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フリーランスにとって一番大切なこと

新卒で一部上場企業のインハウスになり、その後独立してフリーランスになり気づけば6年...独立しても1年もたない人が多い中では、なんやかんやでよくやれてる方だとは思う。

これだけ続けてきた中で、やはり色々あった。続けてきて失敗もたくさんしてきたので、この道を後からくる人たちのために道しるべを少しだけ書き残しておこう。

もしも、フリーランスにとっていちばん大切なものが何か?と聞かれたら、なんだと思う?

仕事がなくても食いつなげるお金?
クライアントからの信頼?
仕事をとってこれるコネやツテ?
圧倒的なスキル?

もちろん、どれも大切だ。大切だけれど、実はこのどれよりも大切なものがある。

それは、あなたの健康だ。

正確には一番の資産は「時間」なのだけれど、その時間の使い方を大きく左右するのが健康だからだ。


健康が崩れるリスクを考えよう

これはちょっと考えればわかる事なのだけれど、少し実際の経験を踏まえて例を出そう。

フリーランスとして働いていて、だいたいまぁ月50万円くらい稼いでいるとしようか。

ある時、難易度高めでスケジュールもタイト、担当者も多くて調整も難しく、明らかにオーバーワークになるけれど月100万円の案件が来たとしよう。

その案件を受けて、いつもの案件もなんとか回して、月150万円の売上が上がった。ここまではとても良い。

だが、結果としてオーバーワークで体調を崩してその後3ヶ月間仕事が手につかなくなったらどうだろう?

月50万円稼げていた案件がない分、50万円×3ヶ月=150万円のマイナスで結局稼いだ分は飛んでしまう。おまけに、継続して受けていた案件も穴が空いて受けられなくなり、ゼロスタートに逆戻り。

これがフリーランスで1人経営者の恐ろしいところなんだよ。


あなたの代わりがいない、という価値と恐怖

個人の時代と言われ始めて、属人的なスキルや発信力や個性こそ価値になりつつある。

けれど、同時に個人の時代に即した組織の作り方をするところも出て来ていて、最終的にはある程度の交代可能なさまざまなタレント(能力者)を抱えた組織がいちばん強くなるんじゃないかと僕は思っている。

フリーランスの恐ろしいところは、個人としての個性を高めるほどに付加価値が上がり、報酬も上がるところだ。これは逆にいえば、代替不能な人材になるほど稼げるという事でもある。

つまり「あなたの代わりがいない」状態ほどフリーランスは強くなる。

これが実はめちゃくちゃリスクが高い事でもある。

自分の代わりがいないという事は自分以外では成立しないという事で、代わりの人をアサインして代打で回したり、しばらく休養するから交代っていうワケにいかなくなる。

フリーランスで生きる上では、「あなたの代わりがいない」状態=属人的な高付加価値を維持しながら、代打が必要になる状態=健康不良や事故などをいかに避けるかが至上命題になるのだ。


だから、体力に任せて無理やりにブン回すような働き方はオススメできない。

たとえ今、無理ができて回せたとしても、そのツケは近い将来払うことになる。その時に今よりも自分の価値が上がっていれば、利子をつけてそのツケをたっぷり払うことを頭に入れておこう。

1にも2にもとにかく健康管理が命だ。当たり前だけれど、食事と睡眠と運動。精神的負荷の少ないワクワクできる仕事や生活を1番に考えよう。

その上で、クオリティの高い仕事をきちんと発信していけば、道は必ずつながっていく。まずは全ては体が資本、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、ちゃんと遊ぼう。

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