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引用ルールの周知徹底について

ちょっと気になるnoteが目に入りまして、僕なりに思うところがあるので載せておきます。

僕は今ちょっと時間ないので事実関係をきちんと読み込めておらず、検証はできていません。が、note運営側の対応含めて文章のクリエーターに対してはナイーブな問題なので、これを機会に著作権や引用ルールやマナーなんかは一度勉強会を開くなどを運営側もしてもいいのでは?と思ったんです。

磯木さんの出版物の盗用問題の時も思ったのですが、悪意を持った盗用と、悪意はないけれどルールを誤認したり自己理解が曲解となって結果的に盗用になっている場合とがあると思うんです。

前者は論外なのでしかるべき法的手段で闘い是正すべきです。

そして、これについては泣き寝入りを解決しやすくする導線整備や、団体交渉を可能にする為の場所づくりが必要です。すでに取り組んでいる方々もいます。(アーツアンドローさんの活動など)

じゃあ、後者で悪意がなければそれはスルーでいいのか?というとそれは違うので、何がダメで何はOKかはやっぱり運営=役所がルールを説明・周知する必要があるはずです。


(磯木さんの盗用問題。結果的には相手側の会社でワークショップを行なうというハッピーエンドになってます。)


文章の著作権のあり方について

今回のこの問題で特に難しいと感じるのが、文章表現の著作権のあり方についてです。

僕は著作権の法律の専門家ではないのですが、それでもどこまでが引用で、どこまでが盗用で、どこまでがインスパイアや二次創作として許される範囲なのかの判断は難しいなと感じます。

その点では顛末を見ていて、個人間の解決を促すnoteの運営側の対応はある程度は致し方ないとも思います。

が、個別の問題に対しての対応と、そうした問題を起点にした全体への周知は別です。このような問題が発生して声があがる中、ルールのある程度の明文化と引用方法の勉強会のようなものを行うなどは必要なのかもしれません。


タイミング的にちょうど年末年始で、会社的にもお休みに入る時ですし、師走の慌ただしい時期なので対応がマニュアル的になったことも理解はできます。

ですが、クリエーターのプラットフォームをうたう以上、こうしたセンシティブな内容への対応にどこまで誠意や敬意を持てるかはとても大事なハズです。

みんなにとってベストな解決策や方向性が示されることを願います。

PS:公益社団法人著作権情報センターのリンク貼っておきます。こういうのって文章多すぎて硬すぎて読ませる気なさすぎなので、そこを理解しやすくまとめるのも僕らクリエーターのお仕事ですよね。note内でそういうコンテストがあってもいいのかもしれないです。

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