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生まれてから12年間だけ情状酌量

【追記2018年6月29日】この記事は、7月末に刊行予定『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を』(タバブックス)に収録しました。

13歳の誕生日を迎えた日のことを覚えているだろうか。どんなテレビ番組を見て、友達とどんな話をして、どんな悩みがあって、好きな食べ物は何だったか。

私は当時、好きな男の子がいたという記憶がぼんやりある。でも特に付き合っていたとかではなかった。同級生の中には“男女交際”というものをしていた子たちもいたが、それは学年の中でも目立っていた何人か、いわゆるスクールカースト上位の子たちで、その交際にしても、一緒に下校するくらいのものだった。たぶん、この年頃の男女交際って、個人差はもちろん、住んでる地域とか通ってる学校でかなり差があるだろう。

あの13歳になった日の朝、生まれて13年目に入った日の朝。私に「今日からは法的に一部“大人の女”と同じ扱いを受ける」ことを教えてくれた人はもちろんいなかった。

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生まれてから12年間だけ情状酌量

Tamaka Ogawa

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Tamaka Ogawa

ヤフーニュース個人:小川たまかのたまたま生きてる https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/

「性」と「性暴力」の話

コメント2件

13歳、まだ初潮も迎えておらず、好きな男子はいたけど性的な欲望は全くなく、テレビドラマで見かける、きれいなキスシーン、ベッドシーンが性のすべてでした。古本屋さんで立ち読み中に、お尻を撫でられたのも痴漢だと思いもせず、手が当たっただけだと思っていたほど、暴力や性欲に無知だった頃。そんな時にレイプされていたら、意味もわからず恐怖で固まって抵抗なんてできなかっただろうなと思います。意に沿わないセックスは、それだけで暴力で脅迫になり得るのに、抵抗しないと暴力じゃないなんておかしいですね。
おかしいと思います。変えていきたいです。
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