魚の形のガラスである魚が、びっくりしている

山本健吉『古典名句鑑賞歳時記』(角川学芸出版、〈角川学芸ブックス〉、2010)の、ガラスでできているのだろう魚(114ページ)。〔 〕ルビ
「硝子〔びいどろ〕の魚〔いを〕おどろきぬ今朝〔けさ〕の秋 与謝蕪村」
動物、あざらし。ペンギンがトマトを見て、ゴムのボールだと思う地球(青)
「『古今集』の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」を、本歌取りしている。」
印刷されているコンニャクを、花や、クジャクであると思っていた鳥と、ウニ。ウニ(水槽の魚はハゼ)
「ガラス鉢の中の小魚(金魚・目高)の類も、秋の到来に驚いて、はねているというほどの意。」
緑色の石が、びっくりしているだろう。石である
「「今朝の秋」は立秋で、秋冷を魚も感じ取ったと見た。」
アニメに出てきた怪獣(爬虫類)は、布について、いろいろ思っている。カニ・エビ
「面白い。」

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