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大学生活を振り返るvol2【教員免許取得編】

前記事の大学時代の振り返りvol.1にたくさんスキがきてうれしい限りです。そして、今日は会ったことはないですが、大学新1年生の後輩にあたる方から、大学時代の教職免許についての質問がありました。なぜ卒業した人に聞くの??と思いましたが、たまたま記事を読んで、質問してきてくれましたそうです。質問されるのは嬉しいけど、質問するために接点を持とうとした行動に感動しました。そんなこともあり、本日は教員免許を取得するに至った経緯を書きます。では、

ざっというと、大学時代は週6日の部活動と教員免許の取得を両立しました。大学4年間で約200単位、大学の成績規準4.0がMaxの評定で、3.0くらいの成績を残しました。それなりに頑張ったかなと我ながら思います。

なぜ、教員免許を取得しようと思ったのか

きっかけは4つです。
①プロの選手になった後に、部活動の顧問を持ち、サッカーや学校生活を通じて指導したい。
②日本の中学校サッカー部におけるGK指導の専門性の低さを変えたい。
③この人の教え方下手だな、俺ならもっと上手く教えられるな~という謎の自信。
④「教えるのが上手いね」という言葉を言われることが多く、その気になっていた。
あと、付け加えるとするなら、これまでの人生において接したことのある職業が限られていて、教員という選択肢が大きかったことですね。

外国にルーツを持つ子にも教えられないといけない

部活動との両立が大変ではありましたが、学ぶことやスポーツの実技は好きだったので着実に履修を進めていきました。実は、中高の保健体育の教員免許の他に、日本語を教える基礎知識も学びました。日本語養成課程といって30単位くらい履修すると、教員免許の土台の上に日本語教えることを認められるみたいな資格です。「体育の教員だけどグローバルな先生」を目指しました。あとは、卒業後に東南アジアでサッカーを続ける予定でしたので、教える術があれば、選手兼日本語教師として食っていけるかなと思ってました。

教員という職業に全くトキメカナイことに気づく

教職課程って結構、半数くらいが途中で辞めちゃうんですよ。教員にならないとか、教職の授業が厳しいとか、卒業に必要な単位以外やそもそも単位にカウントされない授業もあるので、教職課程が重くのしかかってきて離脱していくような流れですね。自分も、大学2年終わる頃には、教員の道に進む気持ちの割合は、スタート時も2割ほどとたいがいですが、遂に1割を切っていました。顧問への情熱の減少や、教員っていう仕事のリアルを知り、少ない気持ちが消えかかっていました。こうなったらやめていくのがお決まりの流れですが、辞める気は全くなかったですね。なる気がないなら、辞めてしまえというような先生方もいますが、しっかりと継続しました。

ていうのも、教員という職に憧れなどは抱かなかったものの、教育分野には非常に強い興味を抱いていました。教育そのものと、日本の教育、海外の教育などにも目を向けるようになりました。そして、日本の教育のいいところやよくないところ、そして今の学校教育が行おうとしていることを客観的にみたときに全く共感できなかったというのにも気付きました。

教員にならないと決めてからなぜ続けたか

教育実習にいけば、机上で学んだものを覆すほどの経験が出来るのではないかという淡い期待を抱いていたこともありますが、持っていた方が将来役に立つと考えたからです。(教育実習は素晴らしい経験でした。受け入れてくれた生徒には感謝してます)
というのも、近い将来、学校は外部の講師や地域の人などを呼び込み、より開けた学校になるはずです。というか、こんだけ現場の人材足りないのならならざるをえない。教員がカバーすることができないことを教えられる人は世の中たくさんいます。社会にでるキャリア教育を行う人が、教育畑しか知らないっておかしな話じゃないですか。そうした意味でも、多くの生き方があるなかで、様々な生き方に触れる機会というのを持つべきだと思います。

教職課程をつづけた理由は、そうした開かれた学校となった時に、一流の社会人となっている状態で、教育に携わりたいと考えてるからです。いきなり外部の人材を学校に登壇させることは文科省を見たときに考えにくいです。だから、教員免許もった人で学校教育に携わりたい人みたいなクッションがあると踏み、そうなったときのために取りきりました。

教育は今後の人生においても重要なワード

結論、教職課程を履修している中で、教員にはならないけど教育に興味があることに気付きました。先ほどの外部の人材が入るかどうかはあくまで推測ですが、必ず教育現場は人が足りないことは表面化するとは思います。1年目の教員の4割から5割の人が何かしら精神的理由から、離職します。そして、小学校の教員の倍率は2.0程度まで下がっているし、地方では教員の数が足りないという実情もあります。子ども数が少なくなろうが、人口が減ろうが、むしろそんな時に一番大事なのは、「人」。その「人材」をどう「人財」変えていけるか、きっかけを与えれるか存在が学校外からも必要とされる流れになってくると思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。