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エアブラシでアートとメイクを繋げることで女性を綺麗に輝かせながらも、さらにオリジナルな表現を追及したい。ボディペインティング&エアブラシアーティスト 三島 麻紀さん。

夢はエアブラシを道具に、アートとメイクを繋げる活動を通して、福岡から発信したいのと同時に、自らのオリジナルの表現を追求すること。現在、国内外でアートとメイクを融合させる活動でご活躍されている、三島 麻紀さんにお話を伺って来ました。

三島さんプロフィール
出身地:福岡県福岡市
活動地域:福岡市内を中心に、オーストリア・韓国など海外も含む
経歴:薬局で6年間の勤務の後、2013年よりエアブラシを道具にエアブラシアート&エアブラシボディカバーメイクの活動を開始。さらにその後、ボディペインティングのアーティストとして活動を広げ、2019年6月に博多丸井でライブペイントを開催し、2019年7月にはオーストリアのボディペインティングのコンテストなど、各種コンテストに参加。同時にボディカバーメイクの分野では、女性専用サロンとスクールDORRYARTを福岡市の博多で運営。
座右の銘:人生は一度きり

アートとメイクを繋げる活動で、ボディペインティングの大会を日本で開き、さらに女性を綺麗にしたい

Q1:三島さんはどんな夢やVisionをお持ちでしょうか?

三島さん(以下、三島):エアブラシアートを2013年から始め、現在ではエアブラシボディカバーメイクとボディペインティングの2本の柱で活動しています。ボディペインティングは、日本ではまだあまり認知されてませんが、オーストリアでは20年以上も大会が続いてるアートです。アートでは、私は誰ともかぶらないオリジナルの表現を追及したいです。その中でボディペインティングが日本でもっと認知され、ゆくゆくは日本で大会を開催したいですね。実はエアブラシアートはもともと女性の為に始めたものなのです。肌のコンプレックスをカバーし女性を綺麗にすることで、自信を持たせたいのがあります。ところがエアブラシは美容業界ではまだまだ浸透していません。なので、役に立つ情報として発信したいです。

記者:私もエアブラシアートについては全くの未知でしたので、とても興味深かったのと、さらに三島さんの作品の写真も見させて頂き、メッセージ性があるのを感じられました!!

三島さんのボディペインティングの作品とボディメイクの写真  計4点

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作品を継続的に創り、ボディアートの大会で優勝することと、美容分野とアート分野を融合したスクールを開くことが目標

Q2:三島さんの夢や理想の実現の為に、どんな目標・計画を立て、さらにどんな基本活動していますか?

三島:目標のひとつとして、8月に韓国の大邱(テグ)で開催されるボディアートの大会に今年で4回目の参加になりますが、その大会で優勝したいですね。この大会は、TV局が主催している10年以上続いており、2日で6万人動員する大きなイベントです。また、ペイントされるモデルさんも自己表現の手段として活用できますね。一方で、ボディカバーでは現在スクールで教えていますが、これはアート系の学校ではやらないのですね。なので、今までは美術・アート分野と美容分野は学校で分けられてたのを2つを融合したスクールをできたらと思ってます。活動としては、月に1回作品を創っています。InstagramやfacebookなどのSNSで発信したりしています。SNSで投稿した写真をみてモデルをしてみたい方からご連絡を頂いたりもしています。昨年はボディペインティング作品の個展、そして今年の6月には、博多丸井で色んなアーティストさんの作品の観覧や購入できるライブペイントも開催しました。

記者:その他に基本理念や大事にされてることはありますか?

三島:女性に役立ち、応援し、元気にすることですね。私自身も過去にニキビや紫外線アレルギーなど肌の悩みがありました。その後、2013年にエアーブラシに出会いまして、エアーブラシは美容業界ではまだまだ使っている人も少ないのですが、実はとても便利なのでして。エアーブラシでメイクするとメイクが長持ちして、何よりもキレイで自然なのです。「アートの美」と「メイクの美」を融合し、女性を輝かせるエアブラシメイク・アートのジャンルにメイクアップアーティストや絵描きさんにも興味持って参入してもらえたら嬉しいですね。私自身が新しいアートと常に出会いたい想いがあるので同じ感動を共有したいです。

本当はずっとやりたかった絵を描く中で、「アートの美」と「メイクの美」が私の中で繋がった

Q3:三島さんの現在の夢・ビジョンのきっかけ、さらにその背景には何があったのでしょうか?

三島:子供の頃、母が好きでよく絵を書いていて、私も本当は絵を書きたかったけど、絵を書くことが地味なイメージだったので、周りの友達に合わせてました。本当は、みんなが選ぶものとは反対なものを選びたかったのに、小さいころはそんな自分を出せず、まわりの目を気にして合わせてました。本当は美術部に入りたいのにテニス部に入ったりしたこともあります(笑)母の価値観も普通に仕事をして、結婚して、子供を産んで、普通の人生を良しとしてましたが、私にとっては反面教師でしたね。また、私は6年間、薬局でメイクやスキンケアの悩みを聞きアドバイスする仕事をしていました。その時に人に喜んでもらったり役に立てることがとても嬉しかったです。けれども、6年目に「私はこれからどうなりたいんだろう」と不安に思ったんです。そこで本当は好きだった絵を描きたいと思い、エアブラシアートを学びました。エアブラシアートで模写ができるようになった時に「アートの美」と「メイクの美」が私の中で繋がりました。サロンメニューでは、花嫁さんの体の痣やタトゥーをメイクで消しキレイに見せたり、腕を細くみせるメイクなどコンプレックスカバーのメイクをメインにしていました。そんな時に、韓国のボディペインティング大会のコーディネーターさんからfacebookのメッセンジャーでボディアートの大会のお誘いが来ました。それからボディアートに魅了され、今の私の活動に繋がっています。

記者:最後に読者へのメッセージはございますか?

三島:私は以前は受け身で周りに合わせていましたが、エアブラシアートに出会い、今ではとてもポジティブで前向きになりました。人生は一度きりなので、勇気を持って自分の好きなことをチャレンジすることは大事だと思います。私は「こうあるべきという思い込みの自分らしさ」よりも「人間らしく生きる」ことを大事にしています。また、私にとっての人間らしさとは「素直な感情」「ピンときた直感」を大事に生きることです。私は、小さい頃からずっと周りの期待に応える自分を頑張ってきたので現在のニーズに繋がっているんだと思います。

記者:「こうあるべき」を三島さんご自身で越えたストーリーは、今の時代を生きる多くの日本人にとって、とても大きな希望になるメッセージだと感じられました。本日はオーストリアから帰国した直後にも関わらず、貴重なお時間、誠にありがとうございました。

三島さん基本情報
Maki Mishima Facebook|MAKI MISHIMA Instagram

編集後記

インタビューした緒方(写真右)と三浦(写真左)です。
三島さんのお話はとても新鮮でした。「エアブラシアート」という全く新しい世界に出会い、お話を聴いている私たちの世界観も広がりましたね!!

三島さんのメッセージに「人間らしく生きる」ことを大事にしているとありましたが、これは令和時代を生きる私たち日本人にとって、可能性を無限大開花させるための不可欠な要素だと感じ取れます。これから三島さんが「アートの美」と「メイクの美」の二刀流で、令和時代にどんな美しい花を咲かせ、さらに女性の可能性と尊厳をどう創造していくのか、目が離せませんね!!

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