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東京2020目玉企画「モビルスーツを宇宙へ」

FOOT×BRAIN」をまとめるシリーズ第7弾。東京2020組織委員会エンゲージメント企画部長の天野春果氏を招いた回。実は、前職では川崎フロンターレの企画担当をしていた人物。ガンダムを宇宙に打ち上げた張本人から聞く、企画成功の秘訣とは。では、

成功体験を活用する

企画として成功するための1つ目のポイントは、成功体験を活用することだ。以前に成功した企画をその時の環境に合う形に変更することが、ポイント。ノウハウや方法が確立されていて、0から1を作り出すより圧倒的に成功の可能性が高くなる。

オリンピック・パラリンピックの競技と学習ドリルをミックスさせ、競技を題材として学習をする商品を作り出した。子どもにとっては、普段の学びの幅が広がるだけでなく、楽しみながら取り組める。そして、競技側としては、その競技の認知の向上が見込める。実際、パラリンピックの競技を詳しく知っている人は少ないが、こうした機会によって少しづつ知名度が上がっている。

逆境こそ最大のチャンス

多くの人に受けがいいものを作ると、エッジが生まれずに面白みが出ない。当たり障りないというような感じだ。賛否両論あっていいというように、天野氏は斬新な企画を進めている。それは、東京2020でガンダムを宇宙で飛ばすということだ。人工衛星に、ガンダムとシャア専用ザクをつけて宇宙空間に飛ばすのだ。「大人の夢」を現実のものとしている、推進力は計り知れない。

あえてアナログなものを選ぶ

宇宙に目を向けたと思ったら、都内のお風呂屋さんや銭湯にも目を向けている。都内500以上の銭湯と共に、「銭湯フェスティバル」を敢行するそうだ。五輪と言えば最先端技術などのイメージが先行するが、そことは逆に銭湯などのアナログなところに目を向けていた。

ポイントというより今回は、こういうことをやっているという宣伝に近い内容だった。出来ればどのように、企画を思いつくのかやどうやって進めていくのかなど知りたかったが、そうしたより深い内容とまではいかなかった。

賛否両論あっていいというのは、なるほどなと感じた。万人受けする企画は、エッジが効いておらず印象に残らない。「競技以外で東京2020の何かを残したい」と言っていたように、心にささるような企画になるのではないだろうか。こうした、東京2020に向けて何か、動き出したり、仕掛けたりするようなことは自分自身もやっていきたいと思った。

お読みいただきありがとうございました。
エッジの利いた文章でしたか?まだまだですね。精進します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。