青盤と赤盤のような(増えた)

平凡社の、カバーが青い、たくさんの詩人の詩を2段組で集めている、山本太郎(編)『ポケット 日本の名詩』(1983。ここには1996年新装版第1刷)と、平凡社の、カバーが赤い、たくさんの詩人の、翻訳された詩を2段組で集めている、篠田一士(監修)『ポケット 世界の名詩』(1982。ここには1996年新装版第1刷)。この2冊は、同じ大きさの本であるから、並べて置きたいと思っていると、両者の奥付のページに「B6変型判(18㎝)」「総ページ416」と同じことが書いてあり、並べて置きたいと思っている。『ポケット 日本の名詩』に山村暮鳥の詩(16~19ページ)。「囈語」、「風景」(いちめんのなのはな)など(ここまでは以前書いた)
 
それから(ここから増える)、平凡社の、『ポケット 日本の名詩』『ポケット 世界の名詩』と同じような装幀の、短歌をたくさん読める2冊。カバーが茶色くて少し赤い、たくさんの歌人の短歌を2段組で集めている、宮柊二(監修)『ポケット 短歌その日その日』(1983。ここには1996年新装版第1刷。奥付に「総ページ360」)に、いろいろな鳥がいる短歌は69~83ページ。カバーが茶色くて、前の本より赤くない、たくさんの歌人の短歌を2段組で集めている、宮柊二(監修)『ポケット 続・短歌その日その日』(1985。ここには1996年新装版第1刷。奥付に「総ページ356」)に、いろいろな鳥がいる短歌は67~80ページ。「いちめんに雲雀の声の満つるなかまつすぐにあがる一つの雲雀」古泉千樫(69ページ)。『ポケット 日本の名詩』の暮鳥「風景」に、繰り返される「いちめんのなのはな」の中に「ひばりのおしやべり」(17ページ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?