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10年後なくなる仕事、残る仕事、生まれる仕事

「10年後、今ある職種の半分が消えてなくなる」という人もいます。

日々変化し続ける私たちの生活は便利になっていきます。

5G導入により、世界50億人がスマホでつながり、映像でつながり、
脳がすべてつながるに等しいといえる状態になるといえます。

そのネットワーク社会でAIが与える衝撃(情報処理力)にますます依存し、すべての仕事が変質していくことは避けられません。

どれくらいの仕事が奪われ、どれくらいの仕事が生まれるか。

きちんと発表しておこうということで
ダボス会議で次のように発表されました。

7500万人分の仕事がなくなる

「2025年までにデータ入力や会計処理など現在の仕事量の半分となり7500万人分の仕事の機会が奪われる」

#ダボス会議 」とは「世界経済フォーラム」の総会のことです。
世界を代表する有識者、政治家や実業家や専門職の方々が一堂に会して今後こんな世界になっていくだろうという仮説を立てて、そのなかで問題があればどうやったら解決できるだろうという解決方法について討議したりする会議です。

なのでニュースで話題になることが多いです。

#スーパーシティ構想 もダボス会議からの流れでしょう。

#世界経済フォーラム 」は独立した国際機関です。
スイスの実業家で大学教授でもあったクラウス・シュワブ先生の提唱で1971年に発足した世界情勢の改善に取り組んでいます。

その総会が毎年1月にスイス東部の保養地ダボスで開催されているために「ダボス会議」と呼ばれています。

そのダボス会議では
【今日生まれた子供が、将来働くときに現在存在しない仕事に就く確率】
それが「65%」だと
発表したこともあったんだとか…

自称炎の講演家「鴨頭嘉人」さんがあらゆる講演でこの数字をつかっています。

これに関しての根拠を調べてみましたが、
納得のいくレポートがダボス会議からみつからないので、、、

おそらくですが、、、
米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏が、2011年8月のニューヨークタイムズ紙インタビューで語った「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」というコメントしたことがネット上で散見されるので、これが根拠なんだろうなと思っています。

自身の長女の小学校入学が2013年度入学、
次女三女が2016年度入学なので
中1になった長女が就職するころに
本当にそうなっているのだろうか気になります。

以下の考察は子供の将来を真剣に考えてのことです。

「THE FUTURE OF EMPLOYMENT(雇用の未来)」(2014年)という論文で「なくなる仕事ランキング」なるものを発表し
「雇用の未来」研究ブームの火付け役となった
マイケル・A・オズボーン准教授。

[週刊東洋経済2019・4・13号]に本人顔写真掲載で記事が出されていました。

「より重要なのは生まれる仕事だ」という見出しで「まず、技術によってどんな仕事が消えるかを理解しなければならない」とし「自動化できない仕事には理由がある」とし「自動化のコストに見合わない仕事は残るだろう」としています。

そこで技術革新により
「10年後なくなる仕事」
「10年後なくならない仕事」
「10年後生まれる仕事」
について考察してみようと思います。

技術の進歩でなくなってしまった仕事

日本においても技術の発展によりなくなってしまった職業があります。

・裏回り、玉洗い

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今のパチンコ台は自動管理システムで補給されていますが、このシステムが開発されるまでパチンコ玉の補給は島の裏で主に女性が手動で対応していました。

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玉も手洗いでした。


・ピンセッター

ボーリング場の倒れたピンを直しスコアをつける「ピンセッター」という仕事は1946年に機械化され自動化されなくなりました。

・ランプライター

瓦斯ランプが普及していた時代に瓦斯ランプの街灯を点けたり消したりする「ランプライター」という仕事があったそうですが、これも電化により必要なくなりました。

・電話交換手

電話サービスが始まったころには「電話交換手」という仕事もありましたが、直接通話がつながるようになってなくなりました。

・レクター

工場で娯楽作品を読み上げるという「レクター」という仕事もあったそうですが、これもラジオや有線の発達で必要なくなりました。

・駅の改札員

駅の改札員はこの20年で自動改札が導入され見事にいなくなりました。

今後は列車の自動運転が導入され、やがては高速道路から自動車の自動運転も導入されていき、やがては交通は完全機械化されていくことが予想されています。

そこから予想される「10年後にないかもしれない職業」をまとめてみました。

10年後にないかもしれない職業

・実店舗販売員(アマゾンGOでの実証)

「アマゾンGO」においてはアメリカで販売員不在のコンビニの実証実験がはじまっておりロンドンに進出することも検討中です。

このストアは、コンビニ風の総合食料品店に消費者がレジを通ることなく出入りできるというコンセプトで作られています。カメラを多用して客を追跡し、選んだ商品を識別したのちAmazon Goアプリを通じて直接請求するとなっておりレジ打ちする店員がいないことで話題になっています。

・コック、調理員

調理、配膳など仕事の大半をロボットが担う「ロボットレストラン」なるものも中国にあるとのことです。

運営はEC(電子商取引)大手の京東集団(JDドットコム)が手がけているとのこと。同社は本業以外にも、ドローンによる配送、自動化された倉庫や無人コンビニなど新技術を活用したビジネスを行っており、まさにコンピュータの発達による自動化(AIロボット化)で人間を必要としない運営をはじめています。


・一般事務(パラリーガルのような専門職の事務職も含む)
・ドライバー(バス・トラック・タクシー)
・受付係(会社・ホテル)
・通訳(スカイプなど同時通訳機の発達・翻訳など表現力を必要とするものは別)

答えがあって早く正解を導き出すという「創造性」を必要としない職業は「仕組み」化しやすくその「仕組み」の中にいると徐々に自動化されていってしまうことが予想されます。
●飲食店で食事を作ってとどける店員
●Uberで運転手
●会社員でルートまわり
こういう働き方だとその人の付加価値が高まらず、人の交換が容易になり、やがてはロボットと交換されて機械化されることが予想されます。逆に「仕組み」の外で「人間力」を必要とするものは機械化に向いていないと考えます。


そこから予想される「10年後になくなりにくい職業」をまとめてみました。

 10年後もなくなりにくい職業

・#風俗 #エロ #薬物 #たばこ #酒類

人体と精神の欲求に直接刺激を与え機械で代用できない「快楽」を味わうための産業にかかわる仕事はなくなりにくいと考えられます。

・#美容整形 #歯科矯正 、それらの #アドバイザー
・洋服の #コーディネーター

「美意識」を向上させる欲求を満たすための仕事も機械化に向いていないと思われます。
AIを活用してたとえ自動化してできたとても『「青」が好き、「赤」が好き』というその人の「好み」に関する事は個性的なことであり、そのときの気分によっても変わってしまいます。AIに洋服を選んでもらうよりも、その個性への配慮ができる人間に選んでもらったほうが気分も違います。そのことから個性に配慮が必要な対人間の仕事は仕組化、自動化されることが難しいと思われます。

・#漫画家 #イラストレーター #デザイナー
・#脚本家 #小説家 #映画監督

人間特有の「独自性」や「創造性」を求められる仕事は残ると思われます。
芸術家は「世界で一つだけの価値のあるもの」を生み出しているわけで、いくらロボットが出てこようともAIで自動化はしにくいと考えられます。なぜならその人の持つ「自分の唯一の価値」を売っているからです。

・#歌手 #アーティスト #タレント
・#YouTuber  #インタグラマー   #ブロガー  
・#ライバー #ゲーマー

「情報編集力」を必要とし「個性的な魅力」を発信する仕事はAIでパターン化されることが難しいと考えます。
その場の空気を呼みとり、間をとって、その人の「情報編集力」で頭で柔らかく仮説を立てて納得のできる解の表現はそれぞれで違う「個性的な魅力」であり、その表現力の味わい方、「個性的な魅力」の感じ方も人それぞれ違うので、そのような仕事は機械化に適していないと思われます。
たとえば曲のジャンルでいうとロックが好き、ヘビメタが好き、アニソンが好きなど人により価値観が多様化しており、また演奏する姿など人間としての「個性的な魅力」を感じてもらう仕事であり、その感じ方も場所や時間や気分でも変わってしまうのでパターン化が難しいと思われます。「個性的な魅力」にひかれる人がいる限りその仕事は不必要とされることはありません。

・#教員  #弁護士 #医師 #看護師

人間力が求められ「信頼」が必要な仕事は精神的なケアも必要とされるため完全機械化は不可能と思われます。
看護師に手を握ってもらうと安心します。人間としてのあたたかみを感じてもらう仕事というのは機械に代用してもらうのは難しいと思われます。

なくなったり残る仕事もあれば一方で技術の発展により新たに必要とされる仕事も考えられます。そこでどんな仕事が必要になるのかを考えてみたいと思います。

10年後に新しく必要とされる仕事

10年後はAI時代といわれ家庭や企業など様々なところにロボットが導入されていることでしょう。そのロボットは機械ですから、様々なトラブルが生じるでしょうし、定期的なメンテナンスも必要です。不測のトラブルにかけつけ対応する人、メンテナンスをする人のほかロボットとどう向き合っていくのが正しいのかそれを人々に伝えるアドバイザー、さらに便利化させるための開発をするクリエイターなどの人材が新たに必要となるでしょう。

・輸送管理者

自動運転が現実のものとなったときにそれらを管理する仕事が必要となります。輸送や配送の効率化を図る人、不測のトラブルの対応にかけつける人、考えられる問題の予防法など分析したうえで柔軟な対応する人が新たに必要となることがかんがえられます。

・#デジタルアプリ の #キュレーター

スマホのアプリは把握しきれないくらい次々と開発され、さらに多くのアプリが出てくるとおもわれます。情報過多となり使いこなせてない人に無料案内所のなようなところを用意して対応案内する仕事も必要になりそうです。具体的にはいまでいうフィナンシャルプランナーのようにデジタルコンテンツのなかでどのアプリ、どのサイトを選んでどのコンテンツを使えば目的を達成できるのかを選んで案内する仕事が必要となりそうです。

・テクノロジーの #セラピスト
・#テクノロジーアレルギー の #メンタルヘルスケア  

めまぐるしい時代の変化についていけずに困惑してしまう人が増えそうです。そんな救いを求める人たちの相談窓口となる仕事や新しい #AI社会 になじめるように #メンタルケア をする仕事が新たに必要となりそうです。

・新たな技術者の育成指導者

新しい分野での次の技術者を育成するための機関や学校が必要となり、そこに従事する #教員 #指導者や #管理者 が新たに必要になると考えられます。


#二俣川 #集客 #ビジネス #子育て
#テクノロジー #5G #エコ活動 #SDGs
#自動運転 #MaaS #AI #シンギュラリティ
#2019年11月渋谷新宿まで相鉄線延線予定
#2020年9月東横イン開業予定

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2020/04/05追記

鴨頭嘉人さんの動画差し替え

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2020/5/21文書校正

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2020/6/5追記

ここまでお目通しいただきありがとうございます。ここまでの内容は2019年に書いた内容です。

2020年において社会変革があり以下の動画がわかりやすい未来予想図を描いています。

イケハヤさんは百貨店、結婚式業、葬儀業、展示場、大規模宿泊業は衰退産業にあげています。飲食はフレキシブルに対応ができていると評価しています。

スーパーシティ構想も追加しました。

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2020/6/6追記
参考図書

マナブさんの解説動画

・今後のロードマップ

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2020/6/9追記

・裏回り、玉洗い追加


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