2023年の個人的なベストアルバムです。
購入したアルバムから15枚選びました。
余計なコメント付きです。

1. HMLTD - The Worm

「巨大で迷宮のような権力システムの中に閉じ込められて、変えることができない個人の無力さを描いた現代の寓話」がテーマだという今作。
HMLTD大復活な1枚。

2. Headache - The Head Hurts But The Heart Knows The Truth

ロンドンの変態ことvegynがプロデュース、Francis Hornsby Clarkが作詞を手がけ、AIが歌う。頭痛持ちの僕の頭もスッキリで、なんかAIに感動してしまう近未来的な1枚。

3. Jockstrap  - I<3UQTINVU

昨年発表したアルバムのリミックス版という名の新作。狂った男Taylor Skyeによる狂った音楽。あのKirin J Callinanの参加している1枚。

4. Joanne Robertson - Blue Car

Dean Bluntとの共作でもお馴染みのミュージシャンのJoanne Robertson。ぜひ大音量で聴いてほしい漂う1枚。

5. Provoker - Demon Compass

前作と同じ曲しか作れない、いや作らない最高すぎるLAのバンドProvoker。今作はEyedressも参加。気だるいのにクソかっこいい1枚。

6. bar italia - Tracey Denim

2023年最大の注目株。男女3人のリレーボーカル、不穏なギターサウンドでなぜか踊れてしまう1枚。

7. Anohni And The Johnsons - My Back Was A Bridge For You To Cross

6曲目It’s my fault は泣ける。私の背中はあなたが渡るための橋。分断した社会だからこそ聴いてほしい1枚。

8. Yves Tumor - Praise A Lord Who Chews But Which Does Not Consume; (Or Simply, Hot Between Worlds)

木星帰りの男、Yves Tumor 。重力に魂を引かれたアースノイドたる我々を広大な宇宙へ導く1枚。

9. deathcrash - Less

スロウコア再熱あるか。静寂と激情の緊張感のあるサウンドと内省的なボーカルがリスナーをカタルシスへ誘う1枚。

10. Rezzett - Meant Like This

テクノなのか、インダストリアルなのか、ダブ なのか、はたまたローファイハウスなのか。
音楽のジャングルに迷い込む、色々てんこ盛りな1枚。

11. Maxine Funke - River Said

ニュージーランドの地下から奏でるサイケデリックフォーク〜アンビエントな1枚。

12. King Krule - Space Heavy

アーチー君ってなんか変わったよね。なんかより地に足についたっていうか。私、そんなアーチ君が好きかも…な1枚。

13. Call Super - Eulo Cramps

LOWYARD RECORDSさんでおすすめしてもらったアルバム。気づいたら5回以上リピート再生してしまっていたくらい良い曲揃いな1枚。

14. Mock Media - Mock Media II

Crack Cloud、N0V3L、POTTERY。この単語だけで大興奮しているそこのあなたにおすすめしたいDIYスピリッツ溢れる1枚。

15. Cherry Glazerr - I Don't Want You Anymore

「Soft Like a Flower」が秀逸。ジャケ買いしましたが、90年代らしいグランジでシューゲイズな1枚。

以上です。ありがとうございます。