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cotreeのオンラインコーチングを受けてみた

ご縁があってcotreeというオンラインカウンセリングの、アセスメントコーチングというサービスを受けてみました。

横文字ばっかりで全然わからないかもしれないけれど、要するに性格特性分析をした上で、それにもとづいて自分の取扱説明書を作って、快適な自分自身の操縦方法をコーチと一緒に考える、っていう感じの時間でした。

オンラインでの1時間のカウンセリングと、事前の性格特性分析がセットのプログラム。

コーチングというものに興味はあったけれど受けるのは初めてで、cotreeのサービスで起業家さん向けのescortというものがあって、そっちが話題になってたのでちょっと気になっていたんです。

で、今回ご縁があって実際にコーチングを受けてみてのアレコレを今日はお伝えしますね。(僕が受けたのはアセスメントコーチングというコースで、起業家向けの方ではないです念のため)


わかっているようでわからない自分自身

コーチングとかカウンセリングっていわれると、メンタル的に何か問題があるときに受けるもの?というイメージを持ってしまいがちです。

実際に春先にメンタルブレイクした身としては、正直いうとメンタル面の不調が出てからケアするのって大変なんですよ。心療内科にしても予約が必要だったり、そもそもメンタル疲弊しているので全てが億劫になるので。

実は自分でも自分のことってよくわかっていなかったりして、肉体的な病気と違って精神的なものって高熱出るとかがあまりないので把握しづらい。

どういうことが得意で、何が苦手で、こういう価値観で、だからこういう価値観の人とは対立しがちetc...

コーチング前の自己分析では、こうした「わかっているようでわからない自分のこと」を知る良い機会になりました。


性格分析は自分の取扱説明書づくり

まず申し込みをしてURLを発行してもらって、WEBテストを受けます。これはまぁ、人にもよるけど20-30分くらいのわりとしっかりしたヤツです。

色々な質問に対して、自分は当てはまっているかどうかを5段階で評価していく。

これ、ほぼ自己申告なんですごいヤツっぽく振る舞えちゃうのでは?とも思ったのですが、重複する質問とか言い換えて引っ掛けるようなのも混ざっていて、そういうフェイクも検出できる工夫があるそうです。なるほど。

テストが終わると後ほどこの性格特性分析の結果シートがPDFで送られてきます。これはほぼ自分の取扱い説明書みたいなモンですね。

あんまり丸っと公開するのもアレなので、ボカして一部だけ公開するとこんな感じです。

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なんていうか、データ好きとかパラメーター表とか好きな人はたまんないヤツ。全部カンストさせたくなる(ならない)

長所・短所がわりとハッキリと出ますが、イコールおまえはここがダメ!って事ではないそうです。説明文にも「優劣ではない」って書いてあります。

苦手な状況や疲弊している状況だと、弱点部分が露呈しがちになったりするらしいので、事前に自分の特性を知っておく事で事故を避けやすくしたり、事故る前提でセーフティネットを準備しておいたりできますよ、とアドバイスされました。

短所を改善するんじゃなくて、短所も認めた上でどうするか?って話ですね。



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コーチングは自分自身の運転教習

性格分析をした後に、1時間のスケジュールを組んで実際にコーチングを受けました。今回はオンラインで、zoomというTV電話のようなサービスを使って1対1でのコーチングです。

コーチの方とかるく自己紹介をして、この1時間をどうしようか?という話や、コーチングって何?というお話をしつつ進めて行きます。

で、コーチングでのポイントは以下の3つ。

【コーチングの3つのポイント】
1.自己理解
2.目標設定
3.行動計画

1.自己理解
まんまですね。性格特性分析のシートなんかを参考にしつつ、自分はどういうことが得意で、何が苦手で、どういう考え方や価値観なのか?を振り返ります。

自分のことは自分がいちばんわかっているつもりながら、やってみるとなるほど感ありました。


2.目標設定
次に、自身の振り返りを通して、どういう事をしたいのか?どうありたいのか?を探っていきます。思うに、ここがコーチングを受ける意味というか、大事なところなのかもしれません。

目標がハッキリある!と言い切れる人は、どれくらいいますかね?

僕も自分はわりと目標がハッキリしていて行動派だと思っていましたが、改めて「何がしたいと思いますか?」「どんな時に嬉しいですか?」と聞かれると、考え込んでしまう時間もありました。


3.行動計画
目標を決めたら、今度はその目標に対してどうアプローチをしていくかを相談するターンです。行動まで落とし込めれば、あとは実行すれば改善できますもんね。

まぁ、ロジックではそうなんですけど、実際はここがいちばん難しいところな気もします。今回は1時間という枠で、細かい行動計画まで落とし込めなかったので、これに関しては僕の宿題です。


要するに、コーチングって取扱説明書を確認して、自分自身の運転方法を一緒に教習受けるみたいな感じなんです。

僕ならアクセルが開きやすくて加速しやすいけど、繊細なハンドリングは苦手で燃費も悪くてバテやすい、とかね。おもしろそうでしょ?


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答えは自分の中にある

やってみて思ったんですけどね、コーチングのコーチって基本的に「問いの設定」しかしないんですよ。

当たり前ですけど、アレをやれとかコレをしろとかは言いません。コーチ=監督っていうイメージだと、わりとグイグイ改善策を言われたりするのかと思いきや、そんなことは全然ない。選択肢の提示とかも一切なかったです。

つまり、考えるのも、答えを出すのも自分なんです。

コーチはあくまでも引き出し役で、問いかける事で考えを整理して自分の中にある答えを引き出してもらうイメージです。


だったら自分一人でブツブツ内省していてもできるんじゃないの?と思っちゃうんですけどね。

僕も独立して6年間は個人経営してきたんですけど、経営者って孤独なんです。すべての判断が自己責任で、決定権がすべて自分にある状態。

言われた事をやるんじゃなくて、考えて、選んで、決めて、やってみなきゃいけない。

それを繰り返す一人コーチングみたいなことはずーっとやり続けることになるんですよ。

で、コーチングで振り返りや問いの設定を外注化できるっていうのは、メンタルの整理整頓にはすごく便利だと思いました。ふだん、そこに精神的なリソースを結構割いている気もしています。

それこそ半年ごととか、3ヶ月に1回とかコーチングを受けたらもっと効果が出そうです。


さて、PR色強めな感じで色々と褒めましたが、転ばぬ先の杖というか、自分自身の棚卸しとして一回は受けてみてもいいと思います。

もちろんコーチとの相性や、そもそものコーチング向きの性格なのか、いま抱えている問題がコーチングで解決できる課題なのかどうかも関係するでしょう。

離婚問題に悩むなら弁護士さんだし、体調不良なら医者に行くべきです。

でも、利害関係のまったくない人にきちんと話を聞いてもらって整理してもらうっていうのは、実は社会人になって経験を積むほど難しくなっていきます。

聞いてもらって問いをもらって整理する、それだけで解決はできませんが、自分の取扱説明書を見ながら、運転してみる。で、ロードマップを描いて、どっちに行こうかを考える。

そういう機会なかなかないけど、こうして聞いてみるとちょっとやってみたいかもって思いませんか?

こういうサービス、もっと広まったらきっと今よりも生き生きと暮らせる人が増えるんじゃないでしょうか?

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今回受けた性格特性診断+コーチングサービス
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