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ボードゲームに潜む軍師的トレーニング要素

ちょっと前にあった #note公式オフ会 でビジネスゲームデザイナーのミヤザキユウさんと繋がったことで、8月末に神田のボードゲームカフェへ行って来ました。

そこで頭から煙が出るほど盛り上がって、そのノリのまま #noteボードゲーム部 を結成!

もちろん非公式の勝手な部活なんですが、noteのCXOでもあるTHE GUILDの深津さんもゲーム好きということで、GUILDさんにお邪魔してボードゲームをやって来ました。

どんなゲームをやったのか、などは部長のミヤザキさんがまとめているのでこちらをどうぞ。

僕のほうはアナログのボードゲームなんて小学生以来くらいの感じですが、一体どこの要素におもしろさを感じたのかをシェアしておこうと思います。


アナログゲーム→デジタルゲームの両体験世代

僕は1983年生まれ、幼稚園の頃にファミコンが出て、小学生でメガドライブとゲームボーイとスーパーファミコン、中学生でプレイステーション&セガサターンからのNintendo64、高校生でプレステ2というゲーマー育ち。

同時に小学生時代はカードダスが流行り、高学年時代はサイコロ鉛筆、中学生からは遊戯王が大流行。アナログゲームにもたくさん触れて来た世代です。

ある意味ではエンタメ黄金期というか、アナログもデジタルもいいとこ取りで色々やって来ました。

で、やっぱり就職して仕事が忙しくなって本業にハマったのでゲームとは縁遠い感じになった20代〜30代。。。ついにドラクエやFFのナンバリングタイトルも手に取らなくなってしまった。。。

それが先日、改めてボードゲームをやってみて、これめっちゃロジカル思考のトレーニングになるんじゃない?と感じたんです。


ルールの理解と戦略策定

ほとんどのゲームにはルールと勝敗があります。

そして、ルールに沿った上でどうやって勝つのかを試行錯誤して競うわけですが、想定した勝ち筋が周りのプレイヤーの状況によって影響を受けます。

邪魔や妨害に対して立ち向かうのか、それとも方向転換して回避するのか、いろいろな選択肢を用意した上でどれか1つのルートを選ぶわけです。

つまり、ゲームって経営や人生にとっても似ている。

1.ルールの理解
2.戦略の策定
3.状況判断
4.軌道修正
5.意思決定
6.そして全ては自己責任

この要素が短時間のプレイに詰まっているんです。

1.ルールの理解

初めてやるゲームの場合は、まずどんなルールなのかを理解する必要があります。

これは、ビジネスでも人生でも同じ。自分がどういうフィールドで、どういうルールで戦うのかを理解しないといけない。

ルールがよくわからないままゲームが始まってしまうと、勝ち方がわからずにいつのまにか負けちゃう。

よくこどもがマイルールのゲームを挑んで来て、よくわからないままに「それはパパの負け〜!」とかやられるアレですね。

ルールの理解、これは基本にして超重要。

ルールがわからないと勝ちも負けも理由がわからないし、そもそものゲーム進行も理解できません。



2.戦略の策定

ルールを理解したら、次に戦略の策定。つまり、どうすれば勝てるのかを何パターンも考えて、その中からどの戦略が今回が望ましいのかを決めます。

これはカードゲームで配られた手札=リソースを見て考えることもあれば、ボードゲームでサイコロの出目とマップの関係で考えたりもする。

ポーカーのように運の要素が強いゲームだとしても、全体の山札の配分は決まっているので、自分の手札と場の捨て札から確率論である程度の推定ができます。

先日のGUILDさんでの部活では経営者層も多かったのですが、経営者&プログラマーの人はここら辺がめっちゃ強かった。。。

ちなみに戦略にはある程度の定石=定番の勝ちパターンがあったりするので、そこらへんを調査・分析してストックしておくのも勝率を上げたりしますね。ここら辺も現実世界とそっくり。


3.状況判断

ゲームも人生もおもしろいところは、ランダムなイベントが発生したりして状況がガラッと変わることですね。

意図しない結果だったり、場のプレイヤーの状況次第で自分の打てる手が増えたり減ったりする。

場合によっては最初に想定していた勝ち筋が薄れてしまって、また違う道を考えたりも必要になる。

目まぐるしく変化する状況を見ながら、今がどういう状況で、自分は何をするのが有利なのかを考えなきゃいけません。


4.軌道修正

状況判断して、いくつかの別ルートを想定して、その中から1つを選んで軌道修正する。

これをゲーム中は何度も繰り返すワケですが、実際の人生やビジネスでも同じですよね。

戦略を決めて、状況判断して、軌道修正して、また状況判断して軌道修正して・・・

そうやって微妙に押したり引いたりしながら、自分の望む結果を引き出す。

そう考えると、恋愛とか、日頃のコミュニケーションとかも似ているかもしれません。こういうのを利用したゲーム理論とかゲーミフィケーションとか色々ありますが、がっつりボードゲームをやって改めてハラオチしました。


5.意思決定

そして重要なのが意思決定。ゲームでは決定権は全て自分にあります。

自分が判断して、自分が決める。

これ、なんだ当たり前じゃん。と思うかもしれないけれど、実は日常生活ってきちんと意思決定していることって少ないんですよ。

大抵のことは習慣や常識=セオリーに乗って決めている。

だから、改めてルールを理解して戦略を決めて、戦略も状況判断も軌道修正も全て自分で決める、っていうのは結構エネルギーを使うんです。

初めてボードゲームやった日の帰り道は脳みそグッタリでしたからね。。。


6.そして全ては自己責任

ここがすごくいいと思うのが、勝ち負けも全ては自分で意思決定したから自己責任なんです。

これって主導権が自分にあるってことで、たぶん人生でもなんでも主導権がある上で自分で決めて失敗したり負けたりしたら納得できると思うんですよ。

いや、もちろん負ければ悔しいですよ。

カタンの二戦目、手元にポイントカードが3枚+騎士が2枚あって、騎士王か道王かあと1ポイントで勝てる状況なのに、目前で某氏に勝利をかっさらわれた時の惜敗感。。。

次回こそ!とか、もう一戦!とかたぎっちゃいますよね。

自分で決めた作戦だから、どこがダメだったかを反省したり。。。


短時間でセットで体験できるボドゲの魅力

これら上記の要素を、短時間でセットで体験できる。ここがまさしくアナログなボードゲームの魅力なんだと思います。

ちなみに #noteボードゲーム部 では部員を募集しております。僕のtwitterか、部長のミヤザキさんか、竹鼻さんや中野さんなどのいつものメンバーに声をかけてください。

特に、僕らのハマっているアナログゲームがプレイヤー人数が4人制限が多いので、なるべく4の倍数で参加者を集めたい!!!

一回限りの臨時募集もちょいちょい出ると思いますので、ぜひtwitterフォローしてゲーム系の話題で絡んでください。

あぁ、カタンやりてぇ!!!

そして一回でいいから、まずは勝ちたい!!!(全戦全敗中。。。)


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