サニーデイサービスのドキュメンタリー映画は面白いです。

渋谷シネクイントでカンパニー松尾さんが監督したサニーデイサービスのドキュメンタリーを見た。
いい映画だと思った。みんな、見に行きましょう。

田中さんが相当重要なんだなぁ、と。
激しくリハで叱責する曽我部さんの姿と苦笑しながら受ける田中さん、反省会でサポートメンバーをビークにするとき「お前、言っといて」と田中さんにふる曽我部さんと、苦笑する田中さん。

町中華とかの老夫婦で本当に好感のもてる上位数組の像が重なる。
一方、クソのような成城石井系ロハスロッカー家族を沢山知っているだけに、それと似て非なる(真逆の)曽我部さんのロックなシングルファーザー振りに感動するとともに好感を覚えた。
小杉天外とかを推していたので誤解していた。
宇野浩二近松秋江寄りの人、ロックの人だ。

信頼感を覚えるとともに、やっぱり高松の人より丸亀坂出らへんの人の方が信用置けるなぁ、と。
高校のとき、ヒッチハイクで丸亀から船で牛島という島に行ったことがある。ヒッピーの人が一人住み着いていると聞いたからだ。牛島で彼をたずね一晩泊めてもらった。
可愛いサブカル系女子大生が長逗留していて、セックスしまくっている感が満載で、まだ童貞だった私は興奮し勃起していた。
酔っぱらってヒッピーおっさんが、「お前やりたいんか、俺らヒッピーやけ フリーセックスだからこいつがOKならやりゃぁいい」と促し、女子大生も「別にいい」といったのだが、ヘタレだった俺は勇気が出ず一升瓶をがぶ飲みして酒に逃げて寝た。

田中さんは今治出身ということで、そういえば近藤等則さんに顔が似てるかもなぁ、と思いながら見ていた。
終了後、久々に兆楽で広東麺を食べた。

家に帰り、購入したパンフレットを読んだ。
最近の映画パンフレットは本当につまんないのが多い中、これは本当に面白かった。しかもCD付きだし。
パンフレット中、昔 曽我部さんのアパートに居候していた人の手記が載っていて、曽我部さんと決めたルールは「セックスはいいが、オナニーは禁止」というものだったそうな。原則的な正しいルールだ、さすが!と思った。

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