画面の大きさによって被写体のサイズも変えるべき?

グローイングアップ映画祭鶴川ショートムービーコンテストの受賞式に行ってきました。
ジャンルも、プロアマも問わない今回のコンテストでは87作品中24作品が入選し、受賞は7作品でした。
僕が所属するダンスチームLightHouseの映像作品「Weather」は入選はしたものの、受賞は叶いませんでした。

映画のスタイルが変わる?

明石ガクトさんの著書「動画2.0」でもご説明されてるように、今主流の映画館のスタイルはシネマトグラフといって、一つの大きな画面に映像を映し出し、その一つの画面を大衆で見るのがこのスタイル。リビングに置いてある、テレビもまた映画と同様に家族みんなで一つの娯楽を楽しむモノとして存在している。しかし、スマートフォンが出てきた現代では、手元にある小さなデバイスで同じ映画を観る機会が増えてきたので、キネマトグラフいう、1人で一つの画面で映像をみるスタイルが主流になるのではないかと。

僕らの作品

今回のコンテストでは、事前に入選作品のみが大きなスクリーンに投影される上映会が執り行われていました。そこで自分達の作品を見たときに感じたのは、"画面の大きさによって、被写体の大きさの気持ち良さが変わる事"でした。iPhoneの画面で見たときは丁度いいと感じたのに、大画面でみると被写体が大きすぎて、もっと余白が欲しいと感じるシーンがいくつか見つかり、画面の大きさ、目と画面との距離で、見え方が全然違う事がわかりました。
もしお時間があれば、テレビ画面もしくは映画館で映画を観てから、同じ映画をiPhoneで観てみてください!それか、YOUTUBERの動画をiPhoneで観たあと、テレビの画面で観てみると感じると思います。被写体のサイズに対する違和感を。
その映像作品がどのデバイスによって人の目に届くのかを意識して今後は作っていこうと思います。

これから

今後はさらに通信速度が速くなると言われているので、iPhoneの画面サイズに合わせた、個人が個人に向けた動画が主流になる事を肌で感じました。
AIやロボットによって便利になった先にある、人々が持て余した時間の使い道を提示できる人になるために、ダンスという無形のアートと、工芸品など物質として残るアートの2方面で何か自分にできる事はないか模索してます。
形になり始めたら、掲載します。

僕が所属するダンスチームのホームページはこちら↓
http://lths.jp

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