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フィリーズレビュー予想


コース形態・解説

2コーナーのポケット部分からのスタートで内回りコースを使用。向こう正面は平坦、3~4コーナーからは下り坂で直線残り200m地点まで続く。そこから高低差2mの急坂を登るコースレイアウトで前傾ラップになりやすい上に最後の急坂があるので、タフなレース展開が多い。

メモ


土曜日の芝は前に行った馬が好走していたが、スローペースが多かったため、トラックバイアスというよりもペースの恩恵を受けていた気がする。
全体時計もペースが遅かったりとそこまで速くは無かったが、上がり3ハロンの数字を見ると例年とそこまで変わらない。フラットな馬場だと考えて良い。
コース形態も味方して、3歳牝馬限定戦にしてはかなり速いペースで、この時期に牝馬にとっては最後の急坂はかなりタフになってくる。
欧州型のスピードの持続力とパワーが要求されるレースだと考える。
(米国持続力型だと、最後の急坂で止まってしまう)
血統的な傾向としては、欧州型で特にロベルト系の底力を内包する馬が好走している。(ムーンプローブ、ジューンオレンジ、サブライムアンセム、茂ピンクルビー等々)欧州型のスピードの持続力という点では、ナスルーラ(トニービンやコジーン)も良いはず。
番組体系的に短距離は小倉などで行われるため、好走しているとはいえ、急坂コースで能力が発揮できるか分からない。(ローカルのため、力関係も若干弱め)
距離短縮、特に阪神JFから参戦の馬に注目したい。
距離短縮で11秒台が続く厳しい流れを走り切った後に、急坂を登れる底力(亀谷流だとガッツ)を持っている馬を選びたい。

予想印と理由

本命はロゼフレア。デビューから通して1400mを使ってきた馬で、勝ってる2レースとも、前傾ラップで勝利している。万両賞の2着馬はその後1勝クラスを圧勝するソンシで、メンバーレベルとしても申し分ない。
タフなガリレオに、ダンチヒでスピードを補っている配合で、ドンピシャではないが、タフな展開には向く可能性が高い。

対抗はシカゴスティング。阪神JFはキツイ流れを逃げて粘る5着としぶとい競馬をしていた。能力的にはこのメンバーの中では上位な方。
血統的にも、父ロゴタイプは自身も前傾ラップの朝日杯や皐月賞を勝っているように、スピードの持続力を得意とするタイプ。母父もロベルト系でバッチリではあるのだが、急坂適性があるか分からないので、対抗まで。

単穴はコラソンビート。京王杯2歳Sの勝ち方も強かったし、阪神JFも3着ではあったが、厳しい流れを好位で追走した分、1,2着馬に差し切られてしまった印象。さすがにここでは断トツの能力ではあるが、本番を見据えての競馬になると思うので、ここは3番手評価まで。持続力もタフさもある血統ではあるが、長い直線の東京の方が合いそうなイメージではある。(NHKマイル向き?)

穴目なところではマーシーランに注目したい。新馬戦は今回と同じ条件で行われており、勝った2,3着馬は未勝利・1勝クラスを勝ち上がるかなりレベルが高かった印象。ラップタイムも11秒台が続く速い流れであったこともあり、適性も高いはず。京都1600mからの条件変わりもプラス。

おわりに

予想を言語化するってかなり難しいと思って記事を書いていました…
(これを地方とかで毎日やってる人たちすごいです。)
金鯱賞は書けたら良いと思っておりましたが、あまり買いたいレースでは無いので、気になる1頭だけここに書き留めておきます。
☆シーズンリッチ
土曜日の馬場を見ていると内前有利な印象。最内枠を引けたのは大きい。
神戸新聞杯が番手につけて負けてしまっているので、能力的に足りるかどうかだが、スローの瞬発力勝負は向かなかったのかもしれない。

中山牝馬Sは残念な内容だったので、ここは当てたい…!!

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