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超好き勝手にヨジャグルを語る

【閲覧注意】
今から私は厚顔無恥とばかりに深くは知らないヨジャグルについて語ります。「あー、大して何も知らないおばさんが語っちゃってるよ、困ったもんだわ」くらいに読んでいただくか、好きなヨジャグルがいる方はスルーしてください。(しかも超長文注意です)

これから散々あーだこーだと語っちゃうと思うので、皆様には先に自分の趣味嗜好を明かしておこうと思います。私はARMYで、ヨジャグルは音源で聴くばかりでハマったことは一度しかありません。私が唯一ハマったヨジャグルは2NE1で、未だに彼女たちを超えるヨジャグルはいない、と信じて疑わない、そんな女です。もう少し大衆的な説明を加えるとしたら、私は少女時代よりもKARA派でした。

さて、2NE1を知らないという方のために早速彼女たちを紹介します。2NE1(トゥウェニーワンと読みます)はBIGBANGと同じYGのガールズグループで2009年にデビュー、私の記憶では韓国の女子たちに爆発的人気がありました。多分、Kポが世界で躍進した土台を作ったのは東方神起、BIGBANG、少女時代、2NE1なのではないかなぁと思っています…。SM&YG二強時代…。

こちらは2015年のMAMAなので彼女たちがすでに大御所的な存在になってしまってからの映像ですが伝説のステージなので選びました。さて、皆さんに持ち帰っていただきたい2NE1のポイント、山ほどあるんですけれども、今回私が書きたいテーマと最も関連があるのがこの点です。

ズバリ、CL(このグループのカリスマであるリーダー)の太もも。

私が言いたいことが全て、そこに集約されています。全てのヨジャグルよ、君たちはもっと太っていい。見てごらん、CLの肉体を。こんな魅力的な姿がありますか?女として強く自立して自信に溢れてる感じ…だからもっと太っていいんだよ、痩せすぎなんだよみんな…。それが今日私が言いたいことです。そんなことが言いたいのか、うん、もうわかったからこの辺でやめときな、って声が聞こえてきそうですけれども…。続けます。

では、2NE1の説明は置いておいて、ここから最近のヨジャグルの話に移ります。再度強調しておくと、これはまったく何の身にもならないほぼ無益な記事です。全く深掘りしません。音源とちょっとだけパフォーマンスを見た感想文にしかなっていません。いつも通り分析考察情報収集ゼロです。すみません。書きたいから書くっていう、ただそれだけです。

BLACKPINK

申し遅れましたが、私ブラピンのJENNIE推しです。今やアミ界隈で大変言いづらい状況となりましたが…。

私はYGという会社が大好きで大嫌い。大好きな理由はTeddyという超才能あるヒットメーカーがいるから。YGの中のTeddyという見えない人物を推している。明日発表のBIGBANGテヤンソロ(featuringジミン)もTeddy作なので、ついに彼の歌をバンタンメンバーが歌う日がやってきたのか!と私はその方向で感無量だったりします。

そして、YGを嫌いな理由は飽きっぽいところ!アーティストの売り方に愛がないところ!2NE1なんかがまさにいい例で、世界から長らく渇望されていたのに「投資分しっかり回収できたからあとはもういいや〜」な感じで「捨てられた」という表現をしても言い過ぎではないと思う。メンバーの麻薬疑惑で活動が終わったようになっているけどもうその随分前から扱いが本当に酷かった。なので、ブラピンがデビューして成功した時は私は2NE1推しとしてそこそこ拗らせていた。「Teddyだから曲は悪くないけど2NE1に比べたら全然ダメだわ」「痩せすぎでキモいな」とか言っていた。がしかし、2020年のHow You Like Thatが私のハートにクリーンヒット。やっぱり痩せすぎなところはあまり好きじゃないんだけど、それでも世界的に成功した自信みたいなものが漲っていて、やはり彼女たちは2022年もヨジャグル界の女王として君臨していたと思う。願わくばもっとMAMAなど音楽特番に出演してほしい。てかなぜ出さないのだ。

最近YGはブラピンさえも捨て駒のようにしている気がして、だから私は今年デビュー予定のBABY MONSTERというヨジャグルに対して昔ブラピンに抱いていたような複雑な思いを持っております。さて、そんなネガティブハンデを抱えた新グループは私を驚かせ「やっぱいいね!」と言わせられるのでしょうか。私はね、YGという事務所は嫌いだけど強い敵(私はHYBE側にいる)としては存在していてほしいんだよね。

NewJeans

SMのカリスマ、ミンヒジン氏を引き抜いてきたHYBEの成果物NewJeans。だから雰囲気も音もHYBEっぽくなくて、こうしてひとつの組織が色んなところから有能な人を集めて多様性を生み出すことって大事だなぁ、と思わせてくれるとてもいい例。

実はバンタン関連を除いて、2022年の私のナンバーワンK-Pop音源はNewJeansのHype Boyです。ただし、音源だけ。映像を見ると全然好きじゃなかった。何しろ若すぎる。調べたら14〜18歳だってね。ひーっ。私、男女問わず若すぎるのはそんなに好きじゃないし、音源がやけに大人っぽかった分、実際の彼女たちを見てみたら背伸びした子供って感じでそそられなかった。音源と実物の乖離、とでも言いましょうか…いくら私より背が高くてお化粧してオシャレしてもこのくらいの子供には絶対的に色気が足りなすぎる。いや、それが当然でこの歳で色気あっても困るんだけど。しかしながら、音だけで聴くには相当いいし、まだ若いからこれから爆発的に成長する可能性が高いわけで、彼らは今後に期待です。

IVE

多分2022年一番熱いヨジャグルはIVEだよね?先日のMAMAでも賞を沢山受賞していました。IVEはデビュー曲のELEVENからLOVE DIVE、AFTER LIKEと畳み掛けるようにハズレなしの曲を出し続けているのが強みかなと思っています。どれも初聴の時点で「お!」と思わせる勢いがあった。

そして6人いるメンバーの中で一際輝くウォニョンの圧倒的バービー感。顔が正統派美人系でないのも女性から支持を獲得しそうだし、表情管理素晴らしすぎるし、痩せすぎアイドルを否定したい私ですら思わず見惚れてしまうスタイルの良さ。日本のKポ好きの女子中高生たちはきっと彼女に色々影響されたりしてるんだろうな〜とか思いながらおばさんは見ています。ただし、グループ全体としては、可愛いことには意義なしですが、なんていうのかな、お友達にはなれなさそうだな〜っていうか怖くて近づけないな〜的な印象があるので私は推さないかな、みたいな(好き勝手言ってすみません)。

もはやバービーを超えている

IVEはKポのヨジャグルが脈々と受け継いできた伝統的音楽性をしっかり受け継いでいるという印象を持っていて、TWICEとかが好きなタイプにちゃんとリーチできていそう。私の中で伝統的ヨジャグル音楽って、とにかく可愛らしくてなぜか(かつての)明洞をイメージする的な?甘えた声で「オッパ〜」とか言ってる韓国女子を思い出すというか、聴くと自分のテンションもしっかり女子的に上げてくれるから恋の始まりやエクササイズする時にいい、みたいな、そんな感じ?どストライクに好きな音楽ではないけど、生活の中で利用させていただくことが多い、Kポの存在価値とも言える大量消費的な音楽を真っ直ぐにやっている印象。

(G)I-DLE

(G)I-DLE(アイドゥルと読む)は新人ではないんですが、初めてTOMBOYという曲を聴いたときにびっくりしすぎて笑ってしまったんです。「え?ついにヨジャグルはゴス系ロックにまで手を出してきたの!?」と。私がヨジャグルをあまり好きじゃないのは、痩せすぎの子が体をクネクネさせて踊るのがなんとなく「喜び組」を連想させるからなんですが、同じことをしてもこの音楽でやれば「喜び組」ではなく「吸血鬼」的な?90年代の映画「フロムダスクティルドーン」的な?(これわかる人、握手して)、男を悦ばす男の理想ヨジャ、ではなく、男を悦ばすフリして目的は男のその血!みたいな危険な雰囲気が出て面白いと思いました。一度目のインパクトに比べて聴き続けるとちょっと飽きちゃうしパフォーマンスもあまり好きではなかったので推しはしませんが、もし今後もこの路線を貫くなら私はそのガッツとオリジナリティを応援したいと思っています。

LE SSERAFIM

ルセラフィムはHYBE初のヨジャグルでデビュー直後にメンバーのいじめ問題でトラブルに見舞われたグループ。あの時は「やはりパンシヒョクは女の悪霊に取り憑かれてる!」と思ったものです。確かバンタン前に彼がプロデュースしていたヨジャグルもメンバーのスキャンダルで失敗に終わって(あのイビョンホンの不倫未遂脅迫事件の犯人)、当分はヨジャグルを出す気なくなるという爪痕を残したとどこかで読んだことがあります。

ちなみに私はルセラフィムを推しています。積極的ではないけど心で推しています。

推す理由その1。HYBEお得意の少々拗らせた音楽性。先ほどIVEの段で「ヨジャグルはエクササイズに合う」と書いたんですが、ルセラフィムの音楽は全然合わない。さっきから言っているKポ特有の大量消費サウンドがない。ちなみにバンタンの曲も運動に合わないし基本的にHYBEのプロデューサー陣が作る音楽って何故かそっち系じゃない。どちらかというと根暗な音楽っていうか。歌詞も拗らせていて、この世に屈折した気持ちを持っているというかこの世の何かに勝負を挑もうとしているみたいな世界観がある。そこにHYBEらしさを勝手に感じて、推せる。

推す理由その2。メンバー5人それぞれに違う個性がパキッとある。そして何故だか友達になれそうな雰囲気を感じる(私が若ければの話ですが)。もう40数年生きてきて体が覚えた「この女子とはタイプが違うから近づかない方がいい」という危険信号みたいなのってありません?あれをルセラにはあまり感じない。

ルセラで私の推しは日本人メンバーのカズハと帰国子女ユンジンだ。

カズハ→少女時代ユナ以来のナチュラル美人

作り込む可愛さがメインのヨジャグル界においてナチュラルに美しい人は本当に貴重。だからカズハにはあまり厚化粧してほしくないし服装もアイドルアイドルしてないものを着せてほしい。それでこそ光る逸材なのである。バンタンで言えばソクジンポジと言えようか。バレエ界から引っ張られてきたアイドルということでダンスが上手というよりは体の動きがしなやかで美しいのが魅力。いつかジミンとふたりでダンスパフォーマンスしてほしい。

ユンジン→動いてると魅力が倍増

私は気の強そうな女子が好きだ。グズグスしてたり女々しかったりぶりっ子っぽいのは嫌い(ただし良識が欠けている気が強いだけの女は嫌よ)。すなわち「ものをちゃんと考えられる強気の女」がタイプなんです。少し生意気に見えるくらいの、なんというか肝座ってそうな人。ユンジンってまさにそんなイメージで私のタイプです。友達になりたい感じでもあるし、自分が男だったとして付き合いたい感じでもある。彼女は自分で作詞作曲もできるらしく、そのソロ曲も良かったから今後結構前のめりで推してしまいそう。

それ以外にも、リーダーチェウォンの圧倒的プロアイドル感、宮脇咲良の圧倒的日本人感(多分彼女は有名人でなくてもどこに行っても日本人だとバレるタイプだと思う)、マンネウンチェの圧倒的子供感(若さ故に何を考えているのかわからない不安感とでも言おうか)など、メンバーが5人という見やすさや年の差が結構ある(最大8歳差)ことも手伝って各人がしっかりキャラ立ちしている。「クラスで目立ってる仲良しグループ感」がないのも良い。「親同士が仲良いから年齢違うけど仲良くしてる感」と言いますか。

で、ここでやっとこの記事を書いたきっかけの話。最初に申した「ヨジャアイドルはもっと太っていい」の話。YouTubeの私へのおすすめで流れてきたショート動画でルセラフィムのドキュメンタリー映像を見たんですが、制作陣が彼女たちに「自己管理(主に体重管理のような)がなってない」と叱責し、宮脇咲良が「こんな基本的なことで叱られるのはやめようよ…」みたいな感じで涙する、という場面が映ったんです。私は…憤慨した。いや、勿論自己管理はイコール体重管理だけではないから制作陣の言ってることは間違ってないのだけど、もし体重管理のことも含めているなら「どの口が」です。そちらのプロデューサーの体型をお忘れなの?(いや、パンさんはアイドルじゃない)
というか、そもそも、男が女のあり様に物申しているその構造がすごく嫌。女のプロデューサーがそれを言ってたのならここまでの嫌悪感はないと思うのだけど、男が女の体型云々に偉そうに口出ししてるのが本当に嫌。HYBE、少し反省して。

あと、おばさん的視点では若い子は痩せすぎよりちょっとムチッとしてるくらいが絶対いい。いや、簡単に痩せられるタイプ、そもそも華奢なタイプの子っているからその子たちは痩せてていいんだけど、健康的な体型の方が魅力的な子もいるのだ。例えばカズハもユンジンも痩せ細っては魅力が半減するタイプだと思う。それをアイドルだからという理由で画一的に痩せさせるのは私は反対だ。個性を殺しているから。(とか言って太りすぎたら「ちょっと太りすぎ…」って思ってしまいそうだから私も罪深いんだけど)

私がバンタンを推す理由のひとつに、各メンバーが自立してちゃんと「やりたいこと」が活動に反映されていそう(つまりプロデューサーたちの操り人形っぽくない)なところがあるんですが、是非ルセラフィムもそのように育てていってほしい。作詞作曲できるメンバーがいるのだから、それができる時間的精神的余裕を確保して、最終的には自己プロデュースできるヨジャグルに育ててほしい。男の力なんて借りずに。

という訳で、まとめますと、
①ヨジャグルはナムジャグル以上にLove yourselfしてありのままの自分に自信持って!ちょっと太ったくらい何の問題もない!その方が寧ろ素敵!
②私は忠誠心高めのアミですからHYBEのヨジャグルを今後もしっかり応援させていただきます。Le SserafimとNewJeansの日本デビューが上手くいきますように。

以上!長文読んでくださった方、ありがとうございます。

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