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チャンスを掴む為には一度両手をあけなきゃいけない

来週のデパ地下案件の引渡しが終われば、いよいよ残る進行中の案件は自分がオーナーの吉祥寺の物件のみになる。

これが何を意味するかというと、来期の売上予想が完全に見えなくなるという事だ。下手したら数年ぶりに売上0円の月が出てくるかもしれない。怖すぎる。。。

我ながらちょっと狂ってるとしか思えないのだけれど、今季を最後に下請案件を受けるのをやめることにした。毎月継続で受けていたチェーン店の案件も担当を外れて、大手設計施工会社さんから受けていた数件の仕事も終了。

不安がないと言えば嘘にはなるのだけれど、下請案件の単価はもうこれ以上は上げられなそうだし、実作業のリソースがワンマン経営の自分だけでは正直とても回せない。

逆に言えばよくまぁ下請けもやりつつ元請けもやりつつ身一つで回していたなぁ・・・とも思うのだけれど、とりあえずここで一回自分のプロジェクトだけに集中して、その後は将来性のある元請案件だけをちゃんと受けるように変えていこうと思っている。


・・・な〜んてことをぼんやりと考えていたら、元請案件で何やら新しいご相談を頂いたり。

つくづく思うのだけれど、僕の人生のシナリオライター担当は紆余曲折とか波乱万丈とか起承転結が大好きなんじゃないかと思う。そして、こういう手ぶらになりそうなタイミングできっちりと次の物語を仕込んできて飽きさせない。

僕は日頃の行いを自慢できるようなタイプじゃないので、単純な強運なのか、それともよっぽど前世で徳を積んで持ち越してきたのかもしれない。

ありがとう前世の自分。たぶん一月ぶんの生活費くらいの仕事にはなりそうな気がする。まだ見積りもしていないけれど。


捨てる神あれば拾う神あり

ことわざはやっぱり古くからみんなが言っている定番ネタだけのことはあり、普遍的だし言い得て妙なものが多いと思う。

特に「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉は本当にそうだと思う。

独立してから色々あったけれど、何回かあった谷間の中でも特に深くて重くて暗かったやつの時も、落ちた先では結婚&出産というハッピーなイベントが待っていた。

で、最近またちょっと暗中模索気味で疲れてきたんだけれど、どうもまたこの先に明るいなにかがあるような気がしている。

そういうことが起きるタイミング、入れ替わるタイミングには、やはり現在抱えているものや拾い集めてきたものを一回捨てて空っぽになる必要がある。


何か新しいチャンスを掴むためには、一度両手をあけなくちゃいけない。

人間は心理学的にも何かを手に入れることよりも、今持っているものを手離す方が抵抗感が強いらしい。

つまり、普段の生活の中では常に現状維持しようという方向性に無意識は向かっていることになる。

そういう無意識が働いてるということをちゃんとイメージしてコントロールできれば、手離すことはそれほど怖いことではなくて、自由になれるチャンスだと思えるかもしれない。

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