こんにちは。マサヒコです。
今回は以前から気になっていた年表の謎についての考察です。

1.この年表をみてくれ、こいつをどう思う？

気になっているのは、下記の部分です。

年表記載の根拠となったツイート群から一部抜粋します。
(ツリー全部はあまりにも長すぎるので、気になる方は見に行ってください)

2.「NH204便」チケット画像から分かること

①フランクフルト→羽田便のビジネスクラス
②搭乗者名は「HORIGUCHI HIDETOSHI」
③出発日は「18SEP」→「9月18日」
④搭乗時刻は「13：00(現地時間)」
⑤出発予定時刻は「13：30(現地時間)」
⑥搭乗グループは「GROUP4」

3.この便はいつのものか考えてみる

①「2020年9月18日発」説

ツリーの最後に堀口英利さんは搭乗日を「2021年9月18日」→「2020年9月18日」と訂正しています。
「2年前に乗った便を、1年前と間違えるわけないだろ！」などとといった妄言・願望を垂れ流すのは辞めましょう。
人間、誰しも記憶違いをすることくらいあります。

しかし、一方で2020年9月17日朝に堀口英利さんは新千歳空港に到着しているようです。

こちらのarchiveで表示される投稿日時は「4：43PM-16 Sep 2020」です。2019年当時のarchiveはサンフランシスコ時間表記で記録されたそうです。
面倒なので、日本時間に統一して計算してみましょう。

日本時刻[2020/9/17 8:43]にCTS(新千歳空港)に居た人間が、
日本時刻[2020/9/18 20:00]にFRA(フランクフルト空港)発の便に乗る。
この間の時間は35時間17分です。こんなことは可能なのでしょうか？

結論から言うと「不可能ではないだろうが、なんのために？」です。

私が調べる限り、当時のCTS→FRAの直行便は見つかりませんでした。
国内/海外主要空港での乗継ぎが必要だと思います。

乗継ぎのパターンは無数にあるので検索しませんが、一般論として乗換えの時間が発生するため、直行便に乗って行くより時間はかかるはずです。

ちなみに2024年1月現在、NRA(成田空港)→FRAの直行便での所要時間は14時間20分です。

仮に、「直行便レベルでの所要時間で辿り着いた」と仮定しても、FRA到着時は、日本時刻[9/17 23:23]＝ドイツ時刻[9/17 16:23]になっています。
実際には乗換え時間に加え、入国審査や空港からホテルへの移動時間が発生しますよね。
宿泊先へ辿り着くころには夜になっていることでしょう。
現地でディナーを食べる時間的余裕があるか、心配になる旅程です。

そして翌日の9/18には、13：00発の便に乗らなければなりません。
ホテルから空港に移動し、余裕をもって出国手続きを済ませることを考えれば、のんびりしている時間はあまりありません。
ランチは空港で簡単に済ませるのが良いでしょうか。

こんな弾丸ツアーを組む意味って、なんでしょうか？

もう一度、年表を見てみましょう。

9/21に英国渡航を見合わせていますね。
「9/17～18にドイツまでの弾丸旅行をした人間が、3日後に渡英を断念する」との解釈は、私が考える「ふつう」とは異なります。

「新千歳空港から英国に向かって出発。フランクフルト空港までは着いたが、途中で渡英を断念した。」と考えるのが、より「ふつう」でしょうか。
しかし、私はこの「ふつう」にも違和感を感じるのです。
※あくまで個人の感想・意見論評です

また、当時の時刻表が下記です。https://www.ana.co.jp/dom/airinfo/timetable/pdf/200901.pdf

出発時刻が、券面と違いますね…なぜでしょうか。

「航空券の発行前に飛行機が遅れ、出発時刻が[12：10]→[13:00]と変更された」のかもしれませんね！可能性はあると思います。

あるいは…堀口英利さんの記憶違いという可能性もあると思います。
人間、誰しも記憶違いをすることくらいあります。

24/2/2追記

当時のフライト履歴を見つけてきてくれた方が居ました。

https://www.flightera.net/en/flight_details/All+Nippon+Airways-Frankfurt-Tokyo/NH204/EDDF/2020-09-18

上記のフライト時刻は運航の「予定」に過ぎなかったようですね。
よかった、大幅に遅れたフライトはなかったんだ！

いかがでしたか？
記事が長くなるので、一旦切ろうと思います。
次は「堀口英利さんの記憶違い」と仮定した場合についても考察してみたいと思います！

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