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怒りとお腹の関係~臼井靈氣失われた半分

龍神靈氣読本は毎週月曜更新されます。
安定の一日遅れ更新……。

できるだけ毎日Blogを書いているわけです。
もうなんやかんやで10年くらいになるのではなかろうか。
その間、更新できなかった時期もあるけれど、この数年は、ほぼ毎日更新を必ずしてきたわけです。
それがこの数か月「今日はあかんかったーーーーー」みたいな日があり。
そういう習慣の抜けって、ものすごい気持ち悪いんですよね。
反対に言うなら、それが習慣=脳の恐ろしさで、慣れてしまうとそこで普通にいられてしまうわけで。
臼井靈氣の教えの中には、この「習慣作り」が過分に含まれています。

臼井靈氣は、その昔は口伝伝承でした。
つまり「口伝え」、自分も今能楽をお稽古していますが、昔の人って本当にすごいなぁって思うんです。
覚えられないもん、動画も音声ファイルも頂いているのに。
いや、これはね、もうね。
昔の人の記憶力って、ある程度必要もあって凄かったんだろうなと思うところ。
携帯が普及して、電話番号を覚え亡くなった人が増えているって話を聞きますが。
電話番号だけじゃなく、全般そうなんだろうな。
いまうちも靈氣伝授してますが、テキストありますからね。
他校より分厚いって言われますけど、それでも判らないって言われたりしますから(表現力の限界なんです、すいません)。

臼井靈氣は、臼井甕男氏が亡くなる少し前には財界の父と言われる方にも施されていたことが近年わかっています
そして、臼井甕男氏の死後、軍人さんが後継者となり、元軍医の林忠次郎氏がハワイへ伝承し、高田女史を介し逆輸入で日本へ里帰りします。
しかし、その過程で姿を変えられてしまい、失われてしまったものがある、と言われています。
ある一部の方たちには「失われた半分」と呼ばれているもの。
その正体が何であるか、独立した10年前から個人的に研究をしてきました。
そして、たどり着いた答えが礼節。
臼井甕男氏はお坊様ですから、「整える」というものの中である程度の礼節(決まり)をつくられていた気がするのです。
この礼を欠いた振る舞いは、人を不愉快にします。
不愉快の度が過ぎると怒りを生む、その怒りがどのような影響を人体に及ぼすか。
ここに臼井氏は注目していたのではないかと思っているのです。

怒りをまともに受けてしまった人体は、どうなると思いますか?
まず内臓が固くなるのです。
内臓が固くなる、最も固くなるのはガードとなる縦の無いあばらから下の部分。
ここには大腸や小腸、胃、肝臓など主要な臓器が集まっています。
怒りを感じたとき、ここに手を当ててみてください。
きっと固く冷たくなっていると思います、その蓄積がのちに病を生む。
これは靈氣神秘伝で言われる「ボディミーニング」といわれる手法でも使われるもので、その方の身体部位から魂の声を聴きとる手法としても使われています。

臼井氏は天台宗のお坊様だったと言われます。
怒りをどう受け流すか、修行の中で気づかれたのかもしれませんね。
10年前、失われた半分は実は礼節ではないか、との仮説から初級マナー講師の資格を取りました。
JAL国際線のCAの方にご指導していらした経験のあるご年配の師匠の元で半年間学びました。
それはとてもいい経験だったと思っています。
えみこ自体は、日常はがさつですし、粗暴なところもある人間ですが(笑)。
あの師匠の教えから、例えばお茶席などの凛とした空気や、ちょっと高級なホテルのラウンジや宿泊中の対応に、とても安心感を覚えます。
そして、そんなとき「この安心を、創りだせる人になりなさい」と臼井氏は教えていたのではなかろうかと、仮説実証を体感できた気がしました。

怒る(いかる)とお腹が固くなるのは、それを抑えるために全身が緊張するから。
そして、リラックスる間もなく、相手が次々と怒りを持ってくるとしたら。
それが身体の癖となり、緊張した世界を生きていくことを強いられることになってしまう。
その連鎖を臼井氏は、靈氣療術を使って止めようとされていたのだろうと思うのです。
そのためには、礼節を知り、安心を創りだす感性を育てなければならない。
これ、意外と難しいんですよね。
そして、相手に流されないように自分の怒りを上手に整えていくスキルも術者に求められる。

腸活」というセッションを編み出しました。
これが10年目にたどり着いた、臼井靈氣と怒りの関係な気がする。
わたしが伝えている「失われた半分」は、いったいどれだけの人に届いているのだろうか。
なんだかそんなことを、思っています。

公式HPはこちら





日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。