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仕事の向き不向きを決めるのは君ではない

「わたし、この仕事向いてないかもしれない...」なんていう愚痴を聞くときがあるんだけれど、いつもこれ意味のない愚痴だから言うのやめな?って思うんですよ。

単純に仕事への自信を失っていて慰められたいなら、仕事でのミスや至らなさと、自分自身の人格とは分けて考えたほうがいい。

ミスや至らなさには原因や不足してる伸び代があるのだから、そこは改善すればいい。

そうじゃなくて、君がその仕事に向いてるとか向いてないとかはね、それは君が決めることじゃない。

仕事の結果と、クライアントと、ユーザーや世の中の評価が決めること。

プロなら今の時点で出せたものが全てなんだから、そこに向いてるも何もない。出したもので評価される、それがすべて。

ドライかもしれないけれど、仕事の不足と、仕事の結果や評価と、あなたの人格や生き方は別に考えたほうがいい。


自信を持つことも仕事のうち

もう一つ言うとね、プロとして仕事をするなら、自信をもつことも仕事のうちなんだよ。

なぜかって?だって、現にあなたに依頼したいと思ってくれる人がいるのだから。

不安げな医者に病気を見てもらう、自信なさげな板前の握った寿司を食べる、オドオドした運転手のタクシーに乗る、どれもキツくはないだろうか?

病名外れて違う薬を飲まされそうだし、寿司は鮮度管理とか美味しさとか心配になるし、タクシーは目的地にちゃんとつくか遠回りされないか気になっちゃう。

プロに何かをお願いするなら、その中には自信代も含まれている。

その上で、ダメな結果が出たら?
その時は、次の仕事がなくなるだけだ。


自信がない=わが身かわいさ

ハッキリ言うけど、できた成果物に対しての言い訳はクソだよ。「自信がないんですけど...」じゃないんだよ。

謙遜の裏側で「本当はもっとできるはずの自分」を慰める、そのわが身かわいさは一切お客さんの方を向いてない。

仕事とあなたの人格は別なのだから、まずは「これが現時点でのベストです!」を認めたうえで、自分ならもっとやれると思うなら裏でこっそり練習するんだよ。

自分はもっとできるハズ...なんて思いながら「この仕事向いてないかも...」とか言われると、それは君が決めることじゃなくて結果と世の中が決めることだから、そんなん悩む暇があるなら腕磨きなって思うんです。


自分のことしか見てない目線をまずあげなさい。

誰だって最初は自信なんてないのに虚勢はって腕磨いて、少しずつ裏打ちする結果と努力で自信を育んでいくんだから。

「わたし、この仕事向いてないかもしれない...」なんていう意味のない愚痴を言うのやめな?

それは世の中が決めてくれるから、後悔しないように思いっきりやってみなよ?それでもまだ言いたいならその時にもう一度聞くよ。

ひさびさの説教モードでした。
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