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人を見送る話

うちの会社にツイッターのフォロワーが8万人くらいいるカツセマサヒコという男性がいるんですが、今日で彼が退職することになりました。

詳細はコチラ:独立という選択。“メディア”として生きる覚悟|カツセマサヒコの終わりなき旅(CAREER HACK)

プレスラボという会社を共同経営者の梅田と2人で起ち上げて、今年で10年目、誰かが辞めていくときはいつも「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」って1人で心の中で唱ってます。悲しい。

カツセさんが退職するってことについてはまあそういう時期だろうなという覚悟はあったが、社長が「退職エントリー書くの?」って聞いて、「まあ書きますよね」って言ったときは、ええええ退職エントリー書くのかあああという気持ちになった。なぜだろう。退職エントリーはいつもいつも立ち去るものだけが美しい。しかも退職エントリーじゃなくて退職インタビューだったしね。自分で書かずインタビュー受けてるんですよ、退職にあたって。ちょっともうよくわかんない!

これまで人が辞めるときももちろん悲しかった。たとえば読モライターの記事書いた宮崎さん。彼もプレスラボのOBで、退職するときにお酒に気をつけてくださいって話をした。昔は私も社長も若かったし、年齢が近いこともあって、「悲しいなあ」っていうのは伝えづらかったんだよね。やっぱ照れるし。悲しいと言わず門出を祝わなければみたいなのもあるし。こっちはこっちで頑張るし!みたいのもあるし。

だからカツセさんが辞めるのを悲しいなあってこうやって書いてる自分は、まあ当時よりも年を取ったなあと思う。当たり前だけれど。

退職祝いにいいことを言っておくと、カツセさんはツイッターのフォロワーが多くて、タイムラインの王子様とか言われて、キラキラした印象ばかりが先行するところがあるけど、同僚としてはただただひたすらに付き合いやすい人です。後輩思いだし、上に媚びないし、メンタルの安定っぷりが半端ないし。恵まれた人生を送ってるし人に好かれるし、こういう人が実は腹黒かったりすればケチもつけられるのだが、ふつーにいい人でけしからん。

あと、プレスラボのメンバーは協調性がある人が多くて、みんなでお互いを褒め合うみたいな平和な毎日なんだけど、それは一方で競争意識が薄いということでもあり。ただカツセさんがいたことで、「やっぱ指名で仕事が来るようになりたい」って意識が芽生えたりしてみんなに程よい刺激になってたと思う。

書いて世の中に何らかの反応を起こすことが私たちの仕事だけれども、身近な人にいい影響を与えるっていうのも間違いなく世界を変えてる。というわけで独立おめでとうございます。幸あれ。


あとちなみに、「人を見送る話」とかタイトルをつけておいて何なんですが、4月から1年間、取締役を休むことにしました。サバティカル休暇を取ります。原稿は書きますが、主に暖かいところとかにいたいです。今年は天中殺らしいので、ゆるく過ごしていきたいと思います。以上です。


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Tamaka Ogawa

ヤフーニュース個人:小川たまかのたまたま生きてる https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/

ライターの話

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