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自分の可能性を値踏みしてみる

noteの毎日更新を始める時に、ちょっとしたフォロワー数の目標値を設定した。それは、このくらいまでなら自分でも届くはずだという、一種の自分への値踏みである。

僕は自己肯定感が多少強めで、良くも悪くも自己評価が高い傾向がある。だから数値設定も少々強気だ。

1年後までに3000人のフォロワーをつける。それが3月に設定した目標だ。

おかげさまで現在目標値の1/3に迫る900人を超えるフォロワーさんがいて、中には毎日のようにnoteを見にきてスキをつけてくれる人もいる。本当にありがたい。

数字だけを追うと疲れるし、数値が全てじゃない。でも、数字は大事。

見える指標がある事は達成の度合いを評価しやすい。ビジネスでいうKPIであり、測定可能な効果や指標は便利。

だから、僕は毎日更新を始める時に目指すべき通過点の旗印として、来年3月までにフォロワー3000人という目標を設定した。


3000人の根拠

前提として、毎日更新を始める前に同業の方々から異業種の方まで色々と見て回った。まずは自分が置かれた状況を知ることは大切だ。

現在、このnoteの中で圧倒的に支持を得ているのは「くるりオフィシャル」の26800フォロワー。ここがおそらくトップレベル、最高峰だろう。

twitterのトップクラスの糸井重里さんが240万フォロワーなのを考えると、noteというサービスは2018年6月時点ではだいたいtwitterの100分の1くらいの規模のフィールドだと想定できる。

これはnoteにはSNSとしてもっと成長する余地があり、他サービスから人と利用時間を奪ってくるチャレンジャーポジションとも言える。ユーザー数はまだまだ増えるだろう。


次に、僕が初期の頃からフォローして読んでいる魅力的な方々の場合を見てみる。

最所さんは20000フォロワー。最近は小売コミュニティで会話をしていると、やはりこの人が評価される理由がわかる。おそらくもっと伸びると思う。(鍵は博愛と博学にありそうだが、ここら辺は今度本人にお会いしてから書こうと思う)

BarBossa林さんは16800。桜林さんが8390。古賀さんが13900。ワタナベアニキが14000。コルク佐渡島さん12000。

ここら辺の方々は、まぁすごい。内容も濃いし更新頻度も高めなのでフォロー推奨。

じゃあ1年後にトップランカーの10000フォロワーを目指せばいいのかというと、現実策として毎月1000人ペースで伸ばすのは至難の技だろう。大型イベントや出版とかの飛び道具がないと少々厳しい。根拠なき目標設定は精神論なので意味がない。

それらを踏まえて、現実として凡人でも毎日コツコツ頑張れば届くラインが年間3000人。そして、少ないなりの影響力を持てそうなラインがそこかな、と思っている。


誰のために目指すのか

数字としてのフォロワー数を増やすことは本質的な目的じゃない。数字はあくまでも表層的な指標だ。欲を言えば、濃いフォロワーを増やしたいと思っている。

とりあえずこの人はお得そうだからフォローしておこう、というノリでフォローされても、僕が心から伝えたいことは響かないだろう。

フォロワーを増やすのは価値観に共感し、一緒に何かができる、そういう人と出会う確率を高めたいだけだ。

だから、フォロワーを増やすだけなら「楽して儲ける方法」「3ヶ月で1000人にフォローされる秘訣」「100日間、毎日noteを更新できる秘密のネタ帳」とかを書けば増えるだろう。

でも誰かの不安を煽って、そこにつけこんでフォローさせるのってフェアじゃない気がして、僕はあんまりやりたくない。(追い詰められたらやるかもしれない)

それに、フォロワーを増やす方法で読んでフォローしてくる人は、フォロワーをお手軽に増やしたい人だろう。お手軽な成功、それは僕の価値観や伝えたいことからちょっとズレる。


僕がフォロワーを増やす指標を作っているのは、ある程度の影響力を持ちたいからだ。その影響力で、声の小さなクリエーター=生産者たちの拡声器になりたいと思っている。

お店作りの仕事をしているから、僕の周りにはステキなモノづくりをしている人がたくさんいる。出会いもたくさんある。

でも、そんなステキなモノだって、ここにあることを知ってもらえなければ存在しないのとおんなじだ。

クライアントさんと話しながら、情報発信の大切さを説く。でも、フォロワーの少ない自分が説いても説得力がまるでない。

「情報発信は定期的に、できれば毎日やってください。」そういう自分が毎日やっていなければ、どの口が言うの?って話だ。不誠実な事はやりたくない。

そもそも論で、SNS運用に向いていないクライアントだって多い。彼らに無理やり不慣れなSNSをやらせることが、本当に効果的なのかはいつも疑問に思う。

でも、従来ならマス広告に頼まなければ届けられなかった大多数に、低コストで個人の声でも届けられる可能性がある。ならば、僕は尊敬できる仕事をする人たちへの、愛と敬意を叫べる拡声器になりたいと思う。


それに、noteをきっかけに出版の話も来ている。

まだまだ無名の僕に光を当ててくれるならば、その想いに応えたい。

少なくとも、ある程度のフォロワー数を作り出して、この人なら売れそうだと編集者さんや出版社さんを安心させてあげたい。

目的地まで一緒の船に乗るんだから、いつまでも泥船のままじゃ申し訳ない。

だから僕はある程度の予測と目標を立てて、そこに美しくたどり着く方法を模索している。(美しく、がポイントだ。増やせばいいってもんではない。)

そして、うまくいった方法はみんなにどんどんシェアしていこうと思っている。


ひとまず、もうすぐフォロワー1000人が見えて来た。

僕は業界的には35歳なのにまだ無冠で、特に何も大きなアワードなどの評価を持っていない。何回か挑戦したが、どうも若干時代とズレているらしく当たらない。

そんな状態の僕を見つけだして、フォローをしているあなたはとても良い目を持っていると思う。

あなたのその感覚が、間違いじゃなかったと言えるように僕はがんばりたい。

いつか僕が今よりも前に進んで少し名前が売れて来たら、あいつを育てたのは自分だとドヤってください。

そして、僕もあなたを見つけられるように、声をあげてほしい。

「誰にでもできることを、誰にでもできないくらいやる」

その強さを、身をもって証明したいと思う。


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