今、話題のpolipoli。19歳社長の伊藤くんや倉田くんとは複数回に渡り、ディスカッションをしており、その中でも垣間見えた彼らの才能はとても魅力的で次世代を担う起業家としてとても期待しています。

プレスリリース

そんな今までにない新しいサービス、polipoliへの僕なりの期待値について記録していきたいなと思いたち、noteに書き起こしてみようと思った次第です。

まず最初に、僕の解釈ですので、本人達が目指してるものとは異なるかもしれませんが、polipoliのサービスが目指したい世界観は「政治家の信用の見える化（＝数値化）」なのではと仮説します。※あんまり資料読み込んでないw
で、それらの数値の評価、透明性を担保するためにブロックチェーンでいう所謂レコードキーピングの技術、思想をサービスに適用するという考えなのかと思います。

その「信用を見える化する」という目的と、とてもオーバーラップするサービスがあります。キンコン西野さんが運営する「レターポット」です。

レターポットサービスサイト

僕は初めて彼らのピッチを聞いた時にも「レターポットはベンチマークしてますか？」と質問をしました。彼らもその存在は知ってはいたものの、詳しくベンチマークしてたのはどちらかというと米国のトークン系サービスが中心でした。仮想通貨のなりたちから、換金性の議論まで幅広く議論しました。ただ、複数回の議論を重ねても、ブロックチェーンという方法論は別として、やっぱりその目指す目的は、polipoliとレターポットは近いなぁとの思いを強くしました。

議論の中で感じた伊藤くんと西野さんとの主な共通点は2点。
•キャッシュ（日本円等の通過）にあまり興味がない
•目先のマネタイズにとらわれずとにかくユーザーファースト（人の為になることをする）

とってもいい感じだなぁ〜と感心しました。僕のように売上をあげていかないといけない立場になるとなかなかキャッシュを度外視できなかったりなどなどの現実もあるので少し羨ましいところもあります（まぁ、これは軽い逃げですが、、）

ちなみにレターポットは既にユーザー数を5万人突破しているそうです。その使い方の中で僕が見ててもうまいなぁと感じたのは、デザイナー職をされている目黒さんという方（僕は全く面識ない方です。）の体験です。
わかりやすいブログ記事になっているので是非読んでみてください。

目黒さんのレターポット成功事例

要はこの一連の動きを、政治家の世界で実現できたらば、polipoliは勝ちだと思うのです。ポリンというトークンはいわばレターだし、レターポットのユーザーの世界では、数万レターを持っているだけで、「あ、この人は信用できる！」って解釈されるようになっているのです。こちらの田村さんはレターポット信用が、メチャクチャ積み上がっていることがよくわかります。

レターポット信用積立の人、田村さん

これらと同じくポリンを貯めている政治家ユーザー（貯めるという表現が正しいかどうかはさておき）には最終的にはリアルの票が集まりやすくなるのではないかと仮説がたてられるわけです。

じゃぁレターポットで政治家さんの信用の見える化も全てやってしまえばいいじゃんとも思えたのですが、実際のところは特定の産業に特化した形での最適化はできる余白はまだまだあるかなと思います。
なので僕がpolipoliに期待しているところは、レターポットのような成功体験ユーザーをいちはやく作り出し、それを電波させることかなと思います。
一方で先駆者の西野さんが切り開いてくれているので、いくつか課題も見えてきているのかなと思います。例えば、ユーザーの利用定着具合。とりあえず使ってみるという離脱ユーザー割合が高い。（具体的な数値は知らないので勝手にゆってます）
とてもクローズドな世界なのでコアユーザーがどういう素晴らしい体験をしているのか外側から見えづらい。（手紙という性質上これはやむなし）
ただ、polipoliはもっとオープンな世界になると思うので、ここの問題は解決できそうかなと。

逆にpolipoliのおそらく対面するであろうレターポットにはない課題は、「地理的問題」。せっかくネットの拡散力があり、あくせくとポリンを貯めても（繰り返しですが、貯めるという表現が正しいかは別として）、その人の投票権は居住地に紐付いてしまう。政治と地域は切り離せないので、polipoliがそこの壁をどう乗り越えていくのは陰ながら応援していきたい次第。

ちなみに最後にもう終わってしまって体験できないのですが、西野さん著書「えんとつ町のプペル」とのコラボ謎解きゲームを以前に展開させてもらいました。他にもいま遊べるコンテンツもとりそろえておりますので、よかったらサイト覗いてみてください。伊藤くんに頼んで仮想通貨でうちの通販買えるようにしようかな笑

謎解きタウン公式サイト

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。夜中でベットに寝転びながら酔っ払った頭で書きました。なんか間違っていたらすいまそん。