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KIGI 10周年展「all is graphics」 02 〜こんな所も見てみて編〜

2022.11.23

KIGI10周年展「all is graphics 」、いよいよ今週末まで。早いです…。

会場でお配りしているフロアマップに、作品の概要は書いてあるのですが、小話的な要素をちょっと。

フリースペースに飾られている「時間の標本#001」。
古い洋書に🦋が描かれていて、その輪郭を切り取り、製本のハリで、🦋が命を得たように浮かび上がる…という作品なんだけども
🦋の絵は手描きで、表は勿論、裏もしっかり描いてあります。蝶によっては、表裏の模様が異なるものもいて、それは図鑑とかではわからないから、実際に標本取り寄せたりして模様を調べたらしい。
ブースBでお出迎えするのは「時間の標本#002」。ラムネの瓶に閉じ込められた鉱石。
ラムネ瓶は、実際売られているラムネ瓶より大きい作り。小さい頃手にした瓶は大きく感じたのに、大人になった私達には小さく感じる。小さい時に感じた瓶の大きさを再現した大きさになってます。
ブースBに飾られている、グラフィックのお仕事。こちらは植原さんが大切にお仕事してきた「シアタープロダクツ」のワーク。毎年コレクションのインビテーションやチケットなどの制作。このお仕事で、植原さんが鍛えられた所は大きいそう。(詳しくはエキシビションツアーでお話ししますw)因みに、真ん中あたりにある、洋服が並んでいる部屋は、表参道のシアタープロダクツがオープンする前に現場で撮影したもの。「JOY」って描かれている壁の文字は、この写真を撮った角度からだと綺麗に「JOY」と見えるけど、実際の現場で他の角度から見ると違うように見えるらしい。
ブースBの2階にあるクライアントワーク中心のお部屋。この一角には、キギに長年勤めているデザイナー、大坪ちゃんとサリーンが関わったお仕事の一部が紹介されてます。サリーンはOUR FAVOURITE SHOP の企画ビジュアルや、会場構成をやってくれていて、企画のSNSの見せ方までいつも相談させてもらっている。
良重さんのCブースに飾られた、アンティークの瓶に設られたモチーフ。この瓶は、良重さんが恵比寿のYAECAで見つけて、その素敵さに、在庫を全部買い占めたらしいんだけど、何に使われていた瓶かはお店の人も分からなかったらしい。瓶の底が内側に四角くくぼんでいて、昭和の日本製らしいんだけど、私も調べてみたがまだわかってない。何方か知りません?
同じく、ブースCの良重さんの小作品。良重さんらしい、細いボールペンで線を重ねるように絵が描かれていて、紙は古い海外の領収書らしく、ナンバリングやよく見ると薄くカーボンの文字跡のようなものも見えますよ。

はっ、もうそろそろ準備しなくてはいけない時間になりましたので、続きは今夜にでも書こうかな!

本日、11/23(水•祝)17:00〜 と 11/26(土)14:00〜 のエキシビションツアーに来ていただけましたら、こんな小話を加えながらプロジェクトや作品のご紹介をいたします😊

エキシビションツアー参加の概要はKIGIのインスタアカウントにて👇

https://instagram.com/kigi.info/


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