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今月のイチオシnoteクリエーター(2018年11月)

月末恒例、勝手にオススメのnoteクリエーターを表彰して褒め称えて1000円サポートするコーナー!

自腹企画も5回目です、われながら身も心も太っ腹だなホント。

歴代受賞者はこーんな感じ。
7月 ライター/編集者の田中裕子さん
8月 ライター/キュレーターの角尾 舞さん
9月 《教養のエチュード》編集長*もの書きの嶋津亮太さん
10月 フードマーケターのsahoさん

いよいよ来月で年内ラストになっちゃいますが、そんな残り2名のうちのお一人です。

正直いうと、今月はめっちゃ悩みました。特に育児・家族ネタで良い人がとても多かったんです。

常々、僕はなんでもない日常をいかに切り取るかにその人の表現力が試されると思っていまして、その点では普通の人が過ごす普通の日常という〝ありふれた日々をどう彩るか〟にセンスが出ると思っているんですね。

おもしろい人はおもしろい生き方をしているっていうのは思い込みな気もしていて、おもしろい人はおもしろい見方をしているんじゃないかと。

で、今月は候補者が4名いたのですが、その中からこの方は!という人を選びました。はい、このお方です!

3児のおかあさんでライターのハネサエ.(puhi.co)さん!

おめでとうございます!1000円サポート入れましたので、豚コマ算的には1kgちょっと買えますかね。今夜はヒレ肉買っちゃってください。

ライターさんなのでプロ枠なのですが、3児を育てつつなので合間に隙をみてお仕事している感じですかね。その苦労、よ〜くわかります。

でも、3児を育てつつ合間に書くってかなりモチベーションがあるかよっぽど書くのが好きじゃなきゃできないですよ。すごいと思います。何よりハネサエさんの文章、おもしろいです。

主な選出理由は・・・

【イチオシ!オススメ理由】
・日常をちゃんと読み物にしてる
・明るい苦労感、根底にユーモアやサービス精神
・憧れ演出じゃない、リアルなヘッダー画像
・育児の隙を見てコツコツ書き続ける姿勢

日常を描いているのにちゃんと読み物になっている

さっきも書きましたが、普通の人が過ごす普通の日常という〝ありふれた日々をどう彩るか〟にセンスが出るという部分ですね。書かれていることは育児をする主婦の日常です。これだけだと正直いえばすっごく普通の平凡な日々になるはず。

それをちゃんと読み物に仕立てるっていうのが、もう筆力なんだなぁ・・・と思うんです。

なんでもない日すら観察と発見でちょっとおもしろい日常に書けるかどうか。その視点や目線の持っていきかた、心の動かしかたに感動のセンスが出ています。


明るい苦労感、根底にユーモアやサービス精神がある

育児中の人なら首がもげるほど共感できると思うのですが、こどもはかわいいけれど時に悪魔のように凶暴だったり理不尽だったりします。

そこに心が折れそうになることもあれば、愚痴や弱音を言いたくもなる。

それはいいと思うんです。書いてもいい。それで気持ちが少しでも楽になって、結果としてこどもに優しくなれるなら、書いて発散していい。

でも、もう一歩進んで、読んでいる誰かをちゃんと見ているのがすごいなぁ・・・と思うんですね。読者目線、忘れてない。

きっちりユーモアや読んでいる人へのサービス精神があるから、苦労話でも読んでいて同情的になったりしないでいいんです。こういうサラッとカラッと明るく爽やかな感じはいいですね。


憧れ演出じゃない、リアルな生活感あるヘッダー画像

noteのヘッダー画像って自分で撮ったのも設定できるし、ネットのフリー素材でもいいし、みんなのフォトギャラリーから使うのもできますよね。

で、ハネサエさんのヘッダー画像の選び方って独特なんです。めっちゃ地味で生活感ある感じで、かつ中心からちょっとピントを外した感じ。選び方に独特の何かこだわりみたいなものを感じる。

こういう暮らしのnoteではよく選ばれるイラストのヘッダーも見かけるけれど、クレジットなしでおそらくご自分で撮られているやつが結構いいなと思ったり。

写真のクオリティや腕前の話ではなく、目線の話。そのカットをここでヘッダーに設定する意味やノリが、現代版サザエさん的でほっこりします。


育児の隙を見てコツコツ書き続ける姿勢

これが一番デカいかもしれない。だってさ、3人育てながら書いているんだぜ?思わずぜとか言っちゃうくらい、これスゴイ偉業だと思う。

こども2人を夫婦フリーランスで手分けしててもきっついのに、夫が仕事でいなくて3人ワンオペでさらにnoteも書いてるとか強キャラ過ぎる。

これから年末年始で主婦業も佳境、こども3人が同時に冬休みに入ったら繁忙期突入でヤバい気もするけれど、ぜひがんばってnote書いて欲しい。年末年始はイベントごとだらけで、きっとネタには事欠かないだろうから。


さて、そんなハネサエさんのオススメのnoteをいくつかご紹介しておきます。育児や家庭系のnoteが好きな人は、ハマると思う。コメント欄の盛り上がりに、刺さる人にはドンズバなんだというのはよく出ていると思います。

伝説の豚コマ算のnote。固定表示しているところから、おそらく一番反響がガツンとあったやつなんじゃないかと思います。

これね、タイミング次第でもっと100超えのスキがついてもおかしくないくらいおもしろい。スーパーでの買い物、こども達にねだられる全てが豚コマに換算される感覚、めっちゃわかる!と頷いた主婦が多数いるはず。


夫婦喧嘩のお話。話を聞かない耳が節穴な夫側として、たいへん心苦しくドキドキビクビクしながら読みました。ごめん、もうちょいちゃんと妻の話を聞くようにする。上の空の返事、気をつけます。。。

でも最終的に仲直りできたからよかった。こどもたち、良い仕事してます。

そして、この話を聞いてもらえない悲しみ&怒りの気持ちは育児中の妻側は結構な割合で持っている思いなのかもしれないから、育児を任せっきりな夫側の人こそ読むべきかも。反省。


現在2児を育児中のうちでも両親ともにHPが黄色くなるくらいには手こずっているのだけれど、3児を一人で見るのはやはりさらにキツそうでもある。

「片付いた部屋はもはや桃源郷くらい幻」にはきっとうちの妻は深く頷くだろう。

最終的にテンポよくミスせず育児トラブルを処理していく様を音ゲーに例えて乗り越えるあたりもよくわかる。やるやる、それ。調子が良い時ならそれでいける、忙しくて取りこぼすとパニックになっちゃうけど。


そんなわけで、今月のイチオシnoteクリエーターはハネサエさんでした!

ほんと、3人育てつつ夫の面倒も見つつnoteも書いて、かつそこにユーモアを差し込むサービス精神に頭が下がります。年末年始の大戦争、生き残りましょうね。

読んでいただいてありがとうございます。
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