今更ながら、ようやく振り返りをまとめられたので、
備忘録代わりに投稿します…！

レース結果・ラップタイム回顧

例年通りのラップになると思い、前傾ラップで上がり上位で好走した経験のある馬が有利としたが、まさかの後傾ラップに。
前半34.9秒は過去10年の中でも去年（不良馬場）に次ぐ2番目に遅い時計で、その日同条件の1勝クラスが前半35.1秒ということからもかなり遅いペースで流れていった。
そのため前目で競馬した馬に有利な展開になった。
去年のスプリンターズSでも当時の馬場に対してスローで前残り決着だったことを考えると、極端な前傾ラップになる予想は少し浅はかだったかも。
内外の有利不利はあまり無いと予想していたが、結果的には内を通った馬が馬券内に来ているところからも、内前が有利ではあった。
それは日曜日の芝レースでも少し傾向が出ていたので、直前で参考にするべきだった。

気になった馬の短評

・マッドクール
好スタートを決めたけど、10番が速いと思ったらすぐに引いて番手を付ける好判断。スローペースとはいえ重馬場で3番手を追走して上がり2位の33.7秒で走られたら後ろの馬には届かない。時計勝負になっても勝てていることからも、圧倒的にスプリント能力に優れていると言える。大きい馬体からも夏は苦手そうなので、経過は良く見たいが、万全ならスプリンターズSでも上位評価したい。

・ナムラクレア
去年に続く2着だけど今年の内容は勝ちに等しいというか、一番強いレースはしていた。前有利な展開のなか、この重馬場で33.2秒の上がりタイムで鋭く上がってきているところからも、重馬場でも減速せずに走れる馬なのだと思う。短距離だけでなく、牝馬路線でも力は上位の可能性もある。去年のヴィクトリアマイルも3着のスターズオンアースと0.5秒差の8着。去年の上位馬が走らないし、陣営的にもどうしてもG1を取りたいと思っているはずなので、次も狙っていきたい。

・ビクターザウィナー
スプリントが強い香港G1で勝っている馬ということで、やっぱりレベルが高かった。陣営的には状態が良くなかったということなので、香港と日本のスプリント路線は力差があるのだと思う。

・ウインカーネリアン
前半がスローだったため、追走についていけた感が強く、前有利な展開もこの馬に味方した印象。G14着の見た目は凄く良く見えるので、安田記念で評価が上がるようなら、むしろ嫌いたいと思う。

・トウシンマカオ
割と内々を回って立ち回れてはいたが、直線では弾け切れずの6着。上位3頭とは実力差がついており、G1では少し足りない印象。

・ビッグシーザー
本命にしていた馬。内々を器用に回れ、マッドクールの後ろ、ナムラクレアの前にいたが、その2頭に離されていく一方の直線。もう少しペースが速い方が良いと思うが、G1レベルだと今一つ足りない可能性もある。

・ママコチャ
鞍上もレース回顧で冬場は調子が良くないと言っていたくらい調子が悪かったのだと思う。それでもあの展開を外枠でロスがありながら内枠のトウシンマカオ、ビッグシーザーと差のない競馬をしていたところからも、能力的にはその2頭よりも上。夏～秋にかけてはもう少し期待したい。

・ルガル
若干過剰人気気味だったかもしれない？ただ、4コーナーで外に出したところを内に入れていたら、もう少し着順が良かったのかもしれないと思っている。もっと軽い馬場でラップも均等ラップになるようなレースの方が得意な印象で、これで人気が落ちるなら少し注目したい。

・ソーダズリング
ここは馬場も合わなかったし、展開も合わなかった印象。能力の全てを出し切ったわけでは無いし、前走はあのナムラクレアを完封している。
マイルの方が合っている印象なので、距離延長で狙い目。（牝馬限定戦ならなおさら）

・シャンパンカラー
血統的に評価をしていたが、ゲートも出ず追走も出来ず、上がりも使えず良いところ無し。NHKマイルカップがピークの馬だったかもしれない。
ここが見切り時か？

次に狙いたい馬や条件

・マッドクール：スプリンターズS（夏負けしていなければ）
・ナムラクレア：ヴィクトリアマイル
・ママコチャ：もう少し暖かくなったところで
・ルガル：セントウルSとかスプリンターズSなどの軽い馬場での短距離戦
・ソーダズリング：ヴィクトリアマイル