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荻野泰男が「一般質問」で取り上げ、実現に至った主な事案【４期目】

荻野泰男（おぎのやすお）

荻野泰男は、2007年の初当選以来、可能なかぎり一般質問を行うなど、積極的な発言を常に心掛けてきました。そして、今任期中の定例会本会議での発言回数は2022年12月時点で、全31議員中トップの７５５回を数えました。

その甲斐あって、市民のみなさまからの後押しや市職員の方々のご尽力により、多くの提案が実現に至りました。そこで、４期１６年の間に実現した事案や取り組みの成果のごく一部を紹介させていただきます。

■ ４期目（令和元年度～４年度）の間に実現したこと

① 所沢駅における『となりのトトロ』発車メロディの導入

所沢駅における発車メロディの導入については、『となりのトトロ』のテーマ曲も含め、平成22年（2010年）3月定例会において所沢市議会では初めて取り上げました。その後、平成24年（2012年）9月定例会において、改めて発車メロディの導入と待ち合わせスポットとしての『トトロ』像の設置について質問した経緯があります。

そして、所沢市制施行70周年の記念日にあたる2020年11月3日の初電車から、所沢駅のすべてのホームで発車メロディが『となりのトトロ』および『さんぽ』に変更されました。

② 所沢駅における『となりのトトロ』モニュメントの設置

『となりのトトロ』モニュメント

『となりのトトロ』のモニュメント（記念碑）については、上記のように平成24年9月定例会で取り上げた後、平成26年（2014年）3月定例会でのクラウドファンディングの活用に関する質問の中で、一例として言及した経緯があります。

そして、2020年11月、市制施行70周年記念事業の一環で所沢駅東口ロータリー内に『となりのトトロ』モニュメントが設置されました。

③ クラウドファンディングの活用

クラウドファンディングの活用については、上記のように平成26年（2014年）3月定例会において、所沢市議会では初めて「クラウドファンディング」という言葉を取り上げました。

時は流れて、2022年9月、北秋津・上安松地区都市緑地保全事業においてクラウドファンディングが実施され、ご支援いただいた方には株式会社スタジオジブリから提供された映画『となりのトトロ』の背景画5種類の複製画と木製額縁1点をセットにしたものが送付されました。

④ 窓口等におけるキャッシュレス決済の導入

キャッシュレス決済については、令和2年（2020年）6月定例会で取り上げたところ、2022年4月から市役所窓口に導入されました。

⑤ いわゆる「書かない窓口」の導入

いわゆる「書かない窓口」については、令和4年（2022年）6月定例会で取り上げたところ、同年９月定例会にシステム構築に係る補正予算が計上され、12月定例会ではシステム用機器の契約・取得に係る議案が可決しました。そして、2023年3月1日から所沢市役所市民課窓口にて住民異動受付支援システムを導入し、「書かない窓口」を開始しました。

⑥ 各種証明書等のコンビニ交付手数料の減額（期間限定）

各種証明書等のコンビニ交付については、平成29年（2017年）9月定例会において、マイナンバーカードの普及促進の観点から手数料を窓口交付の場合より減額することを提案した経緯があります。

その後５年以上の月日が流れ、2023年1月4日から3月31日までの期間限定で、マイナンバーカードを使って、コンビニエンスストア等に設置されているマルチコピー機から証明書を取得する場合、各種証明書を10円で交付されることになりました。

⑦ 市民医療センターにおけるクレジットカード決済の導入

令和2年（2020年）6月定例会で取り上げたところ、2022年1月から市民医療センターにおいても診療費等のお支払いにクレジットカードが利用できるようになりました。

⑧ 市民医療センターにおけるオンライン面会の実施

令和2年（2020年）9月定例会で取り上げたところ、市民医療センターにおいてオンライン面会が実施されるようになりました。

⑨ 学校施設におけるＬＥＤ化の推進

学校施設におけるＬＥＤ化の推進については、平成29年（2017年）6月定例会において、他の公共施設と併せて取り上げた経緯があります。

その後、令和４年度より本格的に「小中学校ＬＥＤ化整備事業」として、市内小中学校47校の屋内運動場（体育館）および武道場の既存照明がＬＥＤ照明に改修されることになりました。

また、令和５年度からは、長寿命化改修の計画対象校（２校）を除く小中学校45校について、令和８年度までに校舎既存照明のＬＥＤ化を実施する「小中学校校舎照明ＬＥＤ化事業」がスタートします。

⑩ 市庁舎における記念撮影スポットの設置と改善

所沢市役所１階のフォトスポット（記念撮影スポット）の設置については、2017年12月に私が一般質問で初めて取り上げた経緯があります。その後、2020年11月に設置が実現し、令和3年（2021年）9月定例会で改めて取り上げたところ、2022年8月にバージョンアップされました。

⑪ 所沢市観光情報・物産館の備品等の整備、埼玉西武ライオンズとのコラボ

所沢市観光情報・物産館 YOT-TOKO（よっとこ）については、令和3年（2021年）6月定例会で取り上げたところ、トイレのシートクリーナーなどが設置されるようになりました。また、埼玉西武ライオンズとの連携としては、2021年12月に「松坂大輔投手引退記念展示」が実施されました。

⑫ 乳児用液体ミルクの備蓄

令和元年（2019年）6月定例会で取り上げたところ、令和2年度中から備蓄されるようになりました。

⑬ シェアサイクルの導入

シェアサイクル（コミュニティサイクル）の導入については、平成27年（2015年）3月定例会において、取り上げた経緯があります。ちなみに、所沢市議会の本会議において、「シェアサイクル」という言葉を使用したのはこのときの私が初めてでした。

その後、所沢市では市内に点在する各拠点を結び、回遊性を高めることによって、それぞれの集客効果を市域全体に広げ、住民や来街者の利便性向上、地域活性化を目的に、シェアサイクル実証実験に関する協定をOpenStreet株式会社と結び、2020年11月30日にサービスを開始しました。

⑭ 羽毛製品のリサイクルの推進

羽毛製品のリサイクルについては、令和2年（2020年）6月定例会で取り上げたところ、2020年10月より所沢市が一般社団法人Green Down Projectの協力会員となり、拠点回収も実施されるようになりました。

⑮ ウェブ会議用バーチャル背景画像の提供

ウェブ会議用背景画像については、令和2年（2020年）9月定例会において取り上げたところ、2021年2月、狭山湖やトコろんなどをデザインした画像が市ホームページに掲載されるようになりました。

⑯ 各審議会等の書面会議に係る規定の整備

各審議会等の書面会議については、令和2年（2020年）12月定例会で取り上げたところ、「所沢市審議会等の設置及び運営に関する指針」が見直されるとともに、「所沢市審議会等のWeb及び書面による会議の開催に関するガイドライン」が新たに策定され、市ホームページにも掲載されました。

⑰ 所沢市新型コロナウイルス感染症対策本部会議の議事要旨の公開

令和2年（2020年）6月定例会で取り上げたところ、議事要旨が市ホームページに掲載されるようになりました。

⑱「公民連携」に係る専門部署の設置

⑲ 投票済証明書のデザインの見直し


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