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原点 世界最後になる歌は

パノラマパナマタウンの歌って昔の歌ほどよく分からない歌が多いんだよなぁ。

その筆頭がこの曲。

まぁ、それがどうしてだろうと考えてはまっていくんだけどね。

全てがわからないんだけど、まぁ、今の現時点で思った事書いてみようと思う。

まず題名からしてよく分からない。

だれに対して書いている曲なのか?

聞いていても、恋人なのか、この曲を聞いている人なのか、世界に対してなのか?

「分け合った思い出の」の辺りは恋人のような気もするし

「遠い国に寂れた街角で」辺りは世界を思わせる。

世界最後になる歌は

で切れているのもよく分からない。途中何回も

世界最後になる歌はこんなもんでは伝わらないかもしれないな

という歌詞があるけど、その後、

世界最後になる歌はこんなもんでは伝わらない

からの

世界最後になる歌は

になって曲名となっていく。

世界最後になる歌はこんなもんでは伝わらないかもしれない

が曲名の元だとしたら、まずこのフレーズもよく分からなかった。

「こんなもんでは」 「伝わらない」 「かもしれない」「な」

自信なさげな感じのオンパレード感。

普通ロックやっていてこんなに自信ない歌を歌うバンドも少ないだろう。

ただ俺は思う。自信のなさというのは、それだけ深く色々世界を知っているという事の裏返しだという事を。

何かの記事で読んだのだが、パノパナは最初フェスに出る時、自信がないというのだが、出場者と比べるといけると思ったというのがそれを表していると思う。

それが時間が経つにつれそれらの「こんなもんでは」「伝わらない」「かもしれない」「な」

という言葉が省かれて、自信がついていく様を表しているのかもしれない。


歌詞の中は伝わらない事を中心に書いている気がする。

ただその内容がよく分からない。


届きやしなかった思いが ぶつかっていくよ このボイラー

いつ何時でもその問が 答えを拒んでいく鎧だ

とかなんかよく分からない。

届かない思いが詰まったボイラー(エネルギー?)が答えを出すのに障害になっている??!!

って事なのか??

くだらない感情につける名札は無くしたままで

とかもなんか分かるようで分からない。


「意味はなかった~理由と動機がただ溶け合って」

までは分かりやすいなと思う。

が・・・・

その後の


どっか遠くで寂しそうに笑う少年たちが靴箱に隠した

別々の祈りがどっちも傷つかずやっていけたなら

分かってほしいなんて勝手だ

けど下がってる訳にいかんのだ

身勝手な心の叫びを奪ってよ。


は好きな感じなのだが・・・sick boyにも出てきた靴箱やら、

心の叫びを奪ってよ 辺りが気になる。

最後方ののフレーズにも

心を奪わせてよ この声を届いてよ

とある。

伝わるというのは心を奪われるとか、心を奪うとかを表しているのかもしれない。


まぁ、とにかくまだこの曲も10~20%も分からないかもしれない。なんだかそれはこのアルバムだけでは分からないかもしれない。

ただそれを思わせる謙虚な気持ちやそれが伝わるような曲が

世界最後になる歌は

には自信がないというなんでも吸収するという無限の可能性を秘めた曲だというのを思わせる曲だと思った。




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