背水のSNS戦略、傷つく覚悟が成長を加速させるのか?

SNS上でインフルエンサーの人たちが、フォロワーが増えてよかったこともたくさんあったが、嫌な思いをしたり、発言を誤解されたり、マイナスだった事もたくさんあったという話をよくしている。

これは、やっぱりある程度の発言力をもってしまうと、必然的に傷つくことは避けられないのだろうか?

そういう姿を見ていると、万が一の炎上を恐れて、挑戦する前から鍵垢や匿名にしようと思ってしまう気持ちになってしまう。誰だって傷つくのは怖い。

僕は現在、SNSは全て実名+顔写真でオープンにしているのだけれど、絶対に実名利用した方がいいですとは言い切れない。リターンは多いが、リスクだってあるのは事実だ。


100の応援よりも1の批判が気になる

先日、note同期の吉玉サキさんDRESSでの連載をスタートした。

毎日更新を始めたのが同じ時期なので勝手に同期と呼んで応援していたのだけれど、それにしても彼女の文章は実にエモい。エモ将軍である。(エモいの使い方って合ってますかね?)

そんな彼女が、こんなことを呟いていてちょっと心配になった。

勝手な想像だが、連載が始まって一回目の記事だ。感想を見て回る中で、傷つくようなものと目が合ってしまったのかもしれない。

僕はフリーランス生活が6年ほど過ぎてメンタルが割と金属寄りなので、多少の批判はスルーできる。(そもそもエゴサはしない。プロジェクト名や #観察スケッチ とかは調べるけど。)

匿名からの批判は基本的に無視、誹謗中傷や感情論の混ざったクソリプはミュート&ブロック。批判したい人は1人で壁に向かってブツブツ言っててくれ、僕は先に行くから。

万が一の物騒な脅しは証拠保存の上で法的手段で徹底抗戦。守るべき家族もいるからこそ、中途半端に関わったらヤバイ奴として生きていこうと思っている。

だが、彼女のようにナイーブな世界観を持つ作品を育んでいる人には、批判的な意見はやる気を削いでしまわないかがとても心配だ。

従来は、きっとこういう作家を傷つけるファンレターは編集者さんが見せないように気を配っていたのだろう。

良くも悪くも作者と読者の距離が近くなったぶん、こういう声が届いてしまう。これは養分にできる人ならいいけれど、もっと純粋培養じゃないと育たないナイーブな世界観の作家さんはつらいだろう。

そんなわけで、以前にもちょっと宣言しておいたサポートをした。100の応援より1の批判が気になるだろうが、1の批判よりも1の課金が作家さんを守る力になるんじゃないかと思っている。

noteのサポートというシステムはすごい健全な応援方法だと思う。15%の手数料は取られるけれど、手数料は切手代だと思うことにする。これでご両親とケーキでも食べて元気出して欲しい。


そして、昨日の朝にえとみほさんが呟いていた、サッカー日本代表への辛辣なコメントの数々への苦言。これ、僕もまったく同じ意見だ。

本当に、成長させたくて批判しているのか?他人を成長させる前に、あなた自身が成長しなきゃいけないんじゃないのか?

この批判で成長するとか言いながら、自分の腹いせの八つ当たりなんじゃないのか?

たまたまそこに、ちょっと言いやすい的があるから反射的に言っているだけじゃないのか?

とはいえ、石を投げる人を1人ずつ潰していくほど生産性のない事もない。いたちごっこでキリもないだろうし、批判する人を批判すればミイラ取りがミイラになってしまう。


クリエーターにエゴサは必須なのか?

同じタイミングで、先日のクリエーターのためのSNS講座の話題が流れてきた。そこではリエーターがSNSでやった方がいいことがいくつか紹介されていた。

この中に、名前でググって問い合わせまでの導線を検証するということが載っており、それ以外にエゴサについても少し言及がされていた。

エゴサーチ=つまり、自分の名前でネット上を調べていろいろな意見を見ることは、確かに有用だ。ただし、それはかなり強烈な諸刃の刃であり、場合によってはとんでもないダメージを心に負う危険性もある。

たしかに的外れな批判の中に、成長のヒントになる大切な1カケラが混じっているかもしれない。でも、その確率のために、危険な地雷原や猛獣のいるサバンナへ足を踏み入れるべきなのだろうか?

僕はエゴサは、しなくていいと思っている。

成長のために痛みを知る前に、たった1人でもいるならば自分のファンを大事にしたい。ファンを大事にすることは、つまり自分を大事にすることだ。

もしも傷つく覚悟が成長を加速させるのが事実だとして、そこまで急いで成長しなきゃいけないのか?

いいじゃないか、ゆっくりで。マイペースでも。

同じ成長をたどるのならば、傷ついてさっさと上がる方法と、傷つかないでのんびり上がる方法と、みんなが好きな方を選べばいいはずだ。答えはいつだってひとつじゃない。

(念のためにフォローしておくと クリエイターSNSではエゴサ推奨していた訳ではない。使い方の視点の話=有用な方法の話しをされていたようだ。)


twitterが日本で展開してもう10年たつ。そろそろ、SNSで言葉で殴り合ったり、誰かの足を引っ張ったりするのはやめて、それぞれが成長するためにSNSを使うのを主流にしていかないか?

僕は、自分のこどもたちの為にも、健全な競争と再挑戦できる仕組みづくりと、もうちょっと平和に他人を信じられる世界を残してあげたいといつも思っている。


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