シティリーグエクストラ 大阪ベスト4 ルガゾロ
はじめまして、普段三ノ宮でポケモンカードを遊んでいるオガワと申します。先日ポケモンセンターオーサカにて開催されたエクストラレギュレーションのシティリーグにてベスト4の成績を収めたルガゾロについて、自身の備忘録と思考の言語化を兼ねて筆を取らせて頂きました。
初めてnoteで記事を作成するため至らぬ点は多々あると思いますが、お付き合い頂けると幸いです。
デッキ選択について
11/29を境にスタン落ちしてしまうゾロアークGX。自分はゾロアークGX以外のデッキをまともに扱える気がしないので、新スタンは程々にエクストラ環境で遊ぼうと考え「ならスタン落ちを待たずとも早くからエクストラでゾロアークGXを使おう!」と思いエクストラでゾロアークGXのデッキを使用することに決めました。
そこで初めにエクストラバトルの日で人気のゾロラッタについて考察したのですが、ゾロラッタは対TAG TEAM性能に特化したデッキであり、非GX,EXがメインアタッカーとなるデッキに対しては五分、ビーチレジロック,ショックロックやヤミラミLO等ロック性能に振り切ったデッキに対しては基本的な立ち回りではほぼほぼ勝てないという結論に至りました。
自分の中でゾロアークGXデッキは「既知のデッキや上位プレイヤーが使用する未知のデッキに対してでもある程度の勝ち筋が見込めるものでなければならない」という固定観念があり、いわゆる広く浅くをモットーにメタカードを多数採用し構築したデッキが今回のルガゾロとなります。
もっともらしい屁理屈を捏ねくりに捏ねくり回してみましたが端的に言うとルガルガンゾロアークというアーキタイプに惚れ込んで、使いたかっただけです。今までの文章にあまり深い意味はありませんでした。
デッキリスト
「ルガンライン1-1しか無いやんけ、何がルガゾロやねん」と思われた方も多数いらっしゃるでしょうが、自分はこれを「現代エクストラに対応させたルガゾロ 」であると声を大にして主張します。
採用カードとその理由について
・ゾロア 4枚
初ターンに複数枚展開したいため最大枚数。色違いのゾロアが好きなためにらむではなくぶつかるの物を採用。
・ゾロアークGX 3枚
盤面に2匹用意してとりひきで手札を回したいため3枚の採用。4枚目は過剰と判断。
・ゾロアーク(イカサマ) 1枚
BW3に収録された色違いゾロアークが好きなため採用。相手の強力な技を使用することが出来るため意外と便利に扱えます。
一刻も早くトレーナーズウェブサイトにURの画像を対応させて欲しいと願っている民です。
・イワンコ 1枚
色違いのイワンコがかわいいためふいをつくの物を採用。複数枚取りたいが枠の関係から1枚。
・ルガルガンGX 1枚
1回の対戦で1度ブラッディアイやデスローグGXを宣言出来るだけで充分盤面を作れるため1枚。
・カプ・テテフGX 2枚
殆どのマッチアップで初ターンにアズサを使用したいためサイド落ちケアで2枚の採用。
・デデンネ GX 1枚
中盤以降盤面を返す時、必要な札を複数枚強引に揃えるために使用するため採用。使うタイミングが限られているので2枚以上は過剰と判断し1枚。
・メガミミロップ&プリンGX 1枚
レシゼクやゲコゾロのようなEX,GXを多数展開するデッキに対し、TAG TEAMを強引にOHKOするために採用。
特定のマッチアップでしか使用しないため1枚。
・アローラベトベター 1枚
単純に一番強いアローラベトベターを採用。もってくる偉い。凄い。強い。
・アローラベトベトン 1枚
デッキの性質上、2ターン目にドロサポを使用しゾロアークGXとニコタマを引き込みたいためオカルトマニアを使う事が難しいです。本来であれば相手に特性ロックを押し付けられない2ターン目からたねポケモンに限局されますが特性による展開を許さない動きが強いため採用。
・メタモン◇ 1枚
イワンコ,アローラベトベターの嵩増しとして採用。有事の際にはゾロアークにもなれる。えらい。すごい。
・ウソッキー 1枚
レシゼクやゾロラッタ,ゲロゲゾロ等の対戦ででベンチ制限が有効に働くため採用。特定のマッチアップでしか使用しないため1枚。
・ガマゲロゲEX 1枚
ショックロックやヤミラミLOに対しグッズロックが有効に働くと考え採用。特定のマッチアップでしか使用しないため1枚。
・ハイパーボール 3枚
最序盤の展開補助と中盤以降Nをケア出来る山作りを行う際の2度使用したいためサイド落ち考慮の3枚。手が細いと山作りにすら参加出来ないカードのため4枚目は過剰と判断。
・プレシャスボール 2枚
初ターンのカプ・テテフGXや序盤のゾロアークGXを探してくるのに使用したいため採用。終盤Nで引いて嬉しいカードですが、その段階では山の濁りになる生き物は排除している可能性が高く、このカード自体も濁りの一部となるので2枚。
・時のパズル 4枚
エネルギーや少ない投入枚数のトレーナーズを複数回使うために採用。綺麗に2回使用出来れば儲けもんなので最大枚数。
・バトルサーチャー 4枚
メタカードとなるサポートを複数回使用したいため最大枚数の採用。
・こだわりハチマキ 2枚
GX,EXがメインアタッカーのデッキと対戦する際使用したいため採用。
序盤に一度、中盤〜終盤に一度使用出来れば充分なので2枚。
・かるいし 2枚
必ず2ターン目に攻撃を始めたいためサイド落ち考慮の2枚。
・カウンターゲイン 1枚
メガミミロップ&プリンや特殊エネロック下でゾロアークが基本闘とゲインで攻撃出来るようにくろおびではなくカウンターゲインを採用。
2度使いたいタイミングも多いが、時のパズルで回収すれば事足りると判断し1枚。
・フィールドブロアー 2枚
ダストオキシンの解除や無人発電所,いのちのしずく,闘魂のまわし等割りたいスタジアムやグッズが多いため2枚の採用。環境次第では1枚サボれる枠なので今後要検証。
・パソコン通信 1枚
本デッキのACE SPEC枠。ダウジングマシンとの選択でしたがトレーナーズの回収は時のパズルで充分と判断しこちらを選択。
・レスキュータンカ 1枚
主にきぜつさせられたアタッカーを回収する用途で使用します。序盤のプラターヌ博士でたねポケモンを複数巻き込んでしまった場合にはパズルから2度目を使用することも視野に入れてプレイします。
・プラターヌ博士 2枚
2ターン目にゾロアークGXとニコタマをセットで引きにいくために盤面に左右されずに最大枚数引けるプラターヌを選択。時のパズルでリカバリーが可能なのである程度であればリソースを巻き込んでしまっても問題ありません。
・アズサ 2枚
ほとんどのマッチアップで初ターンに使いたいためサイド落ちケアの2枚。
ウ-ン,ヨワイナア...ハイボテテフアズサゾロアゾロアイワンコトウエネテバリオワリマス
・N 1枚
終盤捲りにいくタイミングで使用したいため採用。サイド落ち考慮で2枚採りたいカードですが枠の関係から1枚のみ。
・グズマ 1枚
裏のシステムポケモンを倒す動きがゾロアークの強みだと考えているため採用。ブラッディアイやバトルサーチャーの存在から2枚目以降は過剰と判断し1枚。
・オカルトマニア 1枚
特性ロックが強力なため採用。
とりひきでバトルサーチャーを引き込み毎ターンの様に特性ロックをかける動きがゾロアークなら可能です。
1枚のみの採用なのでオーロットBREAKやラフレシア等特性よるグッズロックを解除し展開に転じる際には、そのターン中に回収出来る札があるタイミングでしか使用しない様心がけます。
・アセロラ 1枚
中打点デッキに対してあれば便利なので採用。特定のマッチアップでしか使用しないため1枚。
・ザオボー 1枚
特殊エネルギー主体のデッキに対してや、サーチャーから回収出来るダストオキシンの解除手段として採用。特定のマッチアップでしか使用しないため1枚。
・センパイとコウハイ 1枚
中盤以降アタッカーがきぜつしたタイミングで盤面を返すための要求札を満たすため便利に使えるので採用。
手の細い序盤は使えないため1枚。
・ポケモンレンジャー 1枚
オンバーンGXやギラティナEXの特殊エネロックを解除して攻撃に転じるために採用。オルタージェネシスの解除もついでに出来ます。
特定のマッチアップでしか使用しないため1枚。
・スカイフィールド 2枚
ゾロアークGXの打点補強や展開補助のため採用。盤面広い。えらい。つよい。
・ダブル無色エネルギー 4枚
ゾロアークがいっぱい使えるように最大枚数。
・基本闘エネルギー 2枚
メガミミロップ&プリンGXや特殊エネロック下でゲインとセットでゾロアークが攻撃できるためストロングエネルギーではなく基本闘を採用。
そんなに頻繁に使う札では無いので枠の都合もあり2枚のみ。
不採用カードとその理由について
・ゾロアーク(マインドジャック)
イカサマゾロアークを使いたかったため、進化先5枚目は過剰と判断し不採用。非GXアタッカーとしての役割以外にもショックロックに対して便利に使えたりもするので余程のことが無い限りこちらを採用して問題ないと思います。
・タマタマ(ぞうしょく)
手の細い序盤にはコストとして便利ですが、中盤以降はNに抗う山作りのために手に抱えた不要札をコストに使用しするので腐りがちになってしまいます。序盤便利といってもそのタイミングではうまくトラッシュに無い場合も多く使用感の悪さが際立ったので最終的に不採用となりました。
・シェイミEX
デデンネGXと枠を取り合うカードです。
中盤以降盤面を返す札を強引に探しにいくタイミングで使用する自分のプレイングとはあまり噛み合わず、デデンネGXの方が優秀であると判断したため不採用。
・グズマ&ハラ
かるいしとニコタマをセットで引っ張れて序盤は便利に使えるのですが、中盤以降センパイとコウハイで要求を満たせることが多く不採用。
・スペシャルチャージ
あればリソース管理が楽になる良いカードですが、各マッチアップでの攻撃回数を考えた際に時のパズルで充分であると判断したため不採用。
当日のマッチアップ
・予選1戦目 3神3鳥レシゼク 6-5◯
先行を取れたため初ターンからオカルトマニアを使用。そのままスタートしていたホウオウEXをブルブルパンチ→こマキブルブルパンチで倒して2-0。
その後アルティメットレイ2回でガマゲロゲがきぜつし2-2。牽制に置いたミミロップがらいえんむそうできぜつし2-5と進行します。
サイド2-5で相手のバトル場にはライオットビートが蓄積したレシゼクが居る盤面でNを使用。その後前を倒して、相手の要求札をグズマ+こだわりハチマキにして番を返します。
お相手ドローに使用する生き物が概ね見えていたため、技を宣言せず番を終了。返しのターンにシェイミをきぜつさせ勝つ事が出来ました。
・予選2戦目 オンバーンゾロアーク 5-3◯
先行を取れ、お相手のスタートからオンバーンである事を把握したので序盤はクッズロックを前提とした立ち回りをします。
要所でアセロラやポケモンレンジャーを使いながらサイドを詰め、お相手投了。
途中エリートトレーナーを連打され返しの札が引けるか冷や冷やしながらのプレイでしたが上手く噛み合い勝つ事が出来ました。
・予選3戦目 ヤミラミLO 4-0×
マリガンの時点でピッピ人形やみがわりロボが見えたため、後1からブルブルパンチを宣言するプランに。
引きが噛み合わず2ターンの展開を許してしまいますが後2からグッズロック開始。するとお相手ブルーの探索でポケモンレンジャーを加え、こちらにNを要求するプレイング。
順調にNを振りながらサイドを詰めるも3枚取った時点で最後のサーチャーに触る事が出来ず、レンジャーからの展開を許してしまいます。
それ以降は毎ターンレンジャーやジュジュペ&ハチクマンを使用されLO。
ゲロゲが居ればなんとかなると高を括り、処理速度を上げるためのちからのハチマキを投入しなかった点が大きく響いた対戦でした。
・予選4戦目 3神3鳥レシゼク 6-2◯
お相手先行から山を掘りますがダブドラ触らず。攻撃の手が止まっている間にこちらは順調にライオットビートでダメージを蓄積させそのまま勝ち。
・トーナメント1戦目 ミュウミュウラフレシア 6-0◯
先行で自分がゲロゲ、お相手モクナシでのスタート。グッズロック下で円滑に攻撃に移れるよう、アズサで展開+パソコン通信でかるいしを引っ張り前に貼って番を返します。
お相手順調にデッキを回しコンプレッサーでグレイシアEX,カイリュー GX,チルタリスGXをトラッシュしベンチのミュウミュウにプリズムエネルギーを手張りし、スーパーグロウからラフレシアが立ちます。
その後グッズロック下でもこちらは順調に回り、モクナシ,ラフレシア,マギアナEXをきぜつさせ勝利。
・準決勝 デスカーンガブギラオンバーン 5-6×
お互いに1度マリガンし、相手のデッキにオンバーンGXが入っていることを把握。
2度目の7枚を開くとゾロア,デデンネGX,時のパズル3枚,グズマ,センパイとコウハイ。
「初手からパズル3枚失うことになるけど、まあグッズロックで使われへんようなるし…」と心の中で精一杯の虚勢を張っていたらお相手先1にオンバット2匹,デスマスの盤面から無人発電所。
絶望しながら引いたトップは基本闘エネルギーで、祈りを込めて1枚のみで使用した時のパズルで見えた3枚はブロアー,テテフ,基本闘。渋々ブロアーをトップに置き、どうする事も出来ずデデンネをベンチに出し、グズマで裏のデスマスを呼び出しながらゾロアを逃し闘エネ手張りで終了。
お相手デスカーンに進化しきぜつさせゾロアに1つ、デデンネに2つダメカンを乗せサイド1-0。この時Nを拾います。
初ターン悪エネ手張りしていたオンバットを進化。更に超エネルギーとカウンターゲインを付けてばくおんぱGXを宣言。ゾロアがきぜつしサイド1-1。
余談ですが自分はブロアーをトップに据えていたため、このターンラウドソニック→次ターンばくおんぱで盤面のポケモンが枯れ即負けていました。
ゾロアがきぜつしていたため、センパイとコウハイを使用し、ゾロアとニコタマをピックしゾロアに手張りして番を終了。
お相手ブルーの探索から改造ハンマーピックできっちりニコタマを剥がされます。その後手張りし、ラウドソニックを宣言されデデンネ がきぜつしサイド1-3。
トップでサーチャーを引いたため、センパイとコウハイをもう一度使用しゾロアークGXとタンカをピック。ブロアーで無人を剥がし、時のパズル2枚を使用し闘エネとゾロアを回収し前進化手張りまでしてから展開を開始します。
デデチェンジ,とりひきの8枚でなんとかカウンターゲインを引き込む事に成功しライオットビートで60ダメージをオンバーンに刻みます。
返しのターンお相手サーチャーから再度ブルーの探索を使用し、フィールドブロアーでゾロアークのゲインを剥がされます。
その後裏のオンバットを進化しダブドラを手張り。先程ダメージの蓄積しているオンバーンでラウドソニックを宣言。ゾロアークGXに120ダメージ蓄積。
こちらのターン、N,とりひきを使用しなんとか基本闘エネルギー,スカイフィールド,ゾロア,メタモン◇ ,ウソッキー,を引き込みライオットビート140ダメージ。
前ターン60蓄積していたオンバーンGXをきぜつさせサイド3-3。
お相手のターンサーチャーブルーではかせの手紙とネストボールをピックし基本超をオンバーンに手張りした後、ガブギラをベンチに展開。スタジアムをサイレントラボに張り替えられたのでデデンネGXをトラッシュ。ここの選択がターニングポイントとなります。
そのままラウドソニックを宣言しゾロアークGXしサイド3-5。
自分のターンポケモンレンジャーを使用しニコタマとこだわりハチマキをゾロアークGXへ。
スカイフィールドを置きベンチにテテフ,テテフ,イワンコを展開しオンバーンを倒せる態勢は整いますが、前ターンにはガブギラが見えていなかったためとりひきでイカサマゾロアークをトラッシュしてしまい、メタモン◇が進化出来ません。
どうする事も出来ずちょくげきだん宣言だけで負ける盤面でオンバーンGXをきぜつさせサイド5-5。
ラストターンお相手順当にダブドラ手張りからちょくげきだんでメタモン◇がきぜつしサイド5-6で敗北しました。
初ターン前に呼び出したのがエネの付いていないオンバットだったなら、スカイフィールドが割れた時メタモン◇をトラッシュしていたら、イカサマゾロアークをトラッシュしていなければ。
3つのプレミが重なった結果の敗北なので順当な結果だと思います。
それでも絶望的な初動からあと1手で勝ちが見えていただけに悔やまずにはいられませんでした。
各マッチアップについて
・3神3鳥レシゼク
先行の場合はデデンネGXを使いたねポケモン複数の展開を行いオカルトマニアを使用しターンを返す事を目指します。
アルティメットレイで加速する形でも、にんじゃごっこで加速する形でも先行でオカルトマニアを使用出来れば後攻1ターン目に致命的な技を宣言されることはありません。
2ターン目以降はアローラベトベトンを用意しながらライオットビートを宣言し続けます。
後攻の場合にはプラターヌ博士やデデンネGXを使用し、ガマゲロゲEXでグッズロックをかけながらたねポケモンの展開を目指してデッキを回します。
グッズロック下でスカイレジェンドGXを使用された場合、オカルトマニアかNを使用したあとゲインニコタマジャンピングバルーンで盤面を返します。
相手盤面のエネルギーが枯渇している可能性が高く、そこからでも充分捲ることは可能だと考えています。
・レシゼク
3鳥の無い形のレシゼクであればゾロアーク2匹のライオットビートでTAG1匹、ゲインの動くタイミングでメガミミロップ&プリンでTAG1匹を倒しサイドを取り切ります。
ダブドラの付いたレシゼクを倒せないターンにはザオボーでエネをロストし、追加クロスブレイクGXに対する要求札を増やす動きも重要です。
中途半端に2-3でサイドを詰めてしまうと相手のNから裏のポケモンを倒せずに負けるということも充分あり得るのでサイドプランが重要なマッチアップだと捉えています。
・サナニンフ
終始相手のトランスを如何にして起動させないかを考えながら立ち回ります。
オカルトマニアを連打出来るのが最善手ですが、不可能であればサナニンフを無視してシュシュプやフレフワンを倒して構いません。
トランスを2面倒すと相手は1-1-1-3と詰められる事を嫌うはずなので以降トランス無しでの立ち回りを要求出来ます。
アセロラを使用し根気よく攻撃し続ければいずれ相手のリソースが切れ始めるはずです。
序盤に貼られた無人発電所を上手く返せないとずるずると負けてしまうこともありますが、不利なマッチアップではないと捉えています。
・ほろネク
ダスト型でもオクタン側でもダブドラをロストすることや特性ロックを早い段階で解除することを意識すれば不利な対面ではないと捉えています。
理想はダブドラ4枚をロストする動きですがそこまで極端な動きをしなくても山に帰る母数を減らすだけで終盤Nから捲れる可能性が上昇します。
・オンバーンGX系統
特殊エネルギーがロックされてしまうので早めにポケモンレンジャーを探しに行ける体勢を整えます。カウンターゲインの項でも述べたようにレンジャーを打てないターンでも基本闘+ゲインでゾロアークが攻撃出来ることも意識して立ち回ります。
レンジャーを使用した次のターンにグッズロックをかけられ、展開を阻害される可能性を考慮しそのターン中に手に戻すことも必要な立ち回りの一つです。
・ゾロラッタ
恐らく相手がウソッキーを出してくるはずなので、こちらもウソッキーを出して中打点で応戦するかベトンを立ててゾロアーク で高打点を押し付けるかのどちらかのプランを取ります。
初ターンの展開時にサイド落ちを確認し、アセロラが残っていれば前者無ければ後者のプランを選択します。
中打点で応戦するプランは相手のラッタに崩されてしまうので徹底的にコラッタ,ラッタから倒します。
そのあとアセロラを使い応戦しながらこちらの飛び道具であるルガンがミミロップで一気に詰めましょう。
ゾロアークで高打点を押し付けるプランを取る際にはラッタに構わず2-2-2で詰めます。ゲインが起動するタイミングでルガンを挟めればベンチの展開が不要になるためその後のプランが比較的楽になります。
・ゲロゲゾロ
基本的にはゾロラッタのマッチアップとやることは変わりません。相手のライオットビート以外でこちらのアタッカーがOHKOされることがまず無いので中打点で応戦するプランが丸い印象です。
いつグッズロックされても良い様に手にあるグッズは先を見越して使用する様心掛けます。
・モクナシラフレシア
先行後攻問わずグッズロックされず自由に行動できるターンが1ターンはあります。そのターンを利用し、モクナシを二撃で倒せる様準備を進めます。
グッズロック下で無人発電所やライフフォレスト◇を剥がせるスカイフィールドがカーカードとなるためいつも以上に大事に扱わなければなりません。
ブラッディアイからラフレシアを先に倒してしまうプランや、オカルトマニアを使用しグッズで展開するプランも有効です。
オカルトから展開したターンにきっちり手元に回収しないと大きな負け筋となるので気をつけて立ち回ります。
・チャーレム
終始ひかるセレビィの特性を止め、相手に記憶の祠を出させるプレイを心掛けます。相手の祠を全て割り、ひかセレを止め続ける事が出来れば勝ちです。
初ターンの展開時にテテフを挟まず現物アズサが手から使える時でも、返しのターンにΩ連打二撃目を受けてもらう用のテテフを展開します。
テテフに受けてもらう事でゾロアやメタモン◇の二面同時取りを防ぎ、サイドレースで不利になりません。
テテフを前に出すときは円滑に逃げられる様、事前に手張りしておくかかるいしを呼び込めるような手札にしておくと円滑に攻めに転じる事が出来ます。
・ショックロック,ヤミラミLO
ガチガチにロックをかけてくるアーキタイプにはひたすらブルブルパンチを宣言します。
グッズロックのタイミングは早ければ早いほど良いのでそこを目標にデッキを回します。
しかし当日のマッチアップでヤミラミLOに対してヤミラミを処理する為に3ターンを要し、その間にレンジャーを使われ展開を許して負けてしまっています。このアーキタイプを厚く見るのであればちからのハチマキを1枚採用したいと痛感しました。
うだうだと書き連ねましたが、とどのつまり対戦相手のデッキに合わせて柔軟なプレイングが要求されるため色んなデッキと遊んでプレイの幅を広げることが最も重要であると結論付ける事が出来ます。
最後に
長々と駄文に付き合って頂いた皆様、誠にありがとうございました。機会があればまた何か文字に起こしたいと思うので、その時もお付き合い頂ければ恐悦至極に存じます。
最後になりましたがこの度CL名古屋の参加優先枠を獲得出来たのは、偏にこれまでエクストラで遊んで頂いた皆様や貴重なアドバイスを頂いた皆様のお陰です。
感謝の念をお伝えするとともに、今回の記事はこの辺りで切り上げさせて頂きたいと思います。
それでは失礼致します。
オガワ
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