相手の言葉 Vol.50

クラフトビールを初めて飲む方、飲み始めの方を中心に、クラフトビールを伝える色々な活動をしています。
セミナーや講演など、様々な場面でお話をさせて頂きますが、全く知らない世界を語られても、受け手の方にとっては、なかなか自分事で考えるのは難しいと思います。そうならないように、私がクラフトビールに関して話すとき、心掛けていることがあります。
それは、「相手の言葉」に寄り添うことです。
例えば、野球を好きな人に、まったく知らないクラフトビールを伝える時には、「クラフトビールには、野球でいうポジションがあるんだよ。それが『スタイル』だよ」とか、「クラフトビールの大分類は、エールとラガー。野球でいうと外野と内野かな!」とか、「それぞれのチームが、それぞれの醸造所と同じだよ」などなど。
相手が想像しやすい言葉の土壌で伝えると伝わりやすいと思います。
多様な人に伝えていくには、自分自身が、色々な事に興味を持つ事が大切なのだとも思います。

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