働き方改革は想像以上の大改革です


働き方改革はじまりました

現在の実体経済を破壊するための大改革となること間違いなしだったりします。その危機感を皆さん持っていらっしゃいますか

「これから人口が少なくなる試算が出ているので1人1人の生産性をあげて出生率を上げる事を目指そう」てなことを印象のいい言葉を掲げてますが、私には「中小企業にダメージを与えることで淘汰を目指す」ということにしか見えません。

これから何が始まるのかざっと見てみるだけでわかると思います。
これは今の時点で決まっていることです。

1.5日間有給休暇取得の義務化 中小2019/4~
2.残業時間の上限規制 中小2020/4~
3.同一労働同一賃金原則の適用 中小2021/4~
4.割増賃金率の猶予措置廃止  中小2023/4~

最低時給を1000円以上にしろだとか、今の時点で決まっていなくとも今後、中小企業にとってもっともっと悪条件が課されていく流れはまだまだ止まらないと思われます。

見る人が見ればわかりますが、欧州が30年以上かけてゆっくりとやってきたことを2~3年でやろうとしているという横暴ぶりです。世界基準にいまさらあわせようというのはネットとテクノロジーの進化の結果なのでしょうか。

外国人労働者の受け入れってのもあるのかもしれません。世界的な #アドレスホッパー が労働者として存在しているわけで、その世界的な流れに日本がのり遅れているというのもあるのでしょうね。

経済産業委員会で「働き方改革は中小企業の淘汰だ」とはっきり言われているように淘汰される企業はかなり多いと思われます。

ネットの進化で個人が大企業と戦える時代になったので中小企業の存在価値が問われる局面にまで来てしまったのですかね。

これから起きる大きな波はある程度予想しておくことが大切です。

第1波「消費税」が来ます。

10%の消費税でかなり負担増ですね。

第2波「働き方改革の波」が来ます。

大企業には津波のパンチがきいたらしく経団連、トヨタの「終身雇用終了宣言」や「45才以上希望退職募集」と早期対応をとっています。

1.5日間有給休暇取得の義務化 中小2019/4~
2.残業時間の上限規制 中小2020/4~
3.同一労働同一賃金原則の適用 中小2021/4~
4.割増賃金率の猶予措置廃止  中小2023/4~

これを見てれば分かる通り、この波は中小企業にもじわじわ波及してくるわけで「5日間有給休暇とりなさい」と来た後に、2020年4月から「残業時間は守りなさい」、2021年4月から「同一労働同一賃金原則の適用」、2023年4月には「割増賃金率の猶予措置廃止」と淘汰をじわりじわりとあおってきます。

中小企業というのは無くなっていくことでしょう。
もはや世の中の経済格差の二極化は避けられません。


いま中小企業にいる人たちは勝ち組に入る大きなチャンスがまだ残されています。

ただいちど貧困層に落ちたとしてもフリーランスが大企業と戦える時代になるので、敗者復活が通用する時代になるかもしれません。生きていくうえで重要なのはニーズに合わせ変化し続けることだと思います。

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