なめらかに善意がめぐる世の中に

西日本の豪雨の件、わずかですが僕も支援しました。そしてタイムリーにnoteでも #寄付について考える というハッシュタグ企画が立ち上がりましたね。


今は寄付しないという選択もアリ

寄付については色々な意見があるでしょうし、人それぞれでいいと僕は思っています。無理強いするモンではないし。

なにより、お金での支援ってなると、やっぱりない袖は振れない。

金銭的に厳しい人は1食抜いてでも500円を送るべきなのか?

被災地では食事もままならないんだから1食ぐらい!っていうのも正論でアリだし、まずは自分の生活をがんばって回せるようになっていつか将来的に寄付できるくらい稼ぐように頑張る!=今は寄付しない、も正解だと思うんですよ。

下手に折り鶴とか送って被災地で場所とってゴミになる手間を掛けさせるくらいなら、今は何もしないで日常生活をちゃんと過ごすってのでも良いんです。

大事なのは、まずは自分が自立すること。

普段の生活を営んで、納税して、社会を回す。それも立派な仕事で支援です。

みんなで不謹慎!とかやって社会が停滞した事を思い出せば、被災していない地域の人はいつものように過ごしながら、出せる人が出せばいいんじゃないかと思っています。

そうやってちゃんと社会が回る事が、ひいては全体の幸福度の底上げにつながるはずです。社会保障の充実とか、公的な補助や支援とかね。


ノブレス・オブリージュの幻想

ヨーロッパなどの貴族文化の強かった国では「ノブレス・オブリージュ」という言葉があります。財力・権力・地位を持っている人は、社会の模範となるような振る舞いをする義務がある。という考え方です。

これをもとにしたシステムが寄付制度であり、海外の美術館などで採用されているドネーション制度などです。0円でも入れるけど一般的な基準金額が明示されていて、利用者が好きな金額を入れられるやつですね。

note内だとサポートがその仕組みで、他にもソフトウェアなんかで任意の利用金額を入れられるようなものがありますよね。

もっとも、この仕組みって前述のノブレス・オブリージュが成立するのが大前提でして、つまり教育と国民性(周囲の目)に大きく依存します。

でも最近ではニューヨークの美術館でドネーション制度だけでは施設の維持費が賄えなくなってきたという話も聞きますし、グローバル化で国境が溶けて行く中で、0円でも良いなら損したくないし無料で入りますねって人が増えている。

いわゆるフリーライダー問題なのですが、これはたぶん100%無料のままだと増え続けて破綻するんじゃないかと。善意だけに頼った運営システムは、やはり限界がありますよね。

ある意味では所得の2極化が大きくなりつつあって、持たざる者が増えているってことでもあり。でもドネーション制には20代の貧乏旅行時代にとってもお世話になったので、個人的にはドネーション制の成立する優しい世の中を維持したいと思っています。


なめらかに善意のめぐる世の中に

世界的に見ると人口はまだ増え続けているし、経済と富の2極化は加速しています。環境的な問題もだけれど、移民問題や少子高齢化などの人口的な問題も山積みのまんま。

そうした中で、それでも世の中をちょっとはマシにしたいって思っている人だっているわけで。だから寄付という仕組みがあるんだと思います。

足りない部分を、世の中の善意で穴埋めする。

そんな仕組みで、できるだけなめらかに善意がめぐるようになる=持っている人が自然に寄付をするようになればいいな、と僕は思っています。

災害にせよ、突発的な難病や事故にせよ、いつ何が起きるかなんて誰にもわかりません。

明日も健康で元気に生きている保証なんてどこにもない以上、今日をまず大事に生きながら、僕らは僕らにできることを、できる人が、できる範囲ですればいい。

そんなわけで、できることから始めましょうか。


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