西の山 $UJI
まず、なぜ西の山と書いたのか?
西側は一番最後に日が当たる。
数字というのが一番向き合いたくない物だった。
夕日の様に斜に構えている。
日の当たる感じが最後になっていく様が・・・(最後のおーおーおーおーおーの部分とか)
$UJIはそんな所を表している感じがした。
この情熱とユーモアを買った一番の理由は$UJIだった。
ラジオでパノラマパノマタウンを朝何回もピックアップしていて
よく流れていたのが、「フカンショウ」と「$UJI」と「めちゃめちゃ生きてる」だった。
めちゃめちゃ生きてるは、最初ダサいと思っていた。
$UJIは、このアルバムで一番最初に好きになった曲だった。
この曲が入ってなかったら買ってなかったかもしれない。
歌詞の内容も一番分かりやすい曲と言っていいかもしれない。
そのまま数字に対する感情がストレートに表れているのが素晴らしい。
数字というのは分かりやすいから、分かりやすく表現するのだろう。
正直言って、こんなに数字に対して感情を持ったことがない。
いや。逆に数字のおかげで目標を持っていた所もある。
一番になろう!二番にはなりたくない。二番じゃ意味ない。
今日の目標は何回にするぞ!テストで何点取ってやる!
って感じで。
元々自分は理系なのもあって算数とか数学が得意だったのもある。
お金というのが数字で表せられるし、どうやったら儲かるか?
どうやったら稼げるか?お金ってなんだろう?
ってよく考えていた。
でも結局、原価、光熱費、税金、家賃、交通費とか色々いうけど。
全部元を正せば人件費になるんだよな。
信頼、満足、感情という物のやり取りにすぎないんじゃないかと。
色々な経営や経済の本を買って、時代の流れを考えたりした。
結局、効率、効率ばかりの事ばかり書いてある。感情を極力排除して考えようとか。
でも一番好きな本は、「チャンスはムダな事から生まれる」だったかな。。
自分は大学で経営情報学科だったがそういう経営の言葉でいうなら一番気に入った言葉が
「効用」だった。(どれだけ効率よく感情を満たせるか?)
もう一つが「統計学ほど当てにならない物はない」だったか。
(学業の全てが統計学と言っていい気がする。当てにはならないけど、勉強にはなる気がする)
そういやー
笑ってないのに笑顔のスタンプ 嘘のやりとり 浅い波乗り
余裕もないのに 「できる大丈夫」その一桁に自分を殺した
のフレーズだけ全く数字の要素がないんだよな。(1桁は別として)
多分、多くの人数に受け入れてもらいたくて自分を殺しているんじゃないかと?そういう数が欲しいという事に対する批判かなー。
自分はゴルフをティーチングプロをしているが。
最初の頃が一番稼いでいた。
まだ始めたばかりなのに、生徒さんがすごい入ってきて時給1万になるくらいの事もあった。
理論も完璧に仕上げていた。
この教え方でうまくならない方がおかしいとさえ思っていた気がする。
ただ、みんな同じ事を教えていて個性を殺していた。
お金は入っていたが、精神的にとてもきつく
お菓子と栄養ドリンクしか喉を通らなかった。
残る人はうまくなったが、何かが違っていると思った。
今は人に合わせて教え方を変えている。
1時間に教える人数も限られて前より儲からなくなった。
球にすら当たらない人。当たっても右ばかり飛んでいく人。
左利きだけど右打ちにに直した人。
正直言って、とてもうまくするのに手間の掛かる人ばかりだ。
だけど、自分にしかできない事をやっていてなんかめちゃくちゃ楽しい。
これをお金で測る事ができるのだろうか?
自分は理系で数学や算数が一番得意だった。
だけど、数字が嫌いだったのだ。
なんかそんな気持ちを表している感じがして。
ただ、お金がないと生きてけないのもある。
お金を沢山手に入れるには効率が重要だというのも間違いない。
情を持って接しすぎると、安く売ることになり儲けがなくなってしまう。
結局儲けがないと人を幸せにする事もできないが・・・・
最終的に重要なのは情な気がするのは俺だけだろうか?
数字なんて他人との比較だしな。自分が成長する事を考えればいい気がする。その参考として数字を見る程度かな。
後、「筋書きどうりなんてうんざりだ」のフレーズが意外と好きだなぁ。
なんか「数字が軌道なんてうんざりだ」と聞こえてくる。
狙ってやってるのかやってないのかわからないけど。
まぁ、改めてパノラマパノマタウンに書きなぐったように、こうやって書いてるけど、正直、だれと話すよりもどんな本読むよりもすごい考えさせてくれるし、ためになるなと感じるなぁ。
10年間くらいラジオで色々な音楽聞いているけど、パノラマパノマタウンの曲をラジオで聞くまではアルバム買おうまでは思わなかった。(米津玄師の打ち上げ花火が出てきた時もいいと思っていたが・・・)
短時間に言葉に感情を乗せられる音楽ってすばらしいって思わせたパノラマパノマタウンに感謝している。
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