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子供とスマホ

色々な場所でいろいろな問題が生じている子供とスマホの問題。僕自身二人の子を持つ親です。もちろんいろいろな制限をかけましたが、僕の場合は一風変わっていると思います。その内容をここに書き記してみようと思います。

まず第一に、親がスマホを理解していないことが問題です。といっても、スマホは無限にいろいろなことができます。どこの何を制限していいのか親ですらわからないのが当たり前です。そして、親より子供の方がスマホを流調に使います。この差を埋めることはよほどのプロフェッショナルでない限り不可能と言っても過言ではないでしょう。

僕の話ですが、2010年に初めてスマホを持ちました。iPhone3GSです。当時7歳だった娘が興味津々でいました。ガラケー慣れした僕は、スマホの『常識』が全く理解できず、2時間かけても何もできていない状態でした。失敗した、変えなきゃよかった。普通にそう思い、iPhoneをほっぽり投げました。

7歳の娘はiPhoneをいじりだしました。僕はその時ふてくされて見てもいませんでした。すると娘が聞いてくるのです。

『パパ、IDとパスワード教えて』

面倒でしたが入力してあげました。そしてしばらくしたらピアノの音が聞こえてきたんです。僕の家にはピアノがあるのですが音色が全く違うし、ピアノがある場所からの音ではなく、居間から聞こえてくるのです。僕は即座に向かいました。そうしたら娘はiPhoneでピアノのアプリを起動し、遊んでいるのです。驚きました。手にして5分と経っていません。それなのになぜ...?

僕は娘に、それどうやったのかを教えてほしいとお願いして、そこから1時間ほど娘の使い方を凝視していました。その扱い方は今までずっと使い続けていたかのよに、スイスイと扱っていました。


少し長く書きましたが、約10年前に登場し始めたスマホは、現代のものです。その前から生きていてガラケーを使っていた人間からすると全くの別世界のシロモノなのです。すでに10年が過ぎましたが、今でも子供の方が上手に使います。逆にガラケーや家の電話機を使えないのが今の子供なのです。

『電話の常識を持たない子供がスマホを持っている』

親はこの現実を頭に入れておかなければいけません。そうでない限り、これから僕が書く制限は難しいのかもしれません。

さぁ、少し長く書きましたが、ここからが僕が子供にかけた制限です。

...いや、一つ大切なことを言い忘れました。

自分の子供に個人情報を強調する権利などなどない

この事をしっかりと受け入れられる人のみ、ここから先の内容を読んでください。そうでないと、人権侵害だとか、個人情報の流出だと勘違いされると思うからです。何故ならば、そのスマホの料金を払っているのは、親だからです。そのくらいの権限を持たずして子供にスマホを持たせようという方が僕からしたらどうかしているとしか思えません。子供を守るためには、親としての絶対的権力を駆使しなければいけません。

さぁ、では書きますよ!!

①アカウントは自分と同じにする。

こうすることによって、子供が撮った写真までもが親のスマホに表示されるようになります。もちろんこの設定は各デバイスで可能ですが、逆を言えば自分は撮った写真も子供に見られるという事にもなります。親も子供と一緒にスマホを学ぶという事になります。(最初から恐ろしい話になってきましたww)

②LINE等のメッセージ機能の『言葉の制限』『グループ加入制限』『抜き打ちチェックの権利を得る』

僕自身LINEはほぼ仕事のみで使っているのが9割です。友人のやり取りはあまりありません。理由はたった一つ。LINEでの文字の会話は誤解を生む可能性があるからです。僕が出した制限の一つ『言葉の制限』は単純です。『バカ』『死ね』『あいつはさ...』などの言葉を使ったらアウトにしています。それは抜き打ちチェックで明らかになります。そうです。ここで出るのが子供に個人情報を強調する権利などなどない親としての絶対的権力を行使するのです。

もしもこれを破ったら、スマホは取り上げ、解約、返す(売る)または目の前で叩き割るのです。先ほど挙げた当時7歳だった娘は既に18歳なのでこの制限はなく、自分でバイト代でスマホ料金を支払っていますので、当たり前ですが何も制限はかけていません。ですが。まだ中学生のころに一度だけ抜き打ちチェックした際に『バカじゃん』という言葉があり、これは何だといった瞬間に恐怖心からか声を震わせて泣き出しました。僕は道具箱からハンマーを持ってきて、叩き割る姿勢をしました。すると娘は本気で誤って「もうしません。絶対にしません。許してください。ごめんなさい!!」とマジになって真剣に向き合ってくれました。

今回だけだからな!次やったら本当に叩き割る!!

娘はそれ以降、一切の悪口を言うことはありませんでした。これが、子供に個人情報を強調する権利などなどない親としての絶対的権力を行使するという事です。酷いと思いますか?僕はそういう風には思いません。現に娘はスマホを上手に使い、見せてみろと言っても、友達とのやり取りまで全て見ていいと自信満々に言います。もちろん年ごろの娘ですから、僕は見ませんが、そこまで自信たっぷりに言うのは実に嬉しい限りです。

LINEのグループ加入も同様です。入りたかったらまず親にこういうグループLINEに入りたいと許可を申請してきなさいと言っています。許可なく入って抜き打ちチェックに見つけた際には同じように子供に個人情報を強調する権利などなどない親としての絶対的権力を行使します。怖いですか?僕は逆に勝手にいろんなグループに入っている方が怖いですけどね。

③時間制限は一切設けない

自分で決め、自分で責任を負う。スマホをいじって宿題ができなかったら自分の責任。夜中まで見て朝起きれなかったら自分の責任。すべて自分とスマホの在り方に繋がる生き方に変わります。そうすることによって、自分から時間を決めます。

④課金制度はやってもいいが、アカウントが親になっているので全部お見通し、自分の小遣いから全額親に支払うを最大限に強調し、絶対に徴収する。

上記のまんまです。アカウントが同じであるので、子供にも『親に見られている』を知られている以上、ものすごい課金は出来ないと思います。実際我が子は何とかというゲームのキャラクターの服装を変える課金のお金を自ら払ってきました。今までの総合計金額は3000円程度です。

④【最後】バーチャルで投資をして1000万円利益を出す

これは僕の趣味の範囲です。基本は外国為替投資、いわゆるFXこですが、こうすることによって投資を学ぶだけでなく、世界情勢を自然と学ぶからです。ここは各親が学んでほし所を強調するべきだと思います。


さ、どうでしたか?素直に厳しいと思った方は『甘い』です。僕からいえる一言はそれのみです。あとは皆さんで考えて行動に移す勇気を出すだけです。僕はこのやり方で二人の子供がスマホと上手に付き合っています。勿論、僕自身もです。

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