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フリーランスになる、未経験から案件を受ける、エンジニアの将来性などの質問にお答えします


こんにちは(@ogaaryo)です。

エンジニアを目指している方のご相談を受けている中で、よくある以下の質問にお答えしていきます!

▽よくある質問
・時間と場所を選ばずに働くことができる?
・エンジニアのスキルは将来性がある?
・未経験でもすぐに案件を受けることができる?
・フリーランスには簡単になれる?

などの疑問を感じている方はご参考にして下さい。

Q1. フリーランスになることは簡単?

結論からいうと、フリーランスは誰でもなれます。ただし、フリーランスとして継続的に稼いでいくことは別問題です。

そもそもフリーランスで継続的に稼ぎ、結果を出し続けている方の多くは、会社に属していてもトップクラスのスキルを持っていると感じます。

もちろん会社組織においては、会社ごとの評価軸があるため必ずしも評価が高いとは言えませんが、少なくとも有しているスキルや成長マインドは非常に高く、シンプルに言えば強者です。

フリーランスだから稼げる・結果が出せているということでは無く、結局はどのような状況においても結果を出せる方がフリーランスになっているだけです。

また、会社に属している場合には会社の看板で仕事をすることができます。つまり信頼・信用は個人にあるわけでは無く、その会社に帰属しているのでクライアントは会社との合意を作れるので安心して仕事を任せることができます。

しかし、フリーランスの場合には会社の看板が無い、裸一貫の状態の個人に対してクライアントは信頼・信用がおけるかを判断して仕事を委託します。

これはクライアントが明確にある業態でなくても、例えば家を借りる、借り入れをする、クレジットカードを作るなど様々なシチュエーションにおいて常に個人としての信用度を試され続けることになります。

フリーランスとして完全な個人として生きることと、副業として会社に属して個人の活動をすることは似て非なるものです。

もちろん近い将来は2つの境目は曖昧になり、今よりもフリーランスとして生きることがやりやすくなるとは思いますが、現状は異なるゲームで戦うという覚悟が必要だと感じています。

Q2. 未経験から案件を受けられるようにするためにはどうすればいいか?

未経験の状態から案件を受けるまでには以下のステップが必要になると考えています。

STEP1:実績を作れるスキルを付ける

STEP2:実績を作る

STEP3:実績を持って自分をアピールし案件を受ける

STEP4:継続的に案件を受け続ける仕組みを作る

案件を受けるためにはクライアントから信頼され、案件の委託を受けることが最も高いハードルとなります。

信頼や信用を作るためには、まずは何かしらの実績が必要です。

多くの方はスキルさえ身につければ案件の獲得ができると考えているように感じます。

開発のスキルを身に付けることは当然として、実績作りの戦略を立て実行しなければなりません。

まずは開発的なスキルをしっかりと基礎から身に付けつつ、「実績」という観点も考慮にいれて目標を立てることができれば、案件の獲得に近づけると思います。

Q3. エンジニアになると時間と場所を選ばずに働くことができる?

結論からいうと、他の職種(例えば営業職)と比較すると時間と場所を選ばずに働くことができる可能性は高いです。

まず考えるべきは会社に属すのか、属さないのかという選択肢です。

「エンジニア×フリーランス=時間・場所を選ばない」と考えている方も多いと思いますが、「エンジニア×会社員=時間・場所を選ばない」という選択肢もあります。

そのため、最初からフリーランスだけに絞らずにフレキシブルな働き方ができる企業を探すことも有効な手段といえます。

また、フリーランスであれば必ず時間と場所は自分で選ぶことができるということもありません。

フリーランスだもクライアントがいる場合には対面でのミーティングを要求される場合もあります。

ではどうすればいいのか?

会社員でも、フリーランスでも共通して言えることは、スキル・実績を上げながら権利を主張できるだけの責任を果たし結果を出すことです。

当たり前のことですが、エンジニアになれば誰でも自由な権利を得ることができる訳ではありません。

逆に言えば、責任を果たし、結果を出し続けることができればエンジニアでなくても時間と場所を選ばずに働くことができます。

結論としては、エンジニアは特別で特殊な職種では無く、仕事・ビジネスの中の1つの役割に過ぎないので、まずは仕事における「責任」や「結果」とは何かを考えてみることをおすすめします。

Q4. エンジニアのスキルは将来性がある?

エンジニアのスキルはハードスキルとソフトスキルの2種類があります。

ハードスキルとはプログラミングができる、Webサイトを作れるなどの定量的に測ることができるスキルを指します。

ソフトスキルとはエンジニア思考で考えることができるなどの定性的なスキルを指します。

まずハードスキルの将来性としては、5〜10年ぐらいで需要が下がる傾向にあるのではないかと思っています。

ソフトスキルの将来性としては非常に長い期間で需要があり続けるのではないかと思っています。

例えばエンジニア的に物事を考えるエンジニア思考は、IT業界だけではなく全ての産業・業種において汎用的に考えることができるスキルです。

仮に自分が現在携わっている産業・業種が斜陽となる、プログラミング言語が廃れたとしても、思考を高めておくことによって変化に対応することができます。つまり、将来性があるスキルとは何かに固執することでは無く、あるゆる状況に対応し変化させることができるスキルです。

将来性を気にされている方におきましては、ハードスキルもさることながら、ソフトスキルを身に付けることを目標にすることをおすすめします。

まとめ

今回は駆け出しエンジニアの方、エンジニアを目指している方からよくある質問について回答いたしました。

やや厳しい意見、現実をお伝えしてしまったかもしれません。

現在ご自身のキャリアや学習方法にお悩みの方は是非一度ご相談ください。

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