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エモ疲れ、してませんか?

エモさのあるコンテンツがウケる、ストーリー性のあるブランディングが効く、モノ消費とコト消費の次はエモ消費だ!...なんていう声が聞こえてくる今日この頃なのですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

エモさ=エモーショナルなものって感情の起伏を起こすものなので、用法用量を守らないと胃もたれしたりするんじゃないか?と、最近ちょっと感じています。

もともと広告自体が消費欲をいかに喚起させるかで作られている部分がありますし、SNSによって広告行為を万人ができるようになり、さらに広告で売り込むものが商品=モノだったのが体験=コトになり、いまでは自分自身を売り込むようになってきてますよね。

僕だって似たようなもんで、こうして毎日noteを書いているのも一種の営業活動で売り込みをしているとも言えます。

これって情報の消費活動と、情報の販促です。そしてどんどん加速していってます。

なるべく多くの人に効果的に届けようと思うと、やっぱり届く数を増やす=バズらせたり、短時間でグサッと刺さるようにちょっと過激な言い方したり、エモさ=感情の起伏を起こして記憶に刻み込んだりが必要なんですよね。

でもね、これってチキンレースみたいに加熱して加速していく性質がある気もしていて、それこそ一時期のバイラルメディアが暴走したりとか、インフルエンサーマーケティングが暴走したりとか、それに近いことがエモ消費でも起きてきてるように感じませんか?

もうね、なんていうかエモいのばっかり続くと疲れちゃうんですよね。


何事もバランスが大事

例えばなんですけど、朝から晩までずっと泣きのメロドラマしかやってなかったら、逆に退屈になりませんか?

3食ぜんぶが豆腐とかだとしんどいだろうし、健康のためのサプリだって大量に飲んだら毒になる。

つまり、エモさだって用法・用量を守ってバランスよく摂取するのがよいのではないでしょうか?


ストーリー性のあるブランディングって言われてもね。後付けで物語を書いてつけました、みたいなものが増えたなぁ...って感じます。

そもそもね、聞いてもいないのにストーリーをペラペラ語られてもね、蛇足だったりするわけです。

ストーリー性っていうのもいわばオプションだったりスパイスみたいなもので、それは主役じゃない。まずはモノとして質がどうなのか?っていう部分があって、その上で効いてくる要素のハズなんですけどね。

こういうのって、ちょっとそれやると売れるよ!ってなるとやっぱり上部だけ取り繕ってコピーしたチープなサル真似みたいなのが増えちゃうんですね。もっとこう、本質的なところはどうなのか?を見ればいいのになぁ...


そんなこんなで、ちょっと胃もたれ気味なので、SNS含めて最近少し読む量をセーブ中です。

胃腸が弱った時は実は絶食して休ませたりが効いたりするし、こういう時にはSNSから離れてみるのもアリなのかもしれませんね。


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