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アマチュアとプロの差は紙一重だ

昨晩はワインショップの竣工写真の撮影で上野のPARCO_yaへ。OPENは2017年の11月頭だったから、約5ヶ月くらいたってしまった。

本当はもっと早く撮影手配するべきだったんだろうけど、繁忙期とぶつかって僕が動けなかったのと、ワイン業界もヌーヴォーからのクリスマス〜年始〜バレンタインと売れ時の連続でなかなか頼みづらかった。

このままだと次は花見がかぶりそうだし、梅雨時までは流石に寝かせすぎなのでなんとかやりくりをお願いして撮影の段取りを組む。

今回のカメラマンはトライアルの宮ノ下さん。数年前に日本橋のコレド室町店を設計した時も宮ノ下さんに頼んで、いい感じで仕上げてもらったので再指名させていただいた。

フィルム時代から腕を磨いて生き残っている方だけあって、ピシッとした商業写真を納めてくれる。かっこいい雰囲気をちゃんと伝えたい時は宮ノ下さんに頼もう。かわいい雰囲気や柔らかい雰囲気の時はyuricameraさん。彼女もまた素晴らしい腕を持っていて、公私ともに仲良くさせてもらっている大切な友人でもある。

僕も撮影機材はそれなりに揃っているし、予算がない時は自分で撮る事もある。自分でもある程度のレベルまで撮れるけれど、やはりプロは違うね。

クオリティでいうと可、良、秀の差っていう感じだろうか。僕が撮れていたのは可と良の中間くらい、プロは良か秀しか出してこない。

アマチュアとプロの差は紙一重だと思うことが多いけれど、その紙一重に払うお金をケチる事で積み重なって自分の価値も下げる事になる。プロはみんなその紙一重を必死に研鑽している。僕の紙の厚みや鋭さはどれくらいだろうかとふと思う。

施設が閉館した後に警備員さんについてもらって深夜まで撮影をする。商品を並べなおしたり、余分なポップを外したり、指紋を拭き取ったり、レフ板持って照らしたり、雑務をお手伝いしつつあーでもないこーでもないとアングルを相談する。

結局深夜まで撮影になったけれど、なかなかいい写真が撮れたみたいで出来上がりが楽しみだ。

それにしても、唯一残念なのは宮ノ下さんは下戸で一緒にワインが飲めない事だ。一緒に祝杯をあげたかったなぁ。深夜だしお互い車なので無理だったけど。

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