ネットコンテンツには色々あるけれど、地道にコツコツとやってもちゃんと反響をもらえる率が高いのが「あなたの代わりに調べておきました」系のコンテンツ。

ちょっと困った時の調べ物の回答から、この前書いた「2018年9月現在のSNS利用者数とSNSマーケの考察」みたいなデータを基にした仮説の記事とか。

多くの人は興味を持っても深掘り→調べてデータ揃えて仮説組んでいる余裕はない（めんどくさい）から、さらっと読めるようにまとめておくと喜ばれます。

でも、実はこれ系の記事って記事を作る自分が一番タメになるんですよ。

下調べでデータのリサーチ力もつくし、裏どりしたデータを基に仮説を組むのは経営思考の基本。

自分の為にもなって、おまけに人にも喜んでもらえて、リサーチ力とか分析力の評価までついてくる！なんてハッピーな世界！

・・・もちろん、データが間違っていたり、誰かの既得権益を大きく損なう印象だったり、仮説がズレていたりするとめっちゃ叩かれたりするかもですけどね。。。

ちなみに、前述のnoteは元ネタがありまして、とみこさんのSNSブランディング　 のコミュニティ内で吉本ユータヌキさんがお話ししていたnoteが元ネタです。

なるほどなぁ〜・・・と思いつつ、じゃあ実際の数字はどうなん？と思って裏どりして、自分なりに実例（日経BP社）なんかを集めて考察を書いたワケです。

このnoteが思った以上に人気で、いろいろな人がtwitterでRTしてくれました。やはりSNS分析系の話題はSNSと相性がいい。当たり前か。

twitterフォロワー230万人の巨人、糸井さんがコメントをくれて震えた。もう15年くらいほぼ日を見るのが日課でございます。正座してfavボタンを押しました。

そして、二ヶ月ぶりくらいにnote編集部の公式おすすめに掲載されました。嬉しい！

「あなたの代わりに調べておきました」がネット社会を幸せに

もうホント、深津さんの言う通りで、インターネットの集合知はAI含めてこれからどんどん「あなたの代わりに調べておきました」が増えて蓄積されていくんだと思います。

みんなが便利で快適な生活を求めるから、代わりに調べたり考えたりが増えれば知の総量が増えて文化・文明が発展していく・・・はず。

これ、調べるのめんどうなだけで義務教育卒業レベルなら誰でも出来るヤツなので、気になったことは調べて仮説組むのをやってみるのはオススメですよ。

「あなたの代わりに狂っておきました」がネット社会を楽しくする

狂気のうさぎがクリエーターを励ますnoteが最高な遠山さん。

「あなたの代わりに狂っておきました」系という提言ですが、まさしくウケるコンテンツ＝みんなが喜ぶコンテンツって、代わりに調べる系 or 代わりに狂う系 or 代わりに代弁する系 の３つが王道だと思います。

いや、狂う系は王道っていうより邪道なのかもしれないけど。。。

それに狂う系はやろうと思ってやれるヤツじゃないのでアレなんですが、これぞという時に躊躇せずに突き進む人が増えれば、その分だけ世の中はおかしな方向にも進んでおもしろくなる気もします。

あれ？おかしな方向に進むのでいいのか？

まぁ、だいたい世の中を発展させてきたのは突き抜けた狂気ですからね。持って生まれた狂気のある方は大切にしていただいて、ぜひみんなの代わりに狂って欲しいです。

「あなたの代わりに代弁しました」がネット社会に癒しを与える

代弁する系は悩みや苦しみのシェアが誰かの癒しになったり、告発が誰かの怒りを肩代わりしたり、ちょっと過激＆ナイーブな要素が強いので取扱注意ですね。

でも、自分だけだと思って思い悩んでいたことが、同じ悩みや苦しみを持つ人と繋がることで共感を得て癒される、という構図はネット以降とても伸びた部分だと思います。

ともすればヘイトを生んでしまったり、告発することで誰かや何かを大きく傷つける可能性はありますが、同時に代弁することが大きな癒しを生む可能性もたくさんあります。

インターネットを幸せにする3つのコンテンツ

上にあげた3つのコンテンツが、ウケるコンテンツ＝みんなが喜ぶコンテンツとしてインターネットを幸せにするものだと僕は思っています。

「あなたの代わりに調べておきました」
「あなたの代わりに狂っておきました」
「あなたの代わりに代弁しました」

もしも、あなたが何かを発表したり創作して、誰かに届けたいと思ったら・・・この３つを意識してみるといいかもしれません。

なんて、あなたの代わりに色々調べて考えて書いてみました。このnoteが、また誰かが何かを書くきっかけになれば嬉しいです。

読んでいただいてありがとうございます。
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