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春分の日、震災の記憶を

あの日からもう3ヶ月も経っている。
輪島の実家はようやく水が出るようになったらしい。それでも壊れた住まいをなおせない、撤去も出来ないまま、仕事も再開できないままの人達が未だにたくさんいる。
それなのに炊き出しや避難所が縮小されたりしている。ボランティアも、震災直後に道路が寸断されていた時期に「渋滞で救助の妨げになるから緊急車両を優先して、民間のボランティアはまだ来ないで」とアナウンスされたのが尾を引いているのか、集まりが悪いようだ。
もう道路の復旧は当初よりかなり進み、片付けにマンパワーが必要と聞くので、どうぞ余裕と意欲のある人はお手伝いして頂けたらと思います。

こちらを始め探せば募集しているところは沢山あります。

それでもそんなに現状は段々と全国レベルでは報道されなくなり「終わったこと」とされていないか心配になってきていた、そんな中。
美しい日本の風景を独自の空気感で撮影されていてファンになりフォローしていた写真家の山田悠人さんがインスタで輪島を撮影して載せて下さっていた。
今の輪島を多くの人に見てもらえることが有難く、普段有名な人にDMなんて恐れ多くて滅多にしないのだけれど、思わずメッセージを書いた。
誠実なお返事が来て、まさかお返事頂けるとは思って居なかったのでびっくりしてしまった。
「現地で撮影、そしてボランティアをすることを家族に止められて批判的な事を言われ、自分もまだ早いのではないかと後ろめたい気持ちで撮影をしたけれど今回メッセージをいただけて救われた気持ちです」と言ってくだった。
思い切って言葉をお届けして良かった。
ありがとうございます。
山田さんのサイトはこちら👇

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