聞かれてないのに読んだ本紹介する人

「〇〇って本に書いてあった」「この本がおすすめ」「株式会社〇〇の社長の〇〇さんはこういうことを言っていた」「〇〇会社のCEOの考え方がすごくて」などなど。

死ぬほどどうでもいい

お前自身の言葉で語れって思うんだよね。

飲み会とかでこういう話する人、大人になると増えてくるんですよ。「最初インチキくさかったけど、読んでみたら全然違った!」「文句言わずにお前も読んでみろ!」とかとか。

僕からしたら「はいはい、またこれ系の”実は自分が焦ってることをごまかすために少しでも成功者のネタを口に出すことで周りから認められたい系”の人かよ」って思っちゃうんだよ、割とマジで。

そしてそういった聞きたくもない話を聞いてて思うのが、終始会ったこともないような(誰だか知らないような)人の話ばっかりになるわけだから、正直言って聞いててつまらないんだよ。苦痛なんだよな。

そもそも自分だって会ったこともないその人を呼び捨てにしてたのに、本を読んだからって突然「〇〇さん」とかさん付けするのもみっともない話だし、自分じゃない誰かの名前出す時点で、お前がその話を吸収できてないだろって思うんだよ。

ちゃんと話を理解して自分なりに吸収していれば「誰かがそう言ってた」なんて話にならないはずでしょ、常識的に考えて。

例えば、「〇〇を試してみたらうまくいった!実はヒントになったのが○○会社のCEOの〇〇さんが書いた本で、〇〇を〇〇するってところがポイントだった」なんて話だったら聴いてみたいけど、ただ単に「〇〇さんがこう事を本で書いててスゲーって思った!」とか、小学生以下だと思うんだよ。

僕はすでにして小学生という立場を数十年前にクリアしてるので、そのレベルで話をしてしまうと、僕自身が小学生レベルにレベルダウンさせる必要があるわけで、そこそこ時間を要する。だからいきなり超低レベルな会話を開始されても困るんで、本当にやめてほしいなと思う。それに、元に戻すのも時間かかるし。

それに、その本読めば誰だって同じこと言えるってのも痛いところだね。

その場にいるみんながその本を読んでないという前提でドヤ顔されても困るんだよ。「あ、知らないのか」「あ、読んだこと無いのか」的な。お前だって読む前は読んでないわけで(当たり前)、読む読まないのタイミングは人によって違うわけだし、自分が読んだタイミングが正しいってわけでもない。それに読む読まないだって本人の自由だ。

稀に「○○って本が良いぞ!」と薦められる前に、実はすでにその本を読んでたりすることだってある。

成功した人が書いた本は成功する人がやった内容

著者ではなく本を読んだだけの別人が同じことして同じように成功するほうが珍しいわけですよ。あくまでその人のやり方をその人がやったから成功したわけで。

要するにこういったすぐに「すげー!」と感動してしまうようなタイプの人は、その著者のように成功したいってだけなんだと思う。でも実際にはただの薄っぺらい人だから、真似しようったって真似にすらなって無く、結局ただただ甘い夢を見てるだけって思っちゃうんだよな、僕としては。

別の言い方すると、そういう人の話は聞いてて痛い感じがする。

とにかく痛すぎる

こういうことをしがちな人の特徴は、絶対的にミーハーという部分。これはもう他人が何を言っても無駄で、やめてと言っても本を紹介してくるし、あったこともない知らない有名人の話をするのも避けられないんだよ。

そしてこういう迷惑行為を笑顔で勘違いして前のめりでやるのが、いわゆる調子に乗った経営者、昇進したての若い管理職なんかに多いのも事実。あとは対して成果を出せてないくせに意識だけ高い就職活動中の人とかにもいたりする。

迷惑だ

経営者が自分のくだらない感動を社員と共有したいからって、わざわざ朝礼開いていつもより長く話すとか、利益の追求するために産業省に誓った内容と反するだろ、とは思う。社員はそんな話に興味がない。でもそんな無駄でしかない経営者の話を聞くのも仕事だったりするのが日本の社会の会社の痛々しいところ。

私塾でも開いてそこの塾生なら、講師や塾長の話を聞くのが仕事だろうけど、僕は仕事しててただお金が欲しいだけなので、興味がないのです。

とにかく、自分がそれができないから、できた人をただ羨ましがってるだけにしか見えない。やれば誰でもできると思う。うらやましがることをまずやめ、悔しがって死ぬ気でやってみればいいと思う。そしてその体験をお前が本にしろ、と。

ミーハーは迷惑。

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