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論文書きたくない

本当に論文書くのが嫌だから現実逃避でnote書いてる

専門医を取るために必要な論文作成。
学会発表から論文作成までの道のりというのは、一部のやる気に満ち溢れる医者を除いて、多くの医師にとって一番最初に直面する壁なのではないだろうか。
何をどういうふうに書けばいいのかもわからなければ、書けばほとんどの文章を訂正され、何度も何度も書き直し、やっと学会発表。学会発表後は、精魂尽き果てるように完成させたスライドを、もう一回詳しく書き直し、追加で文献を調べ、またもやほとんど直され、何度も何度も書き直し、論文を作成するのである。これら全てをプライベートな時間を用いて行うことが当然であるのもまたよくない。

私はやる気はない方ではない。確かに仕事がとてつもなくできるというわけではないが、外来も手術も好きだし、新しい手技を経験するためには勉強もするし、時間外労働だって全然平気でできるタイプだ。
しかし、論分や学会発表となると途端にやる気が出ない。もちろん自分の怠惰な面が強く出てしまっているというのは自覚している。
だがやる気が出ないものは仕方ない。というか「学会発表だ!燃えてきたぜ!いやったー!どんどんやるぞ!」みたいな医者は見たことがない。大体の人が貴重な症例を経験すること、academicな地位向上の機会を得ることの喜びと、純粋な作業量に対するめんどくささやプライベートを大事にする気持ちとを天秤にかけているはずだ。
その天秤がどう考えてもプライベート側に傾いていても、周りの同調圧力もあり、全てを犠牲にして問題に取り組む。
そうして得られるものが多いのも知っている。体系的な知識、文章力、最新の知見、自信。どれも医師として生きてく上でこの上なく大事なものだ。
頭ではわかっていても心が追いつかない。飲み会や家族との時間、趣味を楽しむ時間も。医師ではなく、1人の人間として。自由な時間というのはあり過ぎればそれまた退屈だが、確実になければならないだろう。犠牲にしているものもあまりにも多い。

そんなふうに自分は思っているため、論文作成はなかなか手が進まない。
何かいい方法はないだろうか。模索しているのが現状だ。
そもそもの問題点の根本として、論文作成はお金にならない。
専門医を取るために必要だが、より良い論文を書いたとしてもそれが直接お金に置き換わることはないのだ。
ただただ時間を学歴とプライドのために費やすことになる。

この文章は2年前に一度書いた記事。

なんか気取った文章を書いてるなという気恥ずかしさがあるw
毎日投稿を維持するために、昔のもの引っ張ってきてしまいました。まぁ目標達成のためにはこんな裏技も必要ですね。

だけど論文作成に対して思ってることは昔と今で全く変わらず。

この解決策は突然のタスクの処理に追われないように、あらかじめコツコツやることですね。往々にして論文の締切というのはかなり長く設定されているのだから。いきなり全部一夜漬けでやろうとするからできないんですよ。

ここまで読んでくれてありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。


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