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荻窪圭。東京古道散歩。這いつくばって猫。

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2番目の猫の話

1982年、大学合格を機に上京する。住んだのは中央線国分寺駅から徒歩5分くらいのボロいアパート。ひとりで上京して学生向けの不動産屋へ行っていくつか紹介してもらって家賃17,000円の風呂無しトイレ共同四畳半一間のアパートに決めたのだった。 キレイとは言い難いトイレにはデカいマリリンモンローのヌードポスターが貼ってあり、いろいろと70年代をひきずってた。 そこは狭い生活道路の四つ角に建っており、部屋は1Fの角地。アパートの外には一応ブロック塀があるけど腰くらいの高さしかなく

    • 最初に飼った猫の話(1975年頃)

      「猫が歩いた近現代」を読んでたら、小学生の頃飼っていた猫を思い出したのでその記憶を記す。 1975年頃。いつだったか忘れた。小学生。友人らと下校途中、段ボールで泣いている白黒の猫を見つけ、つい拾って帰る。 70年代のことゆえ、まず獣医に診せて健康診断とかワクチン注射という習慣はなく、そのまま家の猫に。 小さな平屋の借家であり、ペット可/不可という概念すらない時代でその辺はアバウトだった。 それがこの家。2010年頃、当時住んでいた家がかろうじて残っていたのだ。猫的には

      • 山王日枝神社の変遷

        • 雨上がりに

        2番目の猫の話