なぜうちの娘は野菜を食べてくれないのか?
子育ては毎日が悩みとのぶつかり稽古である。
そして、2人目はともかく1人目の子育ては日々全てが初見殺しの難問ばかりなので、かなり苦戦する。
子育て系の雑誌に載っているいわゆる通説は外れるし、うちはこれでうまくいったよ!は自分の子供にはハマらないパターンも多々ある。
そんな中で、うちの現在の悩みは・・・
・片付けしない
・野菜食べてくれない(特に葉物)
この二つが非常に大きい。
そして、この悩みをボソボソ言っていたら、竹鼻さんがご自身で試されている方法をシェアしてくださった。
ありがたいことに片付けの方はかなり参考になって、早速うちでも導入した。
今夜からは床にあるものはそのまんま袋に詰めて海に沈める事にする。
いや、流石に不法投棄はマズイので、ひとまずは別室にて待機のちフリマ行きがいいのかも知れない。
しかし、野菜を食べない方については、どうも当てはまっていなかった。
なぜなら、うちでは僕と妻+娘たちが揃っての食事が基本であり、かつ毎食で野菜はしっかり食べている。娘の目の前で美味しくいただいている姿はずっと見せてきた。
今の時期なら焼きナスなんて最高に美味いし、サンマに大根おろしと醤油をかけたらそこは天国。夏の終わりかけの固めになった野菜も、煮浸しなんかでは身が崩れにくくていい感じに仕上がる。
それに、妻のフードスタイリストという仕事柄もあり、食事へのこだわりは強い家庭だと思う。
材料だって産直のマルシェで選んで買っているし、場合によっては畑の直売所で直接買っている。これで素材的にダメなら、厳選して取り寄せる以外にクオリティは上げられないだろう。
そんなわけで、野菜を食べてくれない問題については半分諦めかけている。
そもそも、野菜を食べない=不健康なのだろうか??
親から見ていても、野菜を食べない日があるかと思えばめっちゃ食べる日もあったりするし、どうも自分でうまいことバランスを取っているのでは?と思う節もある。
火を入れると食べる説
まんまの姿でのローストはダメだけど、たとえば人参のグラッセとか、ほうれん草のお味噌汁とか、お好み焼きのキャベツなんかはムシャムシャと食べている。ハンバーグのタマネギもそうだ。
これは食感とか、えぐみや匂いの問題なのかもしれない。
カレーとかだと全然食べてるけれど、パスタだと葉物を取り除いたりする。麺自体に練りこんであるヤツは食べてた。
食べないパターンは生のレタスやハーブ、ほうれん草のおひたし、ハンバーガーに挟まった薄切りのトマトやスライスオニオンはダメ。でもオニオンリングは食べる。
グリーンサラダもダメ。生のトマトはNOLANDのしか食べてくれない。
アボカドもダメ。キュウリもダメ。でも柴漬けのキュウリは大好物。
そして、焼き芋は食べるし、最近はなぜかオクラは茹でただけでも食べている。オクラが好きらしい。謎だ。。。
実は軽度のアレルギー説
アレルギー検査をしていないので不明なのだけれど、ずっとセロリが苦手だった人が大人になってアレルギー検査をしてみたらセロリなどに軽度のアレルギーが発覚した話を身近に聞いた。
中には米にまでアレルギー反応が出る人もいるらしく、要するにこの世の中の全ての食物には何らかのアレルギー反応が出る可能性があるらしい。
そこを踏まえてみてみると、娘が生の葉物を嫌がるのは、そこにあるアクや渋み・エグ味などにアレルギーの危険性を感じているのかもしれない。
だとしたら、無理にそこを食べさせるのはむしろ危険なんじゃないだろうか?
他の食べ物でカバーできる説
野菜で摂取してほしい栄養素とは、各種ビタミンと食物繊維だ。
場合によっては植物性タンパク質なんかもあるけれど、そこは豆の独壇場なので葉物に出番はない。
だから、葉物じゃなくても他の食べ物でカバーが可能ならば、別に問題じゃない気もしている。
たとえば、菌類=キノコ。ビタミンはもちろん食物繊維もとれる森の恵みだ。おまけに金額もお手頃だし、季節問わずに安定して買える。
根菜類をすりおろしてスープに入れたり、これからの時期なら食物繊維の宝庫である焼き芋なんかも良さそうだ。
さっきあげた豆類も使える。わかりやすいのは豆腐だけれど、チリコンカンや甘い煮豆なんかも割と食べてくれる。次女にいたっては枝豆が好物で、親の分まで食べる勢いだ。
こうして見ると、葉物を食べてくれない程度なら、他の食物で美味しくカバーできそうだ。
気にする必要ないのかも
結局、野菜食べない問題について、気にする必要はないのかもしれない。
そもそもの「こどもに野菜を食べてほしい」という親のエゴも、発端にちゃんとした科学的根拠があるのかというと曖昧だ。
野菜=健康に良い、というのもザックリし過ぎている。なぜ野菜を食べなきゃいけないのか?と聞かれても、そう教わったし食べないと病気になるよ!なんていう回答じゃ、こどもだって納得できないだろう。
親がステレオタイプな育児指針に勝手に振り回されているだけだとしたら、こどもにとってはいい迷惑だろう。
野菜食べない問題、当面は気にしない方向で進めつつ、しかし野菜料理のバリエーションと調理技術を磨きつつ、いつか美味いと泣かせてやろうと虎視眈々と思っている。
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