2人目がイヤイヤ期に突入して板挟みの状態に・・・。

この2対1で数的不利な状況で、さらにダブルでイヤイヤに突入すると、もうヤバい

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男親だからって娘を溺愛しているわけじゃない

男親だからって娘を溺愛しているわけじゃない

うちには娘が2人いる。12月末で5歳の長女と、来年2月で2歳の次女。

メンクイの自分がほぼ一目惚れに近い形で一緒になった妻との子供なので、当然ながらかわいい・・・はずなんだが、母親ではなく僕の方に似ているので、将来きっとお母さんに似たかったと責められる気がしている。

そんな幼くもかわいい娘が2人いる父親というポジションだと、目に入れても痛くないでしょ〜?とか、お父さん溺愛しちゃってるんじゃない

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