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創作と生活と綱渡りと

創作と家庭は相容れない。その意見には一理あると思う。

思えば、僕の周りの活躍する方々の中にも、家庭ではうまくいかず離婚を選択したり、独身を貫いたりしている人もいる。

逆に、家族やこどもがいても活躍されている方もいる。人によるといえばそれまでなのだけれど、体感では前者の比率の方が高く感じる。

そりゃそうだ、自分の待ち時間全てを仕事にフルベッドできる人と、バランスを見て割り振っている人と、その露出量に差が出るのは当然か。

どっちが良いとか、どっちが上とか、そういう話がしたいわけではない。この手の比較は不毛であるのも承知の上だ。

それでも、たまに「もしも全ての時間とエネルギーを仕事にかけられたら」という事を考えてしまう時がある。活躍しているあの人だって家庭があったら今ほどはできまい、という醜い嫉妬心が芽を出す時がある。

それが馬鹿げた妄想で、ただの言い訳だという事がわかる程度には理性はあるけれど。。。


綱渡りこそ醍醐味

創作と家庭の両立が難しいのは間違いない。でも、現代ではその両立が求められるし、どちらかを捨てて邁進する道を選ぶ自由もある。

それでも両方をいいとこ取りして、行ったり来たりしつつなんとかやりくりをしたいと思うのは、甘い判断なのだろうか?

細切れの時間をつなぎ合わせながら仕事をして、その上で半分とまではいかないが家事育児もやり、税金や家賃や食費を支払い、色々なことに辻褄を合わせて生きている。

満足するクオリティには遠く及ばず、時間と資金はいつだって枯渇気味だ。

こんな綱渡りの暮らしだから、時にはどっちかに思いっきり振ってみたいと思ったり、いっそこの綱から飛び降りてしまおうかと思う時もある。

でもそれをしないのは、勇気がないからだし、両方とも大事だと思っているからだし、なんとかなるんじゃないか?という甘い希望にすがっているからだ。

ギリギリの危うさと、でもそれをなんとか凌いでいる状況を、なんだかんだで楽しめているような気もする。


リスクとリターンは釣り合っている

結局のところ、世の中は等価交換だ。リスクとリターンは釣り合っている。

家庭があるからこその幸せや充実、心の平穏、感じられる温もりは確実にある。

わが子が健康に生まれ、のびのびと時にわがままに育っていく様は何ものにも代えられない楽しみで喜びでもある。

同時に、家庭を持ち子供を持つからこそのリスクもある。

金銭面、自由になる時間、物理的な拘束や制限は多々あり、ビジネスという面ではこれらは大きなハンディキャップのように感じる時がある。


まぁ、それも含めてリスクを引き受けたからこそのリターンがあるワケだから、引き受けたリスクに対して不公平だとかとやかく言うのは筋が悪い。

今日はだいぶ愚痴っぽく書いてしまったけれど、仕事と家庭の両立やバランス、みんなは一体どうやって工夫しているのだろうか?何か良い知恵があれば教えて欲しい。

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