note運営サイドに期待するモラルについて

これを書くか悩んだのですが、1つのケーススタディとして書いておきます。1ユーザーとしてnote運営サイドに期待することです。

ソーシャルポリシーというか、スポーツマンシップのようにクリエイターシップのようなものがあると思っていて、特に運営サイドの方々に期待したいこと、こういうケースの場合はどうなるんだろう?と思うことを疑問含めて置いておきます。

みなさんと一緒に考える機会になれば嬉しいです。

発端は上記のツイートです。

これはもう正直に書いちゃいますが、noteプロデューサーに就任された最所あさみさんのnoteのことです。

でね、これ「noteを書く上で"やらないほうがいい"ことリスト」というタイトルで、途中から有料なんですね。


内容は「WEBのコンテンツにおける文章術と留意点」のお話なのですが、note公式の中の人が、タイトルに“noteを書く上で”とうたって、それを途中から有料で...というのが、僕はちょっと引っかかったんですね。

ご自身のポジションとタイトルとで、運営サイドだから得られる公益性が高い情報を、公式が有料配信しているように見えてしまうな...と感じたんです。

これがもしも「WEBコンテンツにおける気をつけたい事」っていうタイトルなら全然OKですし、noteプロデューサーという公式のポジションでない方が有料で書くなら気にならないのですが、たぶん僕が運営さんたちに期待するフェアさの要求が過剰なのかもしれません。

もしくはNサロンの方のアカウントで、有料講座の一環として書かれていたら気にならないのかもしれない。判断がむずかしいところです。

【 追 記 】
noteプロデューサーが何かは僕もよく知らないのですが、徳力さんのを読むに「時短社員」のような雇用モデルみたいです。

noteプロデューサー=運営会社との雇用関係にある、という意味で「運営サイド」として感じた疑問を書きました。

運営公認の報酬が発生しているプロデューサーが、noteに限らない汎用的な知見パッケージ(かどうかは購入しないと不明)に「noteを書く上で」という題がついたものを書き、購読していない初心者は「バーン!ここから先は有料ね!」と切られる。その体験はマイナスなんじゃない?というのが僕の言いたかったことです。


情報発信のモラルとは?

上記の件に関しては、すぐに運営の方からご連絡いただきまして、感じていることはお伝えしました。あとは運営サイドでの判断にお任せしようと思っています。

情報発信のモラルについては、誹謗中傷や犯罪行為や悪意ある行為でない限り、あまり取り締まるべきではない=ユーザーの善性に任せたい、という公式の運営ポリシーを僕も支持します。

note運営サイドの中の人が個人として情報発信にnoteを使うのは大賛成ですし、もっとやって欲しいくらいですから。読んでみたいし。

それに、僕はもともと最所さんの有料マガジンも読んでいた一種のファンなので、彼女がnoteクリエーターとしてzozoスーツ分析記事がバズってラジオに出たり、第1回ゲストミートアップに起用されたりを見て応援してきた側です。

1ユーザーとしての情報発信を有料で行うのは賛成ですし、価値のある発信をされている貴重な方だと尊敬しております。だからこそ、公式サイドに寄った時の情報発信って難しいなぁ...と感じたのです。


公式サイド=公務員?

見え方の問題なのですが、公式サイドって公務員みたいに見えるんですよね

もちろん副業はOKなんですけど、その副業が文章術とかコミュニティマネジメントとかならいいんだけれど、直接的に「noteの書き方」って言われると...え?それ公式の人が有料で、しかも個人の売上として売るんですか?

って思っちゃったんです。

公人として得た情報を、私人として販売するように見えるって事ですかね。

実際のところは文章術の話だという点と、おそらく最所さんがコツコツと培って来られた知見であり(彼女は凄まじい読書家で勉強家の学びのプロです)プロデューサーに就任してここ数ヶ月で得た内部機密的なコツじゃないはずなんですよ。

でも、新人さんやこれからnoteをはじめようとしている方が、noteプロデューサーの書く「noteの書き方」っていうタイトルと無料範囲だけ見た場合、やっぱりちょっとガッカリするというか...え?有料なの?って思っちゃわないかと。僕はちょっと残念だったんです。


こんな場合はどうなんだろう?

まぁ、上記の話は以上です。運営さんたちに伝わったなら充分です。

ただ、同じようなケースは色々考えられるなと思いまして、いくつか想定のケースを書いてみます。


CASE-1「元note社員が教えるnote公式おすすめ掲載のコツ(有料)」
どうでしょうか?これはセーフ?アウト?

実際に編集部で公式おすすめの掲載を選んでいた人が、退社後に有料noteでおすすめに載るためのコツを書く。知りたい人は多いと思うので、それなりに売れそうです。

しかも、元社員。今は中の人じゃない。うーん、判断難しいですね...


CASE-2「note編集部アルバイトの教えるnote公式おすすめ掲載のコツ(有料)
これだと、どうですか?ちょっとモヤモヤしませんか?

現役の社員さんやアルバイトさんが、職務上で知り得た情報で稼ぐ。これはどうなんでしょう?まぁ、まずこれやる人はnoteの中にはいなそうだけど。

現役の方だと、やっぱりなんかイヤな感じしますね。これはナシですかね。


上記のケーススタディ、両方とも無料だったらアリかもなのに、有料だと途端にズルい感じしちゃうんですよね。

他にもあると思いますが、ほとんどのユーザーにとって有益な情報を、公式に関わる中の人が有料で発信する、というのは抵抗感を感じる人が多そうです。


初心者にやさしい街でいて欲しい

結論として、僕はnoteの運営さんにも「初心者応援」を求めたいんですよね。

新しく創作を始める人、続ける人を、応援して欲しい。

そのために役立つ情報は、できれば無料で広く届けて欲しい。

有料ウォール自体は支持しますし、情報が有料で売れることでクリエーターの立場が向上するのは期待しています。がんばってる人が、ちゃんと報われる社会にして行きたい。

その上で、情報の格差と分断には抗いたいんです。入口はしっかり整備して、最初の数歩まではフォローできるような、そんな挑戦がしやすい環境を維持したい。


まぁ、古参ユーザーのわがままですし、若干クレーマーに近い過剰な要求かもしれません。特にnoteには期待も高くて、クリーンさや高潔さを求めがちなのかもしれない。

でも、みなさんがどう感じるのかな?というのは素直にちょっと聞いてみたいです。

有料と無料で感じ方がかわるの難しい...
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ヤマシタ マサトシ

お店を作ったり、お店を運営したり、モノを書いたり喋ったり、コンサルしたりする人。OFFRECO代表。秘密のお店「吉祥寺 閒(あわい)」オーナー。 デザイン論からグルメ・育児ネタまで。地黒で腹黒な毒舌家ですが好物は糖分です。 https://www.offreco.net

おいしいnoteの作り方

note初心者が色々と試行錯誤してnoteの使い方を考えてきた全記録。月間59ビューから1年間で月間10万ビューまで成長しました。実践的なハウツーからふわっとした心得まで幅広く。
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コメント8件

>奥村まほさん
そうですね、僕も運営側には「誰もが...」のポリシーを押し出して欲しい、という期待があります。でも、こういう発言を言いやすい空気感があるのはとてもいいことだと思います。

相手へのリスペクトがある上で、こう思うけどどう思う?という聞き方にしたつもりです。こうして声を聞いてコメントを書いていただける方がいることが、まずありがたいです。
>illyさん
「外寄りの印象」はわかりますし、noteプロデューサーが何かは僕もよく知らないのですが、徳力さんのを読むに「時短社員」のような雇用モデルみたいです。

運営会社との雇用関係にある、という意味で「運営サイド」として感じた疑問を書きました。

noteに限らない汎用的な知見パッケージ(かどうかは購入しないと不明)に「note」という題がついていて、購読していない初心者は「バーン!ここから先は有料ね!」と切られる。その体験はマイナスなんじゃない?というのが僕の言いたかったことです。

ケーススタディの感想もありがとうございます!たしかに詐欺感ありますが、それでも売れちゃう気はするんですよね。人間て弱いので。
該当の最所さんのnoteをつい先日購入した者です。たしかに「え、有料」とちょっとひっかかりはありました。ですが、無料部分で、1note読者として書かれた≠業務上知り得た内容、と判断して購入に至りました。

そこでいくと、ケーススタディのレベルは有料無料問わずアウトだと思います。がっつり「業務上知り得た内容」だからです。
入社・退社時の誓約事項に「業務上知り得た内容は、在職時はもちろん退職後も漏洩しない」というのが入っている会社も最近は多いです(経験談/転職12回)。
>たなしーさん
なるほど、無料部分で判断してってのはありますね。感じ方は人それぞれだと思うので、納得して購入されてる方がいるのは参考になります!

ケーススタディの方は社内規定は不明なのでアレなんですけど、「各自のモラルに任せて、自浄作用を信じ、どこまで自由とするのか」なんですよね。中に入ると発信しづらくなる...っていうのも、なんか違う気もしますしね。
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